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まほー【第8話】
舞視点
翔、舞 『妖夏!?』
妖夏 『ふぅ〜羽累菜よりちょっと強いのおたすかりぃ〜』
妖夏はそう言うと、あっ、という顔をした
妖夏 『やっぱりここだとなーんかほかの敵が来るんですよねぇ』
翔、舞 『、、、?』
舞 『それってどういうこと?』
羽累菜 『、、、ここだけの秘密だよ?』
妖夏 『そうね。』
羽累菜 『実は、、、ここ最近、モンスターが急激に増え始めてね。1級能力者たちが頑張って倒してもどんどん増えてて、レベル1の能力者たちが鍛えに来るここも、ゴブリンだけじゃなくて、一級悪魔も来はじめたり、、、』
妖夏 『今羽累菜が説明したみたいに、さっき急に現れるんだ。』
羽累菜 『本当はモンスターを生産しているだろう親玉を潰さないと行けない任務があるけど、まだまだ未熟の君たちが行くのもね。』
舞 『私たちを舐めないでね!』
翔 『俺たちを舐めないでよっ?』
妖夏、羽累菜 『やる気はいいみたい!』
私たちはもう一度お城にもどることにした
歩いて数分後、羽累菜が私に囁いてきた。
羽累菜 『ねぇ。異世界転移したこと言っちゃいなよ!』
(私はいいけど翔がどうか分からないな、、、)
私は翔にも囁いた。
舞 『ねね!妖夏に異世界転移してきたこと、言っていいかな?』
翔 『! いいね。言っていいよ!』
舞 『ね、ねぇ妖夏。私たち、実は、』
妖夏 『えぇ!それ、ほんと?』
翔 『そう。で、帰り方を探してる。』
妖夏 『へぇ〜帰り方なら、私、わかるかも!ただ、』
翔 『ただ?』
妖夏 『ただ、この街を平和にし、皆を救ったあとに、門は開く。』
『これだけ覚えといて。』
そう妖夏は言うと、にっこりと笑って前を見た。私が見るに、妖夏は、不思議な人だ、、、
9話へ続く▶▶