短編集!!
地雷
特にない,と思う.
しらんけど(
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目次
愛毒症の君へ. 🌸📢 1.
愛毒症の設定が好きすぎてパロりました(
ところどころオリジナル設定入れてます(
さいごにせっていはだします ☆
📢「失礼します.」
近年,若者を中心に大流行している「愛毒症」.
その初期症状のような症状が見られて俺は最近いつも行っていた病院へと足を運ぶ.
がらがら,と扉を開けると.
そこには俺が恋していると思われる一人の先生が座って待っていた.
🌸「んは,聞いてるよ,愛毒症だって?📢くんが恋,ねぇ…笑」
そう言いふわりと笑う.
あぁ,この笑顔好きだなぁ,俺だけのものにしたい.
等と独占欲を丸出しの思考を頭に浮かべながら🌸先生のほうを見る.
一瞬目が合った.
どき,
比喩じゃなく本当に音を立ててなった俺の心臓.
俺はあまりの恥ずかしさに顔をそむける.
🌸「で?聞いてるけどまだ初期症状なんだって?」
📢「そう,です.」
ん~,と少し考えるようなしぐさをする🌸先生.
全部俺だけのものにならないかなぁ,と思いながら平静を装って真正面からは恥ずかしすぎてみれないので,
横目で🌸先生の綺麗な桃色の瞳を見つめる.
🌸「じゃ,薬出しとくね.愛毒症.最近流行ってるから俺も調べたんだけど,直すことはできないらしいよ,現段階じゃ.だからこれ以上症状を進めなくするための薬,って感じかな.」
そう言いながら処方箋をすらすらと書き始める.
目の前にパソコンがあるのに.
ここの病院だけはなぜかパソコンではなく手書きで処方箋をかく.
そこがすごく謎だ.
はい,できた.
そう言いながら俺に処方箋を手渡してくる.
その瞬間一瞬だけ手が触れて.
俺ははじかれたように手を引いた.
逃げるように,だけどしっかり挨拶は忘れず.
📢「失礼しましたっ,」
入ってきた時より落ち着きはなかったが.
しっかりと挨拶をしてから部屋を出た.
薬局は病院の帰り道にある.
いつもの薬局に寄って,
いつものように処方箋を渡して,
いつも座っているソファに座り,
いつものようにぼーっとしながら呼ばれるのを待った.
いやぁ今日も🌸先生かっこよかったな,
とか.
次会えるのいつだっけ.
とか.
そんなことを思っていた.
「📢様~,お薬のご用意が出来ました.」
なんて声で現実に引き戻され,
もう少しだけ考えていたかったな,
なんていう煩悩を捨て払い,
薬だけ受け取って帰った.
「Love Potion」
という薬らしい.
初めて見たが🌸先生がくれたものだ.
きっと効くだろうな.
それに効かないほうが頻繁に病院に行けるし.
俺は一応未成年だから病院代もタダ.
今のうちにいっぱいその権利を使って🌸先生に会っておかないと.
将来自分の金で行くってなった時に生活もできなくなっちゃう.
今のうちに🌸先生を充電しよう.
明日…,はさすがに速いか.
次いつ行こうかなぁ.
🌸先生のことを考えていると遠い薬局から家までの道のりも,
なんだか短く感じた.
---
家に帰りどさりともらった薬を机の上に置く.
お母さんは夜遅くまで仕事だしお父さんは出張.
家には俺一人.
どうしようかな,と考えながら🌸先生からもらった薬を手に取る.
不思議な薬,
と.
そう思った.
聞いたこともない薬だった.
見たところ朝起きてすぐ,朝ごはん食べてすぐ,十時頃,お昼ご飯食べてすぐ,おやつの時間ごろ,夜ご飯食べてすぐ,夜寝る前,
計七回,
二錠ずつ飲むらしい.
だから一週間分のはずなのにこんなにいっぱいあるのか,
なんて思いながら時計を見る.
三時.
そろそろおやつの頃合いだな,ちょうどいい,
と思いながら冷蔵庫からアイスを取り出す.
どろどろ溶けるアイスを必死になって食べた後早速水を用意した.
Love Potion
という薬を二錠手に取り一気に口の中に放り投げる.
おいしくはなかった.
まずくもないが.
水で一気に二錠流し込んで
ふぅ,
と一息.
口の中にまだLove Potionの甘いような,苦いような,不思議な味が残っていた.
