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いやなきもち
実験的な小説
昨日は、というか日付はもう今日なのだけど、明け方まで起きていた。白む空を見て、朝じゃん、と思いながら目をとじたのを覚えている。
翌朝は12時に起きた。夏休みの自堕落な生活は、ぐずぐずとあまい。大好きだ。でも明日は登校日だから、早く寝て早く起きなければいけない。
登校日、と考えたら、いやなきもちになった。
いやなきもち。これを、分析する。暇だからすることにした。
まず前提として、私は学校が嫌いではない。女子はかわいいし、男子はやさしいし、先生はべつにこわくない。勉強も、まだ簡単。環境としては、かなりいい。
ただ、隣のクラスに嫌いな