1〜5分ぐらいで読める、1話で完結の短編集です!大体ちょっと暗めの恋愛系だと思う、、、
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目次
違う世界で、出逢いたかった。
好きなのに、ね
「好き」
たった二文字なのにちゃんと言えない。わかってる、わかってるってば。私なんか遊び。
タバコ吸ってる時の横顔が好きでさ、じーって見てたら、「あ、吸っちゃったからもうキスできないね」って言ってくれたの覚えてるよ。
拗ねちゃうとこも、意地悪するとこも、全部全部大好き。
貴方の言う「好き」も、「可愛い」も、全部嘘か体だけだよね。知ってる。
それでも好き。運命の人だって本気で思ってる。この先ずっとずっと一緒に居たい。
でもね、絶対無理なの。私じゃ釣り合わないの。
だって私は大人になるまであと5年。あなたはもう大人になって10年。
みんなは許してくれない、この恋。もっと違う世界で出逢いたかった。
実話、、、かもね
ダメなところ
「ねぇねぇ!」「なにしてんのー」「おーきーて!」「むー、、」
スマホを眺めて溜息をつく。最後の返信は1時間前。気付いてもらう為のメッセージは意味がなかった。内容の無いメッセージを一通、二通、、、
すぐ不安になる私。常に誰か居ないと消えちゃいそうで、、、
加工しまくった自撮り写真に #いいねで個チャ なんてつけちゃってさ。
いいねやコメント、フォローの通知が止まらない。DMでは「可愛い」だとか「よかったら話しませんか」とか、、、いっぱいきてんの。
あ〜幸せ
、、、なはずなのに。
満たされない。あの人じゃないと。
どうでもいい100件の通知より、貴方の1件が欲しいの。
まだかな。お返事。
嘘
どうでもいい奴らには嘘をつく。
「えー!!あんな嬉しいー!」
嘘。私の名前、あんなじゃない。
「○○さんかっこいー!!惚れちゃいそー笑」
嘘。誰だよお前。気持ち悪い。
「今日ほんっとに楽しかったー!」
嘘。私の時間を無駄にしやがって。
でも最近は大好きな彼にも嘘をついてしまう。
「ばーか。何言ってんの笑笑」
嘘。ほんとは嬉しいのに。
「もう眠いしおやすみー」
嘘。眠くなんかないよまだ話してたい。
「ねぇ。好き。」
これだけ本当。
小指の糸、そして薬指の幸せ。
お願いだから、もう赤い糸を切らないで。
君が切るたびに、私は結びなおして、結びなおして、、、小指に巻き付いてる糸はぼろぼろになってるの。ちょっと引っ張ったらほつれそうで、バラバラになりそうで、、、
でもね、糸を結ぶとね、糸はまた短くなるの。短くなって、短くなって、、、、だんだん私たちの距離も縮まって。
今日、君は私の隣にいる。純白ドレスにたった一本の赤い糸。あの時、沢山切って、沢山結んでなければ、今、この瞬間は訪れなかったよ。
小指の糸と、薬指の指輪。君とお揃い、だね。
喧嘩して、仲直りして、また好きになればいいんじゃない?
順番
「子供扱いしないでよーっ!」
休み時間、友達に好きな人の愚痴を聞いてもらう。窓際の席は風が涼しくて、セーラー服が揺れる。
「あきらか好きってわかるよーなことしてんじゃんー!!はぁ、、、絶対無理なのかな、、」
「めぐなら大丈夫っしょ笑ほんとーはもうその人惚れてるんじゃないのー?」
「そうだといいんだけどね、、、うん、私、もう一回話しかけてみる!」
勢いよく席を立ち、彼の場所へ向かう。
、、、職員室へ。
「せーんせっ、ノート出しに来たよ~」
「ここでは敬語を使いなさいって、、、はぁ。」
彼、、、先生は私のノートを取り、確認する。少しめんどくさそうな態度も愛おしい。あー、今、先生の目には私しか写ってない。私たちだけの空間。ふふ、幸せ。
そういえば先生、指輪最近外してるなぁ、、、あ。そっか。もう奥さんいないもんね。
これで私の番だね。あはは!
あ!スコップ片付けなきゃ。