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目次
永遠にしあわせなどうぶつたち 第1話
第1話
うさぎ「うわぁあ〜!ここが僕が働く場所かぁ〜!!」
そこは一軒の小さなレモネード屋さんだった
この世界は動物しかおらず、ここのレモネード屋さんのてんしゅさんだけが人間だった
とっても優しいらしい
うさぎ「お、お邪魔します…!」
入ると、たちまちレモンのいい香りがした
落ち着く匂いだ!
すると、店主のヒトがこっちに来た
うさぎのカチューシャをつけている
僕は目を輝かせながらてんしゅさんのことを見ていた
周りにバイトのコはいないらしい
リリー「初めまして!私、リリー!ここのお店の店主をしてるの!」
うさぎ「ぼ、ぼくここで働きたいんです!」
リリー「もちろん!大歓迎だよー!」
こうして、僕のレモネード屋さんで働く日常が始まった!
最初はちょっぴり難しかった
こぼしちゃったり、間違えちゃったりしたけど、
てんしゅさんが優しく教えてくれたんだ!
優しいてんしゅさん、可愛いお店、僕は嬉しかった
ある日…
仕事に行く途中警察さんに声をかけられた
警察「最近、行方不明事件が多いんですよ。夜の歩きなど気をつけてくださいね!」
僕は頷いた。行方不明かぁ
確かに、街中にポスターが貼ってあるよね
僕はちょっと怖くなった
そしてお店
リリー「あ!おはよう!」
うさぎ「あ、てんしゅさん!あのね、行くときけいさつさんに声をかけられたんだ〜」
てんしゅさんの手が一瞬止まった気がした
うさぎ「でね、行方不明事件が多発してるんだって!怖いよね…、、」
リリー「そうだね…特にうさぎさんみたいなちっちゃいコは気をつけないとね!」
うさぎ「うんっ。早く犯人、捕まるといいなぁ」
そうして開店準備をした
お客さんの間でも行方不明会話が飛び合っていた
リス「怖いよね…!」
ネコ「どこに行っちゃったんだろうね」
イヌ「本当怖いわ…!」
クマ「気をつけないと…」
そういう会話が今日は明らかに多かった
そして今日の営業が終わり、僕はてんしゅさんに挨拶をして帰ろうとした
リリー「あ、もう帰る?」
うさぎ「あ、はい!僕、帰ります!ありがとうございました!」
リリー「あのね、よかったらウチ寄ってかない?新作のプリンを朝作ったんだ〜!
よかったら食べて欲しいの!」
うさぎ「いいんですか!?やったぁー!」
ぼくはプリンが大好き!さすがてんしゅさんだなぁー!
嬉しいな
てんしゅさんの家は、レモネード店と同じで可愛らしかった
お花が置いてあった
キッチンは広くて、お料理好きのてんしゅさんにぴったりだった!
リリー「座ってね!」
ぼくはふかふかのソファに座った。
そしてプリンをもらった
リリー「お味、どう?」
うさぎ「とっても美味しいです!!お店で出してほしいくらい!ぼく毎日食べたいな!」
リリー「よかった〜!おかわり、あるからね!」
ぼくはプリンを堪能した。
だけどその後急激な眠気がきた
視界が暗くなってくる。今日もいっぱい働いたし疲れて眠くなっちゃった…
僕はふかふかのソファで眠ってしまった
目が覚めると、隣に銀色のボウルが置いてあった
見ると牢屋みたいなとこに入ってた
鼻をくすぐるような強烈な匂いと、悲しい声がした
目の前にも、牢屋があって、生々しい骨が剥き出しの泣いてるねこさんがいた
ねこ「痛いよ…痛いよ…助けてよ……お願い…もう出ようとしないから…__ごめんなさい…ごめんなさい…__」
僕は恐怖で端っこにいた。
コツ、コツ、音がする
誰かが歩いてきてる
うさぎ「て、てんしゅさん…???」
結構生々しい話になってしまった…
次回もお楽しみに!
(うさぎさんの回は終わりです)
永遠にしあわせなどうぶつたち 第2話
第2話の登場人物
ブタさん 自分に自信がない
リリー レモネード屋さんの店主
──────────────────────────────────────────────
ブタ「今日も疲れたぁ…」
仕事では失敗するし、自分って落ちこぼれなのかな
ブタ「こんな時は…」
あの美味しいレモネード屋さんへ行こう
第2話
ここのレモネード屋さん美味しいのよね
だから大好きなの
疲れた日はここでひと休憩するとやる気が出るからここが大好きなの!
リリー「あ、いらっしゃっいませ!」
店主がホイップクリームを絞りながら言った
私は笑顔で返した
リリー「新作のプリンができたの!」
ブタ「へぇ〜!じゃあ食べてみようかしら」
私の前に出されたのは、プルンとした美味しそうなプリン
上にはクリームとさくらんぼが乗っている
リリー「どう?」
ブタ「とっても美味しいわ!こんなのを作れるなんて、すごいわね!」
リリー「ありがとう!」
私はぺろっと食べた
ついでにメロンソーダも頼んだ
ブタ「…最近、行方不明が多いわよね」
リリー「そうですね」
ブタ「怖いわよ。まぁ誰も私なんて狙わないでしょうけどね。こんな落ちこぼれ」
涙が出そうだった。自分で落ちこぼれというと余計落ちこぼれに思えるけど…
でも本当のことだもん
涙を堪え、さくらんぼを食べた
ブタ「人生に一回は、誰かの役に立てたらいいのにな…」
リリー「…きっといつか誰かの役に立てますよ。」
ブタ「そうだといいけどね」
メロンソーダを飲み干し、帰り道を歩いた
月夜が照らしている
次の日、仕事で重大なミスをしてしまった
上司に怒られ、帰り道を歩いた
ブタ「もう私なんかいらないのかな。みんなの足を引き摺るばかりで、足手纏いだよね」
レモネード屋さんの前を通り過ぎて、また戻った
あの店主さんなら、また話を聞いてくれるかな
でも今日は定休日だった。ため息をついてSNSをみた
すると、この近くに新しいジュース屋ができたらしい
そこに行くことにした
そこはあのレモネード屋さんよりも小さかったが、陽気な音楽が流れて南国にいるみたい
ヤギの店長が美味しいコーヒーを淹れてくれた
飲むと、とっても美味しかった
ブタ「こんなの初めて飲みました!今まで飲んだ飲み物の中でイッチバン美味しい!」
ヤギ「それはよかったです!」
そこから私は常連になった。
気づけばもうあのレモネード屋さんには行ってなかった
今夜久しぶりに行ってみよう
リリー「いらっしゃいませー!お久しぶりですね!」
この匂い、懐かしいな。甘酸っぱいレモンの香りが大好きだった
リリー「最近来られませんでしたけど、どうされたんですか?」
ブタ「あ!あのね、お気に入りの店を見つけたの!
コーヒー屋さんでね、ちっちゃい隠れ家みたいな感じのお店でそこのコーヒーがめちゃ美味しいの!」
リリー「……そうですか」
ブタ「もう最高よ!毎日行ってるわ!」
しばらく黙り込んだ後、店主が口を開いてしゃべった
リリー「…前、誰かの役に立ちたいっておっしゃってましたよね?」
ブタ「え?そうだけど…」
ボコッ グシャッ ベシャッ
不幸なことにブタさんの他に客はいなかった
レモネードと赤い液体が飛び散る
`もうすぐで誰かの役に立てますよ`
新発売🌼
おいしいジューシーなお肉のサンドイッチ!
数量限定です🌱お早めに
永遠にしあわせなどうぶつたち 第3話
ネコ「ここって、レモネード屋さんかぁ〜!入ってみようかな」
店内は賑わってて、新作のお肉たっぷりサンドイッチが人気だ
数量限定だからわたしも頼もうっと
ジューシーな肉厚なサンドイッチだった。
だけど……一つだけ疑問があるんだよね
誰のお肉だろう
第3話
わたしは、市役所で働いてる
趣味はカフェ巡り!ここのレモネード屋さんは初めて入ったけど、雰囲気いいし、美味しかった
だけど、サンドイッチだけがナゾだった。
今まで行ったレストランもカフェもお肉なんて出なかった
…ここだけ出てる
ネコ「まぁ、大豆ミートかなんかでしょ」
周りのお客さんは気づいてないのかな
気にしないことにした
夜。帰り道にあのレモネード屋さんの前を通った。
お客さんと店主が喋ってる。
トリ「えー!!もう数量限定のサンドイッチなくなったの!?」
リリー「はい〜…食材が切れちゃって、、」
トリ「食べたかったのに!!なんで切れるんだよ!買ってこいよ!!」
あー迷惑客か。たまにいるよね、ああいう動物
すると、わたしは衝撃なものを目にした
リリー「大丈夫ですよ、すぐに材料を調達できますから!」
そういって店主はナイフでトリを刺した。
トリは倒れ、どこかに連れて行かれた。
その際に店主にわたしが見てるのを見られてしまったような気がした
わたしは怖くなり、家に帰った。警察に通報した
次の日になるとレモネード屋さんに警察が取り調べに来ていた
警察「ここで、トリさんを刺していたと言われてますが…本当でしょうか?」
リリー「いえ…そんなことしてません…」
警察2「でも本当だ。ここで刺したなら血の跡くらい残るはずだが…ないな」
リリー「私、奥の部屋で明日の用意をしてたんです。」
警察「だが、トリさんは行方不明なんだよなー…そこが引っかかるが…」
リリー「……」
真っ赤な嘘だ。
警察は取り調べを長い時間行ったが、結局何も見つからずその出来事はすぐに消えた
わたしはでも見たのに。あの店主、証拠隠滅がまるで最初から何もなかったのようにする
近いうち、オムライスが数量限定で出た
考えたくない。怖い
あの材料が何が使われてるか知ってしまったから
そのあとはまぁ平和だった。
だけど、夜中まで仕事をしなくちゃならなくて夜中に帰ることになった
夜道は怖かった
だって他の動物が行方不明になったのも夜だったし…
キョロキョロ注意してコンビニに入った
コンビニでおにぎりを買って食べた
家まであと少し。怖いから裏道通るのはやめよう
大通りならいいでしょ
突然誰かに殴られた
わたしは倒れた。そこで意識は途絶えてしまった
目を覚ますと、檻のようなものに入れられていた
前にも檻があるが誰もいない
強烈な臭いがする。血がところどころ床に落ちていた
店主がこっちに歩いてきた。片手にはハンマーを持っている
わたしは怖くて動けなかった
しばらく経って店主はいなくなった
オリに隙間がある
今なら抜け出せるかも…
わたしは走った。出口を探した
鍵がかかってて、開けれない
ネコ「開けれない…早く開けないと…」
しかし、何か気配がして後ろをみるとハンマーを持った店主が殴ってきた
再び意識が途絶えた
目が覚めると片手が骨が剥き出しだった
激痛で泣いていた
いつのまにか目の前の空っぽだったオリにもウサギが入ってる
逃げると材料にされる。しかも全部じゃない
わたしは永遠、檻で暮らすことになった
新発売🎀
トマトとお肉のスープ
数量限定です✨
永遠にしあわせなどうぶつたち 第4話
登場人物
リスさん リリーが動物を調理してるのを知っている。ネコさんの友達だった
リリー レモネード屋さんの店主 周りに何かを隠している
──────────────────────୨୧──────────────────────
リス「なッ…なんでっ…なんでしんじゃったの…ッ…!!」
私は泣きじゃくった
1番の親友で、大好きなネコさんが行方不明となり、死亡とされてしまった
最後に見たのは2日前だった
悩みも恋愛相談も言い合える友達だった
全ては奪ったヤツは…
あのレモネード屋の店主だ
第4話
私はネコさんから事前にその話を聞いた。
レモネード屋の店主がトリさんを◯していたと聞いた
警察は信じなかったけど、私は親友の言ったことだもん
信じるよ
絶対仇を取る。こんな小さな体だけど…
私は、レモネード屋さんに行った
どんな感じだろう
店内は可愛らしく、みんな美味しそうに食べている
新作のスープがあった
それをみて目眩がした。トマトとお肉…?
数量限定…?ウソつけ!!
ネコさんだろッ‼︎そのトマトは血じゃないの!?
ここの店主は狂ってる
私は、強気でそのスープを頼んだ
食べるとやっぱりそうだ。トマトがほんのり血の味がする(気がする)
みんな気づいてないのかな
お肉も食べた。涙が溢れそうだった
リス「……この材料はなんですか?」
リリー「ごめんなさい〜!企業秘密なんですよ」
答えない。
動物の肉ってのを隠してるんでしょ
私はさらに質問攻めしたが、全て話を逸らされた
いつかコイツを殺してやりたい
次の日、会社で他の同僚が喋っていた
同僚「あのレモネード屋さん、新しいメニューが出たらしいよ〜!」
同僚「え、なになに?」
同僚「パンですって!苺のパン!」
同僚「食べに行かなきゃ〜!!」
パン…?しかも苺…?
私の勝手な想像だけどそれが血だったりして…
なんて思いながら、私は調査を続けた
でも不幸なことに、それが見つかってしまった
奥の地下に連れて行かれ、オリに入れられた
抜け出せる穴がある…
ここからもしかしたら抜け出せるんじゃないか
私は抜け出した
隠れて、出口を探した
すると誰かに声をかけられた
クマ「出ないほうがいいよ…。出ると腕や足を調理されるからね…」
リス「あなたも、捕まったの?」
クマ「ああ…捕まった…。夜歩いてたら…急に…」
リス「まだ調理されてないの?」
クマ「他の仲間が抜け出して、調理されるのを見てたからなぁ」
リス「…他の仲間って…」
クマ「若いネコのお嬢さんだった。多分今はもう…」
私はネコのいた檻を聞いてそこへ向かった
乾いた血の跡が広がってる
オリに紙が貼ってあった
『cat in cage』
と書かれていて、下にネコの写真があった
ネコさんだ。私の…親友の……
私はそれをみて絶句した。
悲しかった
へたり込んだ
あぁ…なんで救えなかったんだろ
コンビニで声をかけてればよかったかな
もうすぐネコさんの誕生日だった。私の家でお祝いしよって約束したばっかりだったのに
リス「…ごめんねっ…救えなくて…ごめん…ごめんなさい…」
ネコ『いいんだよ、リスさん』
リス「…っぇ?ネコさ…?」
ネコ『そう言ってくれただけで嬉しい!ほら、涙拭いて!もう大丈夫、逝こ?』
リス「行くって…」
ネコ『怖がらなくていいよ!もう痛くないし自由になれるよ。わたしがついてる』
リス『う、うん…っ…ネコさん…っ…行く、行くよ…』
ネコ『私が一緒に逝ってあげるから…』
体が透けていった
私は永遠にネコさんと幸せに暮らした
リスのお肉は料理できないなぁ😕
永遠にしあわせなどうぶつたち 第5話
登場人物
ひつじさん 眠れるマッサージ店を営業している…?
リリー レモネード屋の店主
─────────────────────────────────────────
たぬき「あ、あの…眠れなくてきました…」
ひつじ「いらっしゃい!まずは横になってね」
自分はマッサージ店を営業している。
たぬきさんは気持ちよさそうに眠ってしまった
ひつじ「寝ちゃった…」
そういってハンマーを持ちたぬきを殴った
血が飛び散る
ごめん、ごめんなさい…でもこうしないと…
第5話
4ヶ月間
ひつじ「また行方不明のチラシ増えてる…嫌だな」
自分は電信柱などに貼ってある紙をみた
営業してる店でもお客さんにこういう話をよく聞く
早く犯人見つからないかな
昼になった時いつものレモネード屋に行った
ここの店主だけが唯一ヒトなのだ
ひつじ「ホットミルク一杯ください」
リリー「はーい!」
ここのホットミルクをいつも一杯だけ頼むのが好き
自分で作ったけど全然味違うんだよね
ここのはまろやかで濃厚なホットミルク
ひつじ「マッサージ店を営業してて…でもあんまりお客が来ないとこにあるんです」
リリー「山の奥ってこと?」
ひつじ「そこまでじゃないんですけど…路地裏?みたいな。」
リリー「へぇ〜!でも秘密基地みたいで楽しそう!」
これを話した自分がバカだった
話さなければ今頃どれだけ幸せだったか
次の日
キツネ「ここほんっとわかりづらいとこにあるのね〜!」
ひつじ「いらっしゃいませ!そうなんですー…」
キツネ「ちょっと迷っちゃった!でもなんかいいね」
ひつじ「ありがとうございますっ」
キツネを寝かせてマッサージをした
こうやって喜んでくれるのを見ると嬉しい
今日はそのキツネさんしか来なかった
でも幸せだった
ある日、路地裏でレモネード屋の店主に会った
路地裏で見る店主はちょっと狂気じみてた気がする
ひつじ「あ、こんにちは……」
リリー「………」
ひつじ「あの…?どうしたんですか?」
すると突然店主が殴ってきた
自分は倒れた
目が覚めると地下牢で、生臭い臭いがする
奥に店主がいる
ひつじ「出してくださいっ…!」
リリー「ねぇ、前路地裏で営業してるって言ってたじゃない?」
ひつじ「ぇ…あ…」
リリー「材料が手に入らなくってね〜?手伝ってくれるなら出してあげる。」
それから自分は合意して出された
誰かに話したり合意を破ったら◯されてしまう
店にきた動物をハンマーで叩いては殺してレモネード屋にこっそりもっていく
これをすることになった
しょうがないじゃん
自分は悪くない
こうしないと自分が殺されてしまう
それからしばらく経ち警察がきた
警察「お前を逮捕する」
自分が行方不明の犯人と濡れ衣を着せられた
すべて利用されていた
あの狂気じみた店主に…
「いつになったら出れるのかなぁ…」
ジンギスカンを作りたかった〜!