編集者:iro
魔法アカデミーに通う少女で5学年(小5)の主人公、「二ナ・エルフィード」と、ライバルの少年、「レオ・ハザード」そして、ニナの一番の親友の少女、「リリス・メルシエ」。
この三人が主役の、魔法アカデミー物語。
ぜひ読んでねええ!!
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目次
The Magic Academy of Friendship1(友情の魔法アカデミー1)
ついに10学年中、5学年にもなり勉強量も増えたな⋯
「あー!!ほうきに乗って世界中を旅したい!!!!」
そう叫んだとき、お母さんが「もう、11時よ。まだ終わってないの?」と聞いてきた。
(だって、一番苦手な防除魔法だよ⋯。もう勘弁してよー!)と心のなかで思いっきり叫んだ。
「もう明日やろっかな〜」
そうつぶやいて、私はベットにもぐりこむ。
(やっぱベットが一番!!魔法使いさんって苦労したんだな⋯)
そう思いながら眠りについた。
次の日
「えええええ!!!もう8時ーー!!!???なんで起こさなかっ———」
私は、机になんか紙がおいてあるのがかすかに見えた。
(ん?)と思いながら机においてある紙を広げてみると、こう書いてあった。
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『お寝坊さんへ。 Ⅰ
今日は、魔法中間試験・防除編」があるわよ。 Ⅰ
予習はしておいたかしら。 Ⅰ
テストの結果が悪かったら、蛙の魔法をかけます。 Ⅰ
中間試験頑張ってね。 Ⅰ
楽しみにしているわ。 Ⅰ
母』 Ⅰ
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(げっ⋯予習どころか、宿題さえも終わっていないよっ⋯)
私は蛙(かえる)の魔法がかけられる未来しか見えなかった。
私は、ほうきに乗りながら、猛スピードで魔法アカデミーに向かった。
けど私には『秘策』があった。
(今日は、ママのはやぶさの爪をいれてきたから、絶対遅刻しないはずっ!!)
そう思っていた。けどまだこの時は、はやぶさの爪の『副作用』に私は気づいていなかった。
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学校にてー
(はぁーっ!!残り1分でぎりぎり間に合ったーー!!!)
その時に、
「コツン」
と何かあたった。後ろを振り返ってみたら、
「レオ!!!」
レオ・ハザード。赤茶色の髪に、緑の目。「先祖魔法族の末裔亅だからって生意気にしている「自称」頭のいいお坊ちゃま。
「おい、アホニナ。一分で遅刻しなかったからってケラケラすんなバーカ。実際にいうと、59,48秒だがなーw」
私は、「はあ!?遅刻しなかったし、自分は早く着いたからって偉そうにしないでよ!!!てゆうか、そうゆうアンタは、私が来るまで数えてるわけ!?ただのストーカーじゃんっ!!!」て言い返した。
そしたら、レオが「数えてねーし!!俺みたいな天才様は、1秒でわかるんだよ!!」
しかも、「つーかお前頭に葉っぱついてますけどー??
焦ってたってことは、自分だって遅刻するってわかってたんだな??
今回は運が良かっただけだ!!!!よかったですねーアホニナさぁーん???」
「あとぉー」とバカにしたように、レオが言ってくる。
もう、私のなにかが(プチン)と切れた。
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「べっ⋯別にちこくしなかったんだからいいじゃんっっっっ!!!!!!
そんな言わないでよっ⋯⋯!!!もうやだっ、レオのっレオのっ!!!」と私が泣き出した瞬間、
「コホンッ!!」とゼファリス・グリーワルド先生が間に入ってきた。
「「っっっ!!!!!」」と私とレオが息をのんだ。
周りにいる生徒。騒いでいた生徒、おしゃべりしていた生徒、試験場全員の生徒が黙り込む。
ゼファリス・グリーワルド先生は、魔法アカデミーの5学年主任で、となりのクラスの担任になる「予定」だ。しかもめっっっっっっっっっっっっっちゃ怖いらしくて、「怒られて泣かない生徒はいない」と噂の鬼先生だ。
私は心の中で、(こんな先生に怒られたら、もう大号泣にきまってるよ!!!!)と思っていた。
そしたら、頭の中で、(今すぐ謝って!!怖いんでしょ!)と天使がいう。
しかし、悪魔が、(いいや、二人で怒られたほうがおもしれーだろ。それに、みんなの前で謝れるのか??)と天使に言い返す。
まーた言い合いが始まる。私が、「???」となっていると、
「ニナ・エルフィード!!話を聞いているのか!!!!亅とさっそく叱られた。
めっちゃ怖かったけど、私は一つだけ今、あのチャンスがある。
そう。あのレオの泣き顔は一度でも見てみたい。
そう思って、横を見ると「ふん」とした顔ですましていた。
その顔がすこしむかつくけど、泣かないのはすごいな。と思った。
でもその感動は、無駄だった。
だって、まだ叱ってなかったんだもん。
まず私から叱られた。「試験中に、泣きわめくと、迷惑。なのが5学年なのに、分からないのか!!!
なぜ泣いたのですか? 理由を説明しなさい。」
私は、既に泣いていたから、そんな恥ずかしくなかったけど、絶対レオは黒歴史になると思う。
理由は説明したけど、「ギロッ」て睨まれたから、体中ブルッとした。
レオはずいぶんと叱られていた。
「人をバカにしない。」とか、「しつこく言わない。」とか色々ね。
レオを見ると、涙目になりながら「はい⋯。」って言っていた。
ラッキー
先生は、私とレオに、「今日の試験は中止する。また一週間後に来るように。」だそう⋯。
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教室に戻ると、皆はまだ試験をしているからレオと二人ですごい気まずかった。
すると、レオが「クソ⋯なんで俺だけあんなに叱られなきゃいけなかったんだよ⋯!
