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#004 侵略、魔王軍 【転生したらうさぎでした。】
注意:1〜3話と比べてかなりグロい。
前まではのほほんとした日常だったけど、この話からわりと戦闘シーン入ってくるので注意してね
最初に異変に気づいたのは、よく聞こえる私の耳に戦闘音が届いてからだった。
その時、私はカミナと森の奥まで遊びに来ていた。
「ねぇ、カミナ。なんか変な音がしない?」
そう。それはまるで、ナニカとナニカが戦っているような―――
「そう?聞き間違いじゃ―――って、ネオンはウサギだったね」
私がうさぎだから、自分に聞こえない音も聞こえるのだと納得している様子のカミナ。
「方向からするに、どうやらみんなが住んでいる方向からするんだよ。ちょっと心配だから、見に行きたいんだけど、、、」
「OK。じゃあ、急いでいくか」
カミナの許可をもらった私は、うさぎの驚異的な脚力で駆け出す。
最大で時速80kmにも達する、うさぎの|速度《スピード》で。
「ちょ!?ネオン、早いって!!」
後ろからカミナの声が聞こえるが、今は急がなくてはならない。
猫の時速も50kmに達するらしいが、流石に追いつけなかったようだ。
全力で走り、皆の住処に着いた私。
その目に入ったものは―――
蹂躙だった。
ヒトガタの魔物。
オークやリザードマン、コボルト、オーガ、、、
そんな魔物共が、動物達の住処を破壊している。
何匹か、血を流して倒れている動物もいる。
「――――!!!」
後からやって来たカミナも絶句している。
そりゃそうだ。
たった数時間前までは普通に生活していた皆が。
今は、物言わぬ肉塊となっているのだから。
激しい怒りに燃える。
だが、私以上に怒っている様子のカミナを見ると、少しは落ち着くことができた。
「フーッ、、、フーッ、、、、」
瞳孔を細くし、毛を逆立ててマジギレするカミナに私は声を掛ける。
「カミナ、落ち着いて。私達が行ってもできることは、、、」
「フーッッ、、、、ハァ、ハァ、、、ありがと、ネオン。少し落ち着いた」
だが、状況は何も変わっていない。
今この瞬間にも、死者は増え続けている。
「とりあえず、生存者を探して、安全なところに隠れなきゃ、、、」
「そうだね、ネオン」
そうして、私達二匹は魔物の視線に入らぬよう、生存者を探した。
「これで、大体生存者は集まったかな?」
「そうだね。でも、ちょっと私確認してくる」
この場には、カミナやフレア、アクア、アスカ、アオイ君を初めとした、元々の4割ほどの人数の動物達が集まっていた。
だが、《《私達の両親であるセイラとソウタは見つかっていない。》》
両親を見つけるため、私は駆け出した。
こうしてみると、皆の住処もかなり破壊されている。
道を徘徊する魔物に気づかれぬよう、私は両親を探した。
死んでいた。
フレア、アクア、アスカ、そして私。
皆の両親にして頼れる兎であった、セイラとソウタは、
物言わぬ死体へと変わっていた。
二人の身体には槍が複数本刺さっていて、血が大量に流れ出していた。
そうか。
《《お前たちが、私の家族を殺したのか》》。
私は、一瞬目の前の光景が頭に入っていかなかった。
そして、入っていってもしばらくそれを現実だと認識できなかった。
暫く経ち、漸く目の前の光景を現実だと認識する。
そして私の身体から沸き起こるのは、激しい怒り。
〈解放条件『激怒』を確認しました。これにより、個体名:ネオンの『創造』が解放されました〉
手に入れたスキル。
これは、7つの|完全能力《パーフェクトスキル》にあたる、この世の頂点のスキル。
だが、そんなことは、怒りで頭が真っ白になっていた私には関係ない。
私は、怒りに突き動かされ、魔物共に対する蹂躙を始めた。
やられたらやりかえす!
テストが終わりました。
学年1位狙っているんですが果たしてどうだか(前回4位)
追記:これ書いているのは6/10。
テスト終わった後に予約投稿しとくね!