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目次
詩「貴方の事が嫌いなの」
「貴方は楽しそうに話しかけてくれる
こんな事があったよって教えてくれる
だから私も、楽しそうに話を聞く
そんな事があったんだねって相槌をうつ
だけどね、私は貴方の事が嫌いなの
私の事を知ったフリして何も知らない
貴方の事が嫌いなの
知らなかったでしょう?だってあんなに話しているんだから、あんなに笑っているのだから
信じてたんでしょう?でも本当は違うの
貴方の事を友達だなんて、思ってないんだよ。
だけど、離れる事なんて出来ないんだ、
だって楽しそうに話して、
笑って、
求めてくれるのは
貴方だけだから。」
詩「回り道」
どうせなら回り道しよう
帰って意味がないのなら
帰って辛くなるのなら、
なるべく遠くへ回り道をしよう
今は、せめて、今だけは
一人の時間が欲しいんだ
また問い詰められるのはごめんだ
また怒られるのは絶対にごめんだ
だけど帰らなければいけない
帰らなければ、帰らなければいけない
だからせめて回り道をする
その時を少しでも先延ばしにするように
先延ばしに、できるように
詩 「再会」
やっと会える
また会える
ずっと時計は止まっていた
やっと時計は動き出した
ずっと空っぽのままだった
やっと自分が自分でいれる
ここには、
自分にとっての幸せが
青春が
温もりが
居場所が
全てが、ある
ずっと息苦しかった
やっとのびのび息ができる
ここにだけあるんだ、
僕の、
生きる意味が。
詩「自分の中の僕と俺」
なんでなの
もうやめて
終わらないの?この悪夢
早く終わって、この悪夢
どうしていつもこうするの
どうしてすぐに疑うの
どうして僕を問い詰めるの
もういやだ
もういやだ
いつもこうだ
僕がもっと強ければ
少しはマシになったのかな
…!
なんでだよ
もうやめろ
怒らせちゃったね この俺を
終わらせてやるよ この糞が。
やっと思いだした この感情
どうして忘れていた この感情
この感情の名前は怒り
残念だったね お前らは
運が悪かったね お前らは
俺がもっと弱ければ
助かったかも、しれないねぇ?
詩「夏は抜け殻」
何もなかった
甘くてとろける ひんやりアイス
突然落ちて、床に溶ける
涼しく揺れて きらめく風鈴
突然落ちて、割れて刺さる
夏は抜け殻
何もなかった
夏の思い出は夢の中
アイスや風鈴
お祭り騒ぎ
暑い日差しも
夢の中
ぜんぶ
ぜーんぶ
夢の中
ふかい
ふかーい
夢の中。
詩「スマホ依存の劣等生」
暗い迷路を照らすのは
長方形の青白い光
暗いリアルから逃げるには
明るく輝くここしかない
こんなにどうしようもないような
僕を救ってくれるのはここだ
いいねフォローで温まる心
満たされていく承認欲求
認めてくれる温かい人達
温もり感じる僕の心
今の無敵の僕ならば
どんな事でもできる気がする
何もかもを失った
長方形が手元にない
抜け殻となったこの僕は
一体どう生きていく?
最底辺で不適合な
自分にできる事はない
自分が何を頑張ったって
最終的には落ちこぼれ
自分が何を頑張ったって
認めてくれる人はいない
僕には何も残ってなかった。
詩「過去に生きる」
私は過去に生きるんだ。
もう戻れないあの時を、
後ろを向いて生きるんだ。
未来の事など分からない。
昔の事は、知っている。
またねと交わしたその日から、
一体どれだけ経ったのか?
楽しく過ごしたあの日から、
一体どれだけ経ったのか?
時は止まらない。
だからこそ。
振り返って、生きるんだ。
思い出抱いて生きるんだ。
どんな未来が、
待とうとも。
詩「ゲームオーバー」
早く歩けよ
早歩き
バレないように 見えないように
早く歩けよ
早歩き
背中は絶対見せないように
姿は絶対見えないように
振り向かれたならゲームオーバー
背中見せたならゲームオーバー
早く歩けよ
早歩き
絶対音は立てないように
絶対遅くならないように
早く動かせ
二本足
早く歩けよ
早く動かせ
早歩き
早歩き
早歩き
早歩き
光るカメラは映した、
彼のタイムオーバー。