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第五話 魔王様、待っててくださいね
家出?したフローライトの手がかりを見つけたラベンダー。どう動くのか、、、?
ファーン視点です
「第80回、魔王様失踪会議を始めます。」
またまた集められた。こんな頻繁に会議があるのは初めてだ。
「庭の石板の近くに、魔王様の髪飾りと、ノートを発見した。ノートの匂、、、コホン。筆跡から、魔王様のものと間違いないです。」
一気に周りがざわつく。
「の、ノート!?たしかにずっと持ってた気が、、、」
「あの石板は禁忌の石板ですぞ!前の魔王様の、、、!」
「匂いって聞こえた気が、、、?」
「結局魔王様はどこなのよ!」
ノートをパラパラめくり、最後のページを開く。
「ほらここ、魔法陣と、『満月の日、魔猫の毛をもって石板の上』って、魔王様の字でしっかり書かれています!」
「んぁ?オレの毛?確かに、いつもよりブラッシングされたな。」
またまたざわつきが訪れる。
「禁忌って伝えれば好奇心を持つから伝えなかったんだけど、やっぱり駄目ね。」
「な、ならフローライトお嬢様は彼方界へ、、、?」
「いやありえん!彼方界に行くなど、そんな馬鹿な真似ー」
「します。」
ファーンの一言で場が凍った。
「あの方は何にでも手を出す方です。この前だって古代遺跡で装置をいじって奇跡の起動をさせてましたよね。そういうことです。」
「確かに、、、この前アイツ、オレにあくびさせる魔法発明したし、、、」
「か、彼方界では鉄の鳥に乗るのだとか、、、しかも腹の中に100人は入るってよ。」
「そんな残酷なことがあってたまるか!」
机を叩く者、焦って落ち着かない者、もうすでに気絶した者、、、、
やはり一番イライラしていたのはファーンであった。貧乏ゆすりも瞬きもいつもより増えている。メガネを外しては付け、外しては付けるという奇行にも走った。
「彼方界は危険です。すぐに連れ戻さねば。このノートに転移方法があります。すぐに転移準備を。魔王様第一です。命に代えてでも回収を!!」
一気に場が静まった。少しの沈黙の後、満場一致でこの意見になる。
「「「では、皆で彼方界へ。」」」
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彼方界でブスと言われとんでもなくイラついているフローライトであった。
魔力が暴走しなければいいのだが、、、。