あいつだってもっと叱られて十分だろ⋯⋯!!!」と独り言のようにつぶやいていた。
私は頭の中で、「二人でお互い謝って遊んだら?」と天使に言われた。
すると悪魔は、「大丈夫だ。謝んなくたってすぐ喧嘩するだろ。気まずいだけじゃねーか!!」と天使に言い返すように私に言った。
⋯でも、『友情が一番の魔法⋯⋯!』
私はスッと立ち上がった。
The Magic Academy of Friendship2(友情の魔法アカデミー2)
私、ニナはスッと立ち上がった。
「ライバルだから」、「気まずいから」なんて関係ない。
自分らしくやろう。
「—レオ。そのっ!⋯⋯」
「⋯」とレオは気まずそうな顔で私を見てくる。
(うわー気まずっ)
「⋯俺に言いたかったんだろ。」
コクリと私はうなずいた。
「じゃあ、せーので」
とレオが言うと、
「分かった。」と私が答えた。
「「せーのっ!!」」
「俺に謝りたかったんだろ。」「席が反対なことを。」
「「・・・・・・」」
「ああ!?普通謝るだろ!!!このくーきで!」
「あんたみたいな奴の普通は、私の普通じゃないの!!黙ってて!!!!」
「なんで俺が黙んなきゃいけないんだよ!!」
「あんたは脳が常識じゃないの!」
「それはこっちのセリフだよ!!」
しばらく言い合ってると、先生とみんなが帰ってきたので、一回私たちは黙った。
「エルフィード、ハザード、待っている間は何をしていたのか?」とゼファリス先生が聞いてきた。
「「・・・・・・」」
お互い顔を見つめ合った後、レオが
「俺——じゃなくて、僕は読書をしていました。」とレオが先生に嘘をついた。
(私と喧嘩してたくせに——!?!?)
と私が驚いていると、レオが
「エルフィードは、魔法書に落書きをして、遊んでいました。あと、僕の悪口も書いていました。」
と言ってきた。
私はとっさに、
「せっ先生!!!私は何もしていません!!教科書だってほら———」
と先生に教科書を見せると、信じられないことに表紙に落書きがしてあった。
私が呆然としていると、レオが「⋯クスクス」とこっちを見て笑ってきた。
すると先生が、
「⋯⋯ニナ・エルフィード!!!!!今すぐ魔道室に来い!!!そして———」
「「そして?」」とレオと私が言うと、
「レオ・ハザードも一緒に!!」
「えええええええ!?!?!?!?!?!?!?!?」
とレオが大声で叫んだ。
「せっ先生、さっき言ったじゃないですか!僕は読書を——」
「事情聴取だ。教室には、貴様ら二人しかいなかったからな。」
「「・・・・・・」」
「とにかく!魔道室で待っているんだな。」
と先生が去っていくと、心のなかで、
(やった!!もしかしたら、事実が分かって私は釈放されるかも!!でも釈放はいいすぎか。まあ、私は無実だと分かったら、レオがひどく叱られるはず!!!!よーしっ!いい子にして頑張ろーー!!)
そんなふうに、私がルンルンとしていたら、
「おい、魔道室に行くのになにニヤついてるんだよ、アホニナ!!」
「あっ!先生がいなくなったからって急に口悪くなってる!!サイテー!!
もしかして、先生が怖かったのー?」と私が言い返すと、
「そうゆうお前だって口悪くなってるじゃんか!!まずは自分を直してから注意しましょうねー」
とムカつく口調で言ってきた。
でも、今はそんなレオを無視をして、教室に戻り、帰りのしたくをしているとガラッと扉が開いた。
そこにいたのは、リリス・メルシエ。
その子は無口でだけど、めっちゃ美人で、入学試験の前に落とした筆箱の中身を、全部拾ってくれた優しい子。
ずっと気になっていたけど、まさかここで会うとは!!
このチャンスは逃せぬと私は、
「ねっ—ねえ、あの時拾ってくれてどうもありがとう⋯!」
とすこし焦りながら、お礼をいうと、リリスさんも、ペコペコとお辞儀をしてくれた。
その礼儀の良さと、優しさ。それにニコッって笑ってくれた、可愛らしい笑顔に完全に私は惚れてた。
すると、そばにいたレオも、
「あの⋯中間試験のときは騒いですまなかった。全てはこいつが⋯」とレオがいいかけていると、リリスさんが、紙に可愛い文字で、こう書いた。
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レオさんと、ニナさんへ。 Ⅰ
違ったら、ごめんなさい。 Ⅰ
だけど、私が見た感じだと、誰もわるくないよっ。 Ⅰ
ニナさんは遅れたのも、仕方ないと思うし、レオさんが数えたのも暇だったからだよね⋯? Ⅰ
だから私は二人で仲良くしてほしいです! Ⅰ
Ⅰ
追記 Ⅰ
レオさん、 Ⅰ
悪いのはニナさんだけじゃないよ! Ⅰ
Ⅰ
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と、ノートを破った紙で書いてくれた。
そして、私たち、三人は顔を見合わせ、
コクンとうなずきあった。
(⋯やっぱり友情は一番魔法!!)
私はそう思いながら、三人で長い廊下を歩いていった。
3に続く!!