それから数日.
俺はもうほぼODのような生活を送っていた.
一日七回,
一回二錠の薬.
つまり一日十四錠のLove Potionを飲んでいることになる.
そろそろ検診の頃合いだなぁ,
なんて思いながら夜寝る前の二錠を流し込んで眠りについた.
---
いよいよやってきた検診の日.
朝の薬を流し込んで朝ごはんという名のヨーグルトも流し込む.
野菜取っておかなくちゃなぁ,
なんて思い,冷蔵庫に入っていた野菜ジュースを手に取る.
その野菜ジュースで朝ご飯後の薬を流し込み,家を出る支度をする.
---
📢「失礼します.」
また前のように挨拶をしながらがらがらとドアを開ける。
久しぶりに会う🌸先生.
久しぶりに会うとやっぱり愛が破裂しそう.
🌸「お,📢くんじゃん,で?どう?あの薬.」
そう問われ,
ここ最近のことを思い出す.
🌸先生のことを考える頻度.
……増えた.
🌸先生に会いたくなって病院に凸ろうかと思った回数.
……今までは思ったことなかったのに最近思い始めた.
これって酷くなってるのでは?
そう思い,素直に口にする.
🌸「あ~,そしたら次はもうちょっと強めの薬出すね.Love Potionは継続して飲んでもらって新たな薬足そっか.」
そう言いながらさらさらと処方箋をかき始める.
その横顔を見つめて,
綺麗.
等と思いながら書き終えるのを待つ.
ようやく書き終えたらしくまた
はい,書けた.
と手渡しされる.
また指先が触れ,
また俺ははじかれるように立ち上がり,
逃げるように病室を出た.
📢「失礼しますっ,」
今回も挨拶は忘れずに.
---
また薬局に行き薬をもらった.
家に帰りどさりと置く.
一週間分なのに二つもあるから大量だ.
Love Potion
これは前回からあった薬.
正直もう服用時間も覚えたので詳しい説明は見なかった.
Love Poison
これが今回貰った新しい薬.
これは頻度ががくっと増えて
一時間に一回飲まなくてはいけないらしい.
しかも一回三錠.
流石に多すぎないか,
と思ったが🌸先生だ.
🌸先生なら大丈夫だろう,
そう思いながらLove PotionとLove Poisonをそれぞれ,
二錠と三錠を水で流す.
一時間後かぁ,めんどくさいなぁ,
と思いながら次🌸先生に会える日をカレンダーに書き込み始めた.
---
薬を飲み始めて数日.
まだ検診ではない.
分かっている,分かっているがどうしても🌸先生に会いたい.
ということで適当な理由を付けて会いに行くことに.
🌸先生は精神科の先生なのでとりあえずカッターで手首を切った.
リストカットって知ったらさすがに精神科だろう.
---
ぐさり,
と切って,
お母さんに見えるように生活をした.
そんな生活をしているとお母さんが気付いてくれた.
「いつも行ってる🌸先生のところ行ってきなさい.」
と言われ,
🌸先生に会える期待を胸に俺は玄関を出た.
---
📢「失礼します.」
ここ最近,何回言ったか分からないその言葉を言ってから扉を開ける.
🌸「📢くん,二日ぶりだっけ?聞いてるよ~,リスカでしょ?何でしたのさ.📢くん可愛いんだから.その可愛い顔?いや顔でもないか.まぁ可愛い体に傷つけちゃだめでしょ.」
可愛い,
の連呼.
俺は顔が熱くなるのを自覚しながら,
少しだけ俯く.
📢「色々,あって,」
でもそんな嘘は🌸先生の前では無意味で.
🌸「俺に会いたかった,とか?」
そう言われて,
どきり,
と音を立ててなる俺の心臓.
🌸先生にも聞こえてるんじゃないかってくらい,
大きな音で.
🌸「いやぁ,じゃあ結構進んでるのかぁ,愛毒症.」
そう言いながら処方箋を書き進める.
🌸「一応リスカしたから来た,ってことになってるから精神安定剤と鬱の時に飲む抗鬱剤だけ出しておくね.」
そう言いながら処方箋を俺に手渡す.
前よりもずっと長い時間指先が触れて.
俺は…
多分挨拶も忘れていたと思う.
逃げるように診察室から出た.
長くなりそうなのでいったん切ります,
ファンレター待ってるよ~(