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ニャ星からの渡来人
リクエスト本当にありがとうございます!読んでいただけると幸いです。
周りに人はいなかった。
「スゥ・・・」
深呼吸をする。なぜだか今日の空気は心地いい。
「はぁぁぁ・・・」
息を吐く。いつもは苦しいはずの酸素が心地いい。
風が吹く。崖に当たった風は、舞い上がるように上へ上がる。
その風が、気持ちいい。
今日で自分は死ぬんだな。
死ぬには最高の日だった。
彼女が来なければ。
ヒュウウウウウウウウウン・・・・
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
「は?」
空から少女が降ってきた。あの有名映画のようにゆっくりではない。凄いスピードで落ちてきている。
そのまま、少女は自分の上に墜落した。
「痛たたた・・・およ?・・・あれ!?」
ピンクの髪を可愛らしくツインテールにした少女は、下敷きになっている男を見つけた。
「ウグ・・・」
「わぁぁぁぁぁ!!!ごご、ごめんなさい!!!」
少女は謝った。必死に謝るので、八尋秀(やひろ しゅう)も許した。
「いいよ・・・今から死ぬところだったし・・・」
「へ?」
「あっ」
気づいたら口走ってしまった。今までこんなことはなかったのに。なぜか、声に出ていたのだ。
「し・・・死んじゃだめ!」
「???」
少女は信じたらしく、急いでとめた。
「私、地球に来たばっかりで何も知らないのに、一人にしないで!」
「一人にするなって言われても・・・・・・え」
「ん?・・・あ・・・」
「地球に来たばっかり・・・?」
少女の目は泳いでいた。
「あの、えっと・・・君らの言う、いわゆる宇宙人・・・的な?」
「へぇ、初めて見た」
「信じるの!?」
「自分で言っといて・・・俺オカルト好きなんだよ」
秀の言葉に安心したようで、少女が自己紹介をしだした。
「私は06号(ろくごう)!ニャ星人です!」
「ニャ星人?あと、名前番号なんだ・・・」
分からない事が次々と出てくる自己紹介に、秀は首を傾げた。
「君らが分からないのも当然だよ!ニャ星は君らの技術じゃ到底行けないくらい遠い所にあるからね!名前が番号なのは、人工的に造られた調査隊だから」
「調査隊?調査隊って造るものなのか・・・???」
「あ、普通の人もいるよ。私はニャ星連合部隊の中の、主に人造人間に仕事をさせる部署、調査隊に所属してるから」
秀は「何となくは分かった」と頷いた。
「で、その調査隊っていうのが、他の星に行って色々なものを見聞きして、報告する、っていう部隊なの」
「で、06号さんは地球を調査することになった、と」
「そおおおおお!!!!!!そのために日本語勉強したんだよ!」
「凄い流暢じゃん、日本語」
「まぁねぇ~」
06号は自慢げだった。小さな猫耳と尻尾が嬉しそうに揺れる。
「君の名前は?」
「あぁ、俺は八尋秀。ってヤバい、今日死ぬと思ってたから晩御飯用意してねぇ!ごめんけどまたな!」
「えええ!!ちょっ!待っ!!!」
06号は呼び止めたが、秀が行ってしまった。自分の希望で一人暮らしをしている高校生、秀は多忙だった。
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家付近。秀は後ろに気配を感じた。ばっと振り向くと、そこには別れたはずの06号がいた。
「え」
「あっ」
「何でいんの!?」
「ばれたぁぁ!!!!!!!!!!」
しょうがないので、秀は06号を家に上げることにした。
わああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
書くの楽しかった!!30分くらいかな?永遠に書いてた!!!授業サボっちゃったもん。えへ。
いやほんとにリクエストしてくれた人ありがとうすぎる!!!
異世界ものは書いてるけど現代ファンタジーは頭になかった!
本当にありがとう!失踪しないよう頑張ります!!!