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#3 いざ、魔界へ!
前回のあらすじ
ルキアはカウンセリングを受けるも悩みは解決しなかった。
そのためリスカをして気を紛らわせていた。
学校が終わって走って家に帰り、ソファに座っているといつの間にか寝ていた。
コンコン
「入るよー」
俺はノックの音で目が覚めた。
「おかえり、ルキア。」
「......」
俺はパパが亡くなって以来話していない。
「どした?暗い顔して。具合悪い?」
首を振った。
「そう、なら良かった。そうだ、今日ルキアの誕生日でしょ?パパがくれたネックレス持ってる?持っておいで」
そう言われたので、俺は机の引き出しを開けネックレスの入った小さな箱を取った。
「ここ、座って。」
ソファに座った。久しぶりだな、母さんと隣り合わせ。
「開けて、ネックレスを取り出して。」
パカッ
蓋を開け、幼い頃パパに渡されたネックレスを取った。金属製なのにサビ一つなくとてもきれいだった。
「パパが言ったこと、覚えてる?ここ、開けてごらん」
指さされたのはネックレスについた星だった。その星には少しくぼみがあり、そこを使って星を開けた。星の中には薄紫の背景にたくさんの星と2つの月があった。
「この写真は、魔界の夜空なんだ。ママとパパはここで出会ったんだ。」
「__えっ__」
「驚いたでしょ?実はパパは悪魔なんだ。」
「!?」
「この写真は、パパがママにプロポーズしてくれた日にとった写真なんだよ。あなたは、悪魔と人間のハーフなんだ。」
意味がわからない。パパが悪魔?というか、魔界って本当にあるんだ。
「魔界に行かない?1回だけでもいいからさ。」
「なんで、いかねぇといけねぇんだよ。」
つい、声を出してしまった。
「聞いたよ。学校であったこと。学校休んでいいからさ、魔界へ気分転換しに行かない?」
魔界で気分転換?嘘だろ。幼い頃聞いたことがあった。魔界へ行った人間は全員食われる。
「食われるって思ったでしょ?大丈夫だよ、悪魔のハーフは食べられないから。」
「**だけど!**なんで、俺が__行かねぇといけねぇんだよ__」
「行ってほしいからだよ。ママはルキアのことが大好きなの。最近、ルキアが夜泣いていること知ってるんだよ。ママは学校いかなくていいと思ってる。いきたいなら、魔界の学校へ行ってもいい。」
「ま、魔界の学校?」
「そう、魔界には学校があるの。その学校は人間で言うと10歳になったら行けるんだ。1度でいいから、体験に行ってくれないかな。パパと約束したんだ。ルキアが学校に行くの辛くなったら魔界の学校に体験に行かそう!そうすれば、ルキアの気分も変わるはず!ってね。」
「なんで、10歳なの。」
「悪魔でいう1歳は人間で言う2歳なの。」
「魔界って、楽しい?もう、クラスで笑われない?」
「うん、楽しいし、クラスで笑われることなんてないよ。」
「そっか。じゃあ、行ってみたい。」
「じゃあ、ネックレスの星にある写真を人差し指で押さえながら『little devil』って」
「う、うん。」
写真を人差し指で押さえ言った。
「little devil」
すると、目の前が急に眩しくなったので目を閉じた。
「ルキア、ルキア!」
ママの声がしたので、目を開けると目の前には写真に写っていたような夜空があった。
「きれい」
「でしょ?魔界へようこそ!」
「ま、ママ?と、隣にな、なんか、で、でっかいやつが、、、」
「あぁ、この子は私の相棒のうーちゃん。うさぎでかわいいでしょ〜!」
うーちゃんは、薄紫色で、羽がついていて尻尾が少し長かった。
「ルキア、今から魔界へ初めてきたときに絶対にやることをするよ。」
ポンッ
目の前に現れたのはタマゴだった。
「今からルキアの相棒を決めます!このタマゴに手を当てて、自分の相棒をイメージしてみて。そうして、『summon』って言ってごらん」
そう言われて手を当てイメージしてみた。
どんなのだろう、大きいのか?それとも小さいのか?色は?どんな形?
5分近く手を当てながら悩んでいた。やっと、自分が思った相棒が思い浮かんだので
「summon」
といった。すると、卵の殻が割れ、現れた俺の相棒は........
一体何が現れたのか。