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目次
プロローグ?
*昔々のその昔。|時雨《しぐれ》という|狐神《こしん》が丁度1000年生きた年、とある神社に後の|怜《れい》と|灯《あかり》の先祖にあたる|男巫《おとこみこ》が居た。彼は|犬神《いぬがみ》の|番《つがい》を持っていた。犬神が暴走したときも彼が事を収めたものだ。そんな子孫たちはどこで間違えてしまったのだろうか⋯。*
序章
自分は恋愛なんてしないと思っていた。ただ、あの子に会うまで。
僕は昔っから恋愛なんてしてこなかった。中3のときなんか、卒業式の後に告白したりとか、そういうのが出来るのが逆に羨ましく、感じていた。恋心を抱くとか、アノコが可愛いとか、そういうのもあまり感じられなかった。なぜかは自分でもわからない。ただ、これだけは言える。みんなには普通に見える世界が、きっと、僕にとってはキラキラして見えて、でも今はモノクロの世界ってこと。
「これだからモテないんですよ」
と、灯さんにもからかわれていた。
でも情況が変わった。
転校生が来た。僕はその子に恋をした。