編集者:宝箱
読み方
1話ずつ表示します。
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
28歳の未練なしで死んだ俺、異世界最強を目指す プロローグ
未練? あるわけないだろ。だから俺は、『最強』だけを追い求める
たった28年の人生に、未練はなかった。
規則的に鳴り響く心電図のビープ音だけが、俺がまだ生きていることを証明していた。
「不治の病」
そんな悲劇のヒロインみたいな肩書きが俺の人生の終着点だった。
宣告された時はそれなりに絶望して、神とやらを呪い殺してやろうとも思った。
けど、人間は死が近づくと驚くほどに感情が平坦になるものらしい。
恋愛したりとか、遊んだりとか、
そういうのをしたかったわけでもない。
けど…。
28年。
短いようで長い人生だった。
依夜「お疲れ様…俺…」
誰にも聞こえないその声を、最後の吐息に乗せた。
そして目を閉じた。
_____________________
28歳の未練なしで死んだ俺、異世界最強を目指す 第一話
未練? あるわけないだろ。だから俺は、『最強』だけを追い求める
ん…?
レンガの壁…?
どこだここ…。
早く起き上がってどこなのか確認しないと…。
俺は外に出るためにドアを開けた。
そして目の前に広がったのは…。
依夜「おおおおおおおぉぉぉぉ!すげええええええっ!」
大きな時計台、城、レンガと木でできた建物ッ…!
……………ってこれ…。
依夜「異世界かよおおおおおおおお!!!!!!!!!」
俺が叫んだ瞬間、みんなの視線は俺に集まった。
くそ…どうなってるんだ…?
俺はさっき死んで…。
俺は混乱していた。
だって死んで何故か目が覚めて見知らぬ場所に飛ばされたんだ。そりゃあ混乱するわ。
これはラノベとかでよく見る異世界転生みたいなやつなのか…?
だとしたらちょっとやばくないか…?
依夜「けど、ここで焦ってても何もならない…とりあえずこの街を探索してみよう」
_____________________
ナイトメア帝国の会議にて
???「…これが時空の歪みによって、「ジュエルス王国」に現れた特異点だ。そして…」
報告を行ったのは幹部、バルザック
ゴールド「ただの迷い人か?みたところ魔力も装備も皆無。我が帝国の脅威になるとは思えんが」
バルザック「しかし、この者から出ているエネルギー量が最大値を上回っている」
ゴールド「なにっ!?こいつがそこまで強いわけないだろう!俺は認めないぞ!」
バルザック「落ち着けゴールド。彼自身の意識はまだ覚醒していない。つまり己の力に気づいていないよう
だ」
ゴールド「だが…!」
そこに口を挟んだのは、魔王アルファだ。
アルファ「そうよゴールド。それに、覚醒する前に倒してしまえばいいのだから」
するとアルファは空間転移(テレポート)で消えた。
バルザック「あいつは本当にマイペースだな…」
ゴールド「…俺も失礼させてもらうよ」
______________________
依夜「結構大きい街なんだな…」
ジュエルス王国
この国の名前らしい。
結構発展した街なんだけど…。
でも、ここで暮らしていくってなると不安がかなり多い。
特に転生時に10000マネーしかもらえなかったこと。
あまりにも貧相すぎる。
依夜「寝床どうすっかなぁ」
28歳の未練なしで死んだ俺、異世界最強を目指す 第二話
未練? あるわけないだろ。だから俺は、『最強』だけを追い求める
今回は依夜が元最強勇者に特訓してもらう回です。
街を探し回った結果、一泊500マネーで泊まれる格安のホテルを見つけた。
俺は500マネーを支払って部屋に入った。
依夜「ビジネスホテルっぽい感じのホテルだな」
ここをしばらく拠点にすることになった。
依夜「そういえばここって異世界なんだよね?ならステータスとか見れるのかな」
すると目の前に大きなホログラムモニターが現れた。
『ステータス』
体力 100
攻撃 50
耐久 60
『スキル』
パンチ
キック
回避
『所持金』
9500マネー
『ランク』
Hランク
依夜「明らかに異世界にきてすぐのステータスだな」
俺はステータスを眺め続けた。
依夜「やっぱりランクとかもあるのか…」
俺はベットに腰をかけた。
依夜「スキルは『パンチ』と『キック』と『回避』だけか…これじゃゴブリン1匹倒せるかどうか…」
するとモニターの広告に一枚の写真が映る。
『元最強勇者が特訓屋をオープン 1時間1000マネー』
俺はこの広告を見て閃いた。
依夜「そうだ!ここで金が底をつくまで特訓して、強くなったら魔物退治で金を稼ごう!」
えっと…1時間1000マネーで、所持金が9500円だから…
9時間も特訓できる!
依夜「そうと決まれば今すぐに出発だ!」
俺はすぐにホテルを出た。
_____________________
依夜「元最強勇者の特訓屋…!ここだ!」
見た目は完全に道場みたいな感じ。
俺は道場?のドアを開けた。
そこに立っていたのは、刀を持った、小柄で、紫の短髪の…
可愛い女の子!
依夜「あの〜すいませ〜ん」
???「1時間1000マネー、先払いだけどどうする?」
依夜「えっ、あ…一2時間お願いします!」
俺は2000マネーを払った。
???「じゃあその剣の中から一本選んで」
目の前に机に並んだのは7つの剣だった。
剣を一つずつ見て回った。
どれも同じような見た目だけど、全部能力が違うらしい。
それと選んだものはもらえると女の子が言っていた。
結果、俺は氷剣を選んだ。
俺が剣を握ると剣に冷気があらわれた。
依夜「ふっ…あれが最強勇者だって?ただの子供じゃないか…」
???「早くかかってきなさいよ」
ふっ、ボコボコにしてやるぜ…!
俺は剣を構えて女の子に飛びかかった。
ヒュンッ…
しかし女の子は目の前で消えた。
依夜「えっ…あの子どこに…!」
俺はすぐに辺りを見渡した。
…どこにもいない。
???「後ろだよ…!」
ガンッ!
俺はその場に倒れた。
_____________________
俺がぶっ倒れて目が覚めた後。
休憩中、俺は女の子に名前を聞いてみた。
依夜「あの…君の名前は…?」
花蓮「私の名前は白崎花蓮。元Sランク最強勇者」
やっぱり…でもなんでこんな小柄な子供が元最強勇者…?
依夜「君の年齢は…?」
花蓮「29歳」
年上だったああっ!
花蓮「私の血には、数千年生きると言われている亜人の血が混じってるの。だからその分、成長が遅れてるの」
依夜「やっぱりこの世界には亜人とかいるのか…」
この子も色々と大変そうだな…
依夜「よし!もう一回だ!」
次回の投稿は明後日くらいになりそうです
なので今日と明日はナイトメア帝国の日常編を公開します
28歳の未練なしで死んだ俺、異世界最強を目指す 外伝 ナイトメア帝国の日常 第一話
ナイトメア帝国の日常です。
視点はナイトメア視点
アルファ「ナイトメア様〜//私最近疲れてるの〜♡」
ナイトメア「…急にどうしたおかしくなったか?」
アルファ「だから〜回復したいなーって//」
ナイトメア「回復薬ならそこにあるぞ」
アルファ「そういうことじゃない!察し悪すぎ!つまり私と(自主規制)しろってことだよ!」
ナイトメア「!?」
こいつ雇うのやめようかな…
ゴールド「ナイトメア様。最近月間資金が足りてません」
ナイトメア「ほう…金の振り当てはどうなっている」
ゴールド「えっと、月間総資金が2億でまず2000万が我が帝国の発展費用。」
ほうほう…
ゴールド「で、8000万が武器や回復薬の費用」
はい…
ゴールド「さらに5000万が食料。うち最近軍のメンバーが増えてるのでそれくらい行っちゃってます」
うーん…
ゴールド「そして残りが私の貯金に…」
なるほどね…
こいつもクビにするべきかもな。