私は日向莉奈。プロセカが大好きで数学と英語が大の苦手な高校2年生。
そんな私は信号無視の車に撥ねられて…死んだはずだった。
気が付いた時いたのはプロセカの推し達がいる世界だった!?
驚いたのも束の間、クラスメイトには小豆沢こはねちゃんや星乃一歌ちゃんたちがいて…?
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目次
《第1話》目覚めた世界。
私は|日向莉奈《ひなたりな》。
プロジェクトセカイ(通称プロセカ)が大好きで特にvividBADSQUADっていうユニットが大好きな高校2年生。
そして、今日は最悪なことに数学のテストがある。
莉奈「もう無理わかんない用紙見なくてもわかる。赤点確定だ終わった」
母「あんたそんなこと言ってないで朝食食べなさい」
莉奈「はーい」
〜朝ごはん食べ中〜
莉奈「行ってきまーす!」
それにしてもどうしようか…テストは赤点覚悟で受けるとして…でも赤点だとお母さんにスマホ没収されてビビバスの歌聴けなくなるしな…
そう考えていた私は向かってくる信号無視の車に気付けなかった。
---
彰音「っ!」
次に目覚めた時、見えたのは知らない街並み。知らない部屋の天井だった。
彰音「どうなってるの…?私、車に轢かれて…それで…」
ドンドンドンッ
母「彰音!早く起きなさい!遅刻するわよ!」
彰音「っ⁉︎びっくりした…って誰⁉︎私、彰音…?って人じゃないです!日向莉奈ですよ⁉︎」
母「何寝ぼけたこと言ってるのよ、顔洗ってらっしゃい」
鏡を見た私は驚いた。だってそこに写ったのは私じゃない誰かの顔だったから。
茶髪にクリーム色のインナーカラー、琥珀色の瞳。
そして今の私の名前は彰音らしい。ここから考えられることは…
私は車に轢かれて、どこかの世界に転生したってことになる。
母「彰音、早く制服に着替えてきなさい!」
彰音「は、はい…!」
そして私の部屋らしいところに戻ってきた。
彰音「制服って言ってもどこの学校なんだろう…?」
とりあえず私はクローゼットらしいところを開けた。そこにあったのは…
彰音「え⁉︎これって…宮女の制服⁉︎」
宮益坂女子学園(通称宮女)。プロセカの世界にある高校なんだけど…
彰音「私、宮女に通ってるの⁉︎ってことはここプロセカの世界線⁉︎」
私は自分の個人情報が載ってそうなものを片っ端から探した。そして見つけたのは生徒証。
|朝雲彰音《あさくもあきね》
学校名:宮益坂女学園 学年:2-A
生年月日:11月2日 年齢:16歳
住所:〜〜〜〜〜
これを見るに私の名前は朝雲彰音で宮女に通う高校2年生らしい。
とりあえず宮女の制服に着替えて家を出た。
《第2話》推しが天使だ。
不思議なことに宮女までの道のりは脳内が記憶してるのかわかるんだよなぁ…
彰音「不思議だ…」
??「なにが不思議なの?」
彰音「っ!」
聞き間違えるはずがない。この声のトーン、柔らかさ…
彰音「こはねちゃん⁉︎」
こはね「おはよう、彰音ちゃん!」
彰音「お、おはよう…?」
待って待って待って待って聞いてないよこはねちゃんがいるなんて可愛い天使?
??「あ、彰音、こはねちゃん」
??「おはよう」
こはね「あ!一歌ちゃんと穂波ちゃん!」
彰音「え?」
いっちゃんとほなちゃん…?
おっけ理解したわ。ここはプロセカの世界でプロセカの推し達がいるってわけね。とりあえずいつも通りの呼び方で読んでみよう。
彰音「一歌と穂波おはよう!」
一歌「おはよ、彰音」
穂波「おはよう彰音ちゃん」
??「あー!いっちゃん!ほなちゃん!」
一歌「咲希!」
穂波「咲希ちゃんおはよう」
こはね「咲希ちゃんおはよう!」
咲希「こはねちゃんおはよう!あっちゃんも!」
あっちゃん…?あ、私のことか
彰音「おはよう咲希」
??「みんなー!こんにちわんだほーい!」
彰音、こはね、一歌、穂波、咲希「わぁ!」
咲希「えむちゃん⁉︎」
一歌「鳳さん…⁉︎」
穂波「おはようえむちゃん」
こはね「え、えむちゃん!」
彰音「えむ!急に飛びつくのはダメ!」
えむ「なんで〜ねね、彰音ちゃん!こんにちわんだほーい!」
彰音「はいはい、こんにちわんだほーい」
??「何やってるの一歌たち。HR始まるよ?」
咲希「しほちゃん!」
こはね「もうこんな時間…そろそろ教室行こっか」
一歌「そうだね」
ふぅ、疲れた。それにしてもみんな天使だ。可愛い。
??「大変!遅刻しちゃう!みのり、急いで!」
??「急いでるよぉ〜待ってぇ遥ちゃーん!」
あれはもしかして…!
こはね「みのりちゃん!遥ちゃん!」
みのり「みんな⁉︎もう授業始まっちゃうよぉ〜!急ごう!」
遥「先生に怒られちゃうよ」
咲希「でもまだ後10分あるよ?」
みのり「昨日放送で言ってたでしょ?今日は5分巻きで授業なの!」
一歌「そういえば…」
志歩「そんなこと…」
穂波「言ってたような…?」
みのり「とりあえず急げー!」
ということでめちゃくちゃ教室まで走った。
適応能力が高い朝雲彰音さん…
《第3話》お昼ご飯とセンパイたち。
穂波「やっと午前の授業おわったね」
一歌「はぁ〜焼きそばパン買ってこよ。穂波は?」
穂波「アップルパイ持ってきたし中庭に咲希ちゃんと志歩ちゃん呼ぼうか」
一歌「わかった」
一歌、やっぱり焼きそばパンが好きなんだなぁ…焼きそばパンセンパイって呼ばれるのもわかる…
そうだお昼ご飯何食べよう…
こはね「彰音ちゃん…!一緒にご飯食べよ?」
彰音「…!いいよ。どこで食べる?」
こはね「屋上とかどうかな?」
彰音「私購買よってもいい?」
こはね「いいよ!じゃあ行こっか」
〜移動中&買い物中〜
こはね「いい天気だねぇ」
彰音「さ、ご飯食べよう」
本日のメニュー。
サンドイッチ、自販機で買ったオレンジジュース。以上!
こはね「彰音ちゃん、それで足りるの…?」
彰音「足りるよ。大丈夫」
??「雫のお弁当、今日も美味しそうだね」
??「あら〜愛莉ちゃんのお弁当も美味しそうだわ」
あそこにいるのってもしかしなくても…!
彰音「愛莉センパイ!雫センパイ!」
愛莉「ラブリー、フェアリー、愛莉ー!桃井愛莉だよ!」
雫「元気ねぇ愛莉ちゃん」
彰音「お昼、一緒に食べませんか?」
愛莉「彰音、そんだけで足りるの?」
雫「少ない気もするけど…」
??「あれ?日野森さんと桃井さん、それに…」
雫「あら?朝比奈さん」
愛莉「やっほ!朝比奈さん!」
まふゆ「こんにちは。みんなでお昼ご飯?」
こはね「朝比奈先輩も一緒にどうですか?」
やばい、まふゆの優等生スマイルを目の前で見られるだなんて…!
嘘でも可愛い。やばい。ていうかみんな美少女すぎる。
〜少女たちお昼ご飯中〜
愛莉「じゃあね〜」
雫「またお昼、一緒に食べましょうね」
まふゆ「失礼します」
彰音「ありがとうございます。それでは」
こはね「楽しかったね。みんなでお昼ご飯」
彰音「今度はみのりちゃんと遥ちゃんも誘おっか」
こはね「そうだね」
彰音「……戻ろっか」
そうして、私はこはねちゃんと午後の授業へ向かった。
彰音「こはね、先に行ってて。ちょっとお手洗い行ってくる」
こはね「わかった」
彰音「はぁ…スマホスマホ…あれ?メモ帳…?」
そう、メモ帳が入っていた。私が入った個室トイレに。
私のいたずら心が働いたのかそのメモ帳を開いてしまった。
4月12日
今日もWEEKEND GARAGEに行った。もちろん頼んだのは砂糖ミルク多めのコーヒー。杏と彰人に笑われたけど別にいいもんね。これが私だもの。
4月13日
今日はこはね達の出ているイベントを見に行った。私もあんな風に堂々と歌えるようになりたい!また杏達に練習付き合ってもらおう。
4月14日
今日、|桐里咲歌《きりさとさきか》っていう歌がすごく上手な子に会って、一緒に歌った。また一緒に歌いたいなぁ。
彰音「……桐里咲歌?」
誰?そう思った瞬間に予鈴がなった。
彰音「いけない、遅れちゃう!」
そうして私はメモ帳を持って教室へ向かった。
5月2日
今日はこはねちゃんとフェニックスワンダーランドに行ってショーを見た。えむちゃんと咲希ちゃんのお兄さん、司さんの演技がとても上手で、草薙寧々さんの歌声、神代類さんの演出…こはねちゃんの熱弁はすごくて圧倒されたけど。今度は杏と彰人、冬弥、咲歌も連れてみんなで来たいな。
《第4話》私の知らない私の放課後。
彰音「やぁっと、やぁっと午後の授業終わったよぉ〜」
こはね「疲れたねぇ〜」
穂波「帰ろっか」
一歌「じゃあこはねちゃん、彰音、また明日」
彰音「じゃあね〜」
1日が長い…色々あったしなぁ推しに会ったり推しとご飯食べたり推しと話したり…
こはね「じゃあ行こっか」
彰音「…うん」
〜少女移動中〜
こはね「何してるの?こっちだよ彰音ちゃん」
彰音「え?」
朝は右からじゃなくて左から来てたんだけど…なんでだろう?
こはね「彰音ちゃん早く行こう?ビビットストリートに」
彰音「へ?」
ビビットストリートってあのビビットストリート?っていうかそれなら先に言ってよこはねぇ
〜少女移動中Part2〜
ついた…ビビットストリート…そしてここが…!
彰音「WEEKEND GARAGE…?」
こはね「どうしたの彰音ちゃん、中に入ろう?」
彰音「あ、うん」
??「いらっしゃい!こはね、彰音!」
??「こはね、彰音、やっときたか」
??「遅かったな。小豆沢、朝雲」
こはね「ごめんね。青柳くん、東雲くん」
彰音「ごめんって」
やばい。生彰人イケメンすぎる。尊い尊い尊い尊い尊い尊い…幸せすぎる。
説明しよう!私(前日向莉奈)は東雲彰人が一推しなのである!
杏「こはねたち、いつものでいい?他の何飲む?」
こはね「うん、ありがとう」
彰音「いいよ」
さっきの日記帳に書いてあったこと。私はいつも砂糖ミルク多めのコーヒーを飲むらしい。
そしていつもここでビビバスのメンバーと桐里咲歌っていう子と一緒に歌を歌ったり、路上で歌バトルをするらしい。
杏「はい、どうぞ!」
こはね「杏ちゃんありがとう」
彰音「ありがとう、杏」
日記帳を読んで知ったこと。まるでこうなることをわかっていたように。プロセカの登場人物全員分の名前が載っていた。一人一人、確実に1日1日の日記に名前が書いてあった。
彰人「それにしても遅いな…あ、ニンジン…」
こはね「東雲くん、何食べてるの?」
彰人「ハンバーグ。冬弥、ニンジン食ってくれよ」
冬弥「ニンジンが入っているのはわかっていただろう。自分で食べろ」
彰人「えぇ…」
わかったことその2。私、朝雲彰音と彼、東雲彰人は不仲でありライバルだ。日記帳での彰人に関することはバトルで負けたなら悔し涙。イベントではその様子を意気揚々と語り、3日に一度は彰人…vividBADSQUADに関することだった。その点を考えると良き友兼ライバルというところだろう。
彰音「彰人ニンジン食べれないのぉ〜?」
彰人「あ"?彰音ちゃん何が苦手なんだっけ?」
彰音「…ピーマン……」
彰人「ピーマン食べれないのぉ〜?」
彰音「は?」
こはね「二人とも落ち着いて〜」
冬弥「そういえば桐里は?」
彰音「…知らね。杏、なんか聞いてねえの?」
杏「メール来たよ。ちょっと遅れるって」
こはね「そっかぁ…生徒会が長引いてるのかな?」
日記帳を読んで不思議なこと。桐里咲歌の存在。話によると彼女は神山高校(神高)の生徒で生徒会所属。
歌がうまくて放課後は私たちと一緒に歌を歌っているっていうことだけ。
??「ごめーん!遅くなっちゃった」
彰人「遅いぞ桐里」
咲歌「うるさいよ東雲」
謙「杏、もう上がっていいぞ」
杏「父さん!わかった、ありがとう!」
この人が桐里咲歌…。なんか思っていたよりもギャル?っていうか杏と似た雰囲気を感じる。
咲歌「あ、彰音もごめんね!待たせちゃったよね」
彰音「ううん。大丈夫!」
日記帳を読んでわかったことその3。私、朝雲彰音は彼女、桐里咲歌と|Cygnus・bouquet《シグナス・ブーケ》というユニット名で活動しているということ。意外と名の知れたグループらしく、よくイベントにも出ているらしい。
6月4日
咲歌とユニットを組むことになった。名前はCygnus・bouquet。シグナス・ブーケって読むらしい。
私にはネーミングセンス?がないらしく名前は咲歌が全部決めた。っていうか拒否権なかったけど。
これからは二人で力を合わせてやっていきたい。もちろん壁は多いだろうけど。