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A ブルク 【壊れた工場】
③
失敗は糧にしてこそ成功となります。短く、駄文です。
閑話休題
〈彼の代わりはつくれない。それは、あなた自身がしっている。もうほめてくれる彼も、テストしてくれる彼もいない。〉
こうやって物を作っているとき。愚かな人間達の煩わしい声が聞こえなくなるから、わたしは好きだ。昔の楽しい思い出に浸ることができるし、ものづくりは楽しいものだ。
いずれは、人をすべて根絶…もしくは従わせ、機械で管理する世界を作りたい。私の理想のために。
金槌のたたくリズムが好きだ。この力を手に入れてからは、べつに金槌を使う必要性はないのだが……気分的にもいいし、昔のようで楽しい。
そう思っていたら、いつのまにか道具が出来上がっていた。あっというまだ。
監視カメラのモニター付き。きっと、ホワイトがいたらおどろくだろう。
__……ホワイトは、もういないけれど。__
こんなに道具を作っても、もう褒めてくれる人がいないのは、知っている。とっくのとうに。
それでも、作り続けなければならないのだ。
愚かな人がいない世界をつくるために。
ホワイトが殺されるような、そんなことがない世界を。
できるできないじゃない。やるんだ。やらなければならない。そうしなければいけない。
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…1495回目の失敗。彼の代わりはつくれない。
知っている。
でも。諦めない。諦めきれない。
単なるロボット兵をつくるよりも、何よりも難しい。
失敗は成功の元だ。いづれか、いや、絶対に…つくってみせる。
**`ピー`**
…くそ、通知か。
優秀なロボット兵が、人間たちを捕まえたみたいだ。早くいかなければ。
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ああ、ホワイト。きっと今の惨状をみたら、悲しむかもな。
…ホワイトの最後の瞬間を、見ることもできず助けられなかった私が聞くのは、変かもな。
世界を機械で完璧に管理すれば、きっと、ホワイトを殺すような愚行を起こすやつはいなくなる。
そのはずだ。きっと。そうでなければ、私に何の意味がある?もうホワイトがいなくなり、絆がバラバラになってしまって…こうすることしかできないのに。ああ。これは罪悪感から?きっと違う。
罪悪感なら、もっとマシなことをしているだろう。復讐なのかもな。後悔なのかもしれない。
ああ。あなたが生きていればよかったのに。また、あなたの声を聴きたい。私がつくった道具を、試しているその姿を、また見たい。
__…でも、今の私の姿は、見られたくない。__