公開中
永遠にしあわせなどうぶつたち 第2話
第2話の登場人物
ブタさん 自分に自信がない
リリー レモネード屋さんの店主
──────────────────────────────────────────────
ブタ「今日も疲れたぁ…」
仕事では失敗するし、自分って落ちこぼれなのかな
ブタ「こんな時は…」
あの美味しいレモネード屋さんへ行こう
第2話
ここのレモネード屋さん美味しいのよね
だから大好きなの
疲れた日はここでひと休憩するとやる気が出るからここが大好きなの!
リリー「あ、いらっしゃっいませ!」
店主がホイップクリームを絞りながら言った
私は笑顔で返した
リリー「新作のプリンができたの!」
ブタ「へぇ〜!じゃあ食べてみようかしら」
私の前に出されたのは、プルンとした美味しそうなプリン
上にはクリームとさくらんぼが乗っている
リリー「どう?」
ブタ「とっても美味しいわ!こんなのを作れるなんて、すごいわね!」
リリー「ありがとう!」
私はぺろっと食べた
ついでにメロンソーダも頼んだ
ブタ「…最近、行方不明が多いわよね」
リリー「そうですね」
ブタ「怖いわよ。まぁ誰も私なんて狙わないでしょうけどね。こんな落ちこぼれ」
涙が出そうだった。自分で落ちこぼれというと余計落ちこぼれに思えるけど…
でも本当のことだもん
涙を堪え、さくらんぼを食べた
ブタ「人生に一回は、誰かの役に立てたらいいのにな…」
リリー「…きっといつか誰かの役に立てますよ。」
ブタ「そうだといいけどね」
メロンソーダを飲み干し、帰り道を歩いた
月夜が照らしている
次の日、仕事で重大なミスをしてしまった
上司に怒られ、帰り道を歩いた
ブタ「もう私なんかいらないのかな。みんなの足を引き摺るばかりで、足手纏いだよね」
レモネード屋さんの前を通り過ぎて、また戻った
あの店主さんなら、また話を聞いてくれるかな
でも今日は定休日だった。ため息をついてSNSをみた
すると、この近くに新しいジュース屋ができたらしい
そこに行くことにした
そこはあのレモネード屋さんよりも小さかったが、陽気な音楽が流れて南国にいるみたい
ヤギの店長が美味しいコーヒーを淹れてくれた
飲むと、とっても美味しかった
ブタ「こんなの初めて飲みました!今まで飲んだ飲み物の中でイッチバン美味しい!」
ヤギ「それはよかったです!」
そこから私は常連になった。
気づけばもうあのレモネード屋さんには行ってなかった
今夜久しぶりに行ってみよう
リリー「いらっしゃいませー!お久しぶりですね!」
この匂い、懐かしいな。甘酸っぱいレモンの香りが大好きだった
リリー「最近来られませんでしたけど、どうされたんですか?」
ブタ「あ!あのね、お気に入りの店を見つけたの!
コーヒー屋さんでね、ちっちゃい隠れ家みたいな感じのお店でそこのコーヒーがめちゃ美味しいの!」
リリー「……そうですか」
ブタ「もう最高よ!毎日行ってるわ!」
しばらく黙り込んだ後、店主が口を開いてしゃべった
リリー「…前、誰かの役に立ちたいっておっしゃってましたよね?」
ブタ「え?そうだけど…」
ボコッ グシャッ ベシャッ
不幸なことにブタさんの他に客はいなかった
レモネードと赤い液体が飛び散る
`もうすぐで誰かの役に立てますよ`
新発売🌼
おいしいジューシーなお肉のサンドイッチ!
数量限定です🌱お早めに