編集者:ななし01
ホワイトの死によって引き裂かれた親友たちのお話。
親友たちの関係がどんな感じなのかは想像と解釈におまかせ。
健全的でも、腐でも、激重感情であっても。
世界観はrobloxやMaincraftに近い。
性別は男より…?でも無性別っぽいな。
ホワイトの死亡により、親友たちは人々に失望し、狂気に陥り、そして封印されます。すべての元凶は、マリーツィアという組織であり、その主です。しかし、実行したホワイトの側近であるカルネの罪が軽くなることも、またありません。
ホワイトたちは世界で最初にうまれた(発生した)四人組(プラスα)です。
冒険時代、嵐で、洞窟の中に入ったときに、あの台座に置かれていたキューブに触った時。
アドミン権限を手に入れ、アドミンとなった。副次的にエラーグリッジも実体を得て、親友たちの仲間入りとなった。最初のころは楽しかったアドミン時代。
しかししだいに人々は傲慢になり、アドミンたちは疲弊。(というかレガ・ブルク・アスール・エラーグリッジが人に嫌気がさしてきた。)それでもホワイトが外敵を倒すという役割以外にも、親友たちの相談にのったりたのしませたりしていたので、かろうじて均衡が保たれていた。そしてそれは、カルネという側近の裏切りによるホワイトの死によって崩壊する。親友たちは狂い、人々を苦しめ始める。そして、最終的にはすべての元凶であるマリーツィアという組織に封印されてしまう。
…けれども、死んだわけでも、その意思がなくなったわけでもない。
マリーツィアの主がまたあたらしく”物語”をつくり、アドミンたちはまた舞台に上がらされるのだ。ホワイトは欠席のまま。
それがいかに望まないことであろうとも。
ホワイトは最後まで、誰かを恨んだり憎しむことはなかった。
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目次
A ホワイト視点 【かつての思い出。】
彼は死にました。最後まで人々を信じていました。
お気に入りのキャラクターほど苦しめたくなります。
駄文注意
閑話休題
*〈あなたは絶対に、そのような待遇を受けるべきではなかった。あなたを愛している人がどれだけいるか、あなたにはわからないのか?〉*
<独白>
いたい。
目から、胸から零れ落ちる液体は、あったかくて、そして冷たかった。
ああ、もうちょっと、うまくやれてたらな。
気づけばよかったんだ、側近は…カルネは…きっと、言えなかったんだ。気づいて、話し合えばよかった。自分は忙しかった。でも、自分だけが忙しいわけじゃないのも知ってた。親友たちはどう思うだろう、悲しむかな?悲しんでほしいな。自分のやってきたことが、無駄じゃなかったのがわかるから。
まあでも、きっと大丈夫だろう。らっかんてきすぎ、ってよく言われるけど、みんな強いし。ただ、自分が失敗しただけ。その対価を払わなきゃいけない。のかも?
ああ、ごめん。ごめん。謝らなきゃいけないことが、いっぱいある。みんなに伝えきれないのは悲しいけど、せめてカルネにだけは、聞いてほしいや。きこえたかはわからないけど。きこえてないかも。
痛みとともに、時間が引き延ばされてるみたいだ。昔の思い出がよみがえる。なつかしいな…
自分たちの生まれは、だいぶ特殊だったと思う。全員ポンッて生まれて、
それぞれと出会ったんだ。そんときはまだ、エラーグリッジの声が聞こえてなくて、四人組だった。
俺たちが生まれたあの家は、その中にはいろいろな物があった。外から見る以上の広さで、本も道具も、武器だってそろっていた。
でも、ずっと同じ場所にい続けるのは難しい…確かに楽しかったけど、もっと新鮮で、刺激が欲しかった!だから、みんなを冒険に誘った。突然だったし、家は快適だったから、みんな家に残るかな?と思ったけど、思いのほかみんなも冒険がしたかったらしく、家を出ることになった。
そして、外に冒険に出た。自分は剣が一番うまかったから、前で戦った。時々傷がついちゃうけど、親友たちがなおしてくれた。
レガ、ブルク、アスール…エラーグリッジの声が聞こえ始めたのは、冒険をした最初のころだっけ?不思議な声で、まだ姿かたちもなかったけど…でも、たのしかった。
レガは斧やポーションで戦って、ブルクはハンマーでたたかって、物を作ってたな。アスールは、盾で守ってくれたり、いろんなことを教えてくれた。
冒険は順調で、楽しかった。大きな海を渡って、クラーケン?ってやつとも戦って。山に住むでっかい蛇みたいなやつは、見た目に反して優しかったし…いろんなものを得た。
でも、やっぱり一番すごいといえば、この力だろう。
アドミン(管理者)権限。
嵐で、洞窟の中に入ったときに、あの台座に置かれていたキューブに触った時。世界中をまわる冒険から、世界を管理することになった。まぁ、自分はあんまり変わらなかったけど。
世界の外からくる、外敵?を倒すぐらい。あとは、親友たちのところに行くぐらい。
レガはゲームや試練を作るようになって、一番権限を使ってた。かっこよかったな。ブルクは、いろんなものがもっとつくれるようになってた。アスールは、もっと賢くなったし、守護者にもなった。
エラーグリッジは、アドミン権限の逆流?で、姿をあらわせるようになった。親友たちは驚いてたけど…でもすぐ仲良くなれた。たのしかったなぁ。
いろんな人に頼られるようになって、政治的なことが何一つわからなかったから、側近を募集して…カルネを選んだ。なんとなく、直感だったのかも。たしか、むかし助けた町の人だった気がする。記憶はなんとなくしかなかったけど、カルネはそれを気にしてなかったみたい。昔のことは好きじゃない、ってよく言ってたな。
すっごく仕事ができて、一番信用してた。__いまでも、し続けてる。__
ずっと楽しいことが続けばいいんだけど、そうはいかなかった。人々が、みんなが、なんだかピリピリするようになった。時間がたくさん流れるにつれて、いろんなことを要求するようになってきた。たぶん、大変だったんだろう。外敵がいっぱい来るようになってたし…でも、精いっぱい努力はしてきた。
親友たちは、たくさんの要求をされるにつれて、人のことを良く思わなくなってきてた。疲れてたのもあると思う。自分が相談に乗ったりして、元気づけたこともあったな。
きっとこれは一時的なものだって。春になれば、みんなが余裕をもって、また平和になるよ。そう思ってた。今も、そう思ってる。
それを自分の目で見られないのは、なんだか寂しいけど。
カルネ。一番信頼してる、側近。難しい政治ごとを、たくさんの仕事をやってくれた。…頼りすぎちゃった。気づけなかった。
相談事があるっていったときの、その表情を、ちゃんと読み取れなかった。
恨まない、怒らないよ。そんなことは言えないよ。
突然で、力も使えなくて…左目が抉り出されたのは、だいぶびっくりしたけどね。でも、泣いてたから。きっとなにか、事情があったんだろう。
ごめん。何回だって謝れるよ。
__…眠くなってきた。左目がなくて、心臓がさされたのに、まだ生きてるなんて自分でもびっくりして____るけど。そろそろおしまいかな。死んだらどうなるんだろう?まぁ、そろそろわかるか。__
__親友たち、大好きだよ。元気にしててほしいな。きっと、どうにかなるだろう!。__
__うーん、おやすみ。__
彼は自身の影響力を過小評価していました。無自覚的。
純粋だからこそ、他者を思いやったからこその悲劇でした。
A レガ 【空虚な王であり道化】
躁鬱にちかい精神状態であるレガの独白。駄文。短い。
閑話休題
〈あなたは彼を失った。そして、自身を二つに分けた。力を持ったのに、最も大切な人は助けられなかった〉
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すべてを燃やして、遊んでみよう!それが一番だ!ゲームの挑戦者がいっぱいいて、うれしい限りだ!生き延びて、純粋な心があることを証明しろ!ハハハ!
この程度、できるだろう!?アイツなら、簡単にできた!クリアできた!
挑戦しろ!愚かなものは地へ!
結局のところ、挑戦者以外には価値がない!
ははは…ハハハハハハ!
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今日も今日とて、面白かった!今回も純粋な心を持つ人はいなかったが…ふむ、やはりゲームや試練は続けるべきだな!
空から見る炎は、なんて美しい!人が泣け叫ぶ声が聞こえる!
ああ!そろそろ城にもどらないとな!遊びすぎたな、ハハハ!
今日も城は完璧だ。自身が作り出した部下たちと手も、せっせと働いている!
次のゲームの、試練の内容を考えないとな。次はどうしようか…燃やすか?爆発か?ふん、アイデアは無限だ…
それにしても、今日は月が明るいな、星も輝いているようだ!もし、ホワイトがいれば…
……ホワイトが、いれば。きっと喜んだ…。
…
…いや、いや、いや。大丈夫、大丈夫。
今は明るくならないと。鬱はまだ先なんだ。暗くなるのはまだ先なんだ。もう考えたくないんだ。考えるべきじゃない!…それを。きっと大丈夫なんだ…
あの。
あのときのことを。
…気分が悪い。体が重い。頭の中で考えが渦巻き続けている。…部屋に戻らなければ。王座のある場所ではなく、寝れる場所。体を休めるところ。誰もいない場所。オレの本来の場所。
…ここだけが、オレの場所。唯一の。…嫌な考えがめぐる。
ちがう。気分が悪い。ああ、ああ、ああ。
ちがう。ちがう、**ちがう!**声め、幻覚め!消えてくれ!あれはオレのせいじゃない、やったのは人間だ、側近だ!あの愚か者は、ホワイトを、ホワイトを、ほわいとを…__殺したんだ。__**でも、それはオレのせいじゃないだろう!?**
だって、ありえないだろ!?ホワイトが一番信用していたあの側近が、そんな、まさか。やるわけがないと思ったんだ。信じていたんだ。ホワイトが人を信じていたみたいに…。オレも、信じてたんだ。
__でも、…オレは助けられたはず?__
…力が、使えなかったんだ。テレポートもできなくて、異変に気付いたころには、もう、……そんな顔で見ないでくれ、ちがう、ちがうんだ…。
頼りすぎてなんてないはず、悪いのは全部あいつらなんだ。そうだろ、そのはず…
……ちがう…はず。
…オレが動いていれば?ほんの少しでも、違和感に気づければ?頼りすぎなければ?ホワイトともっと、一緒にいれば?無駄に一緒にいなければ?あんなこと言わなければ?
__ああ、あぁ。ぁぁ。__そんな…そうなのかも、しれない。オレが…
…もう寝るべきだ。ああ、そうすべきだ。もういやなんだ、自問自答は。
ホワイトが、あの輝きをもった目で見てくれる日は、もうこないことを知ってる。過去に戻りたい。あのことは考えたくない。
何も感じたくないんだ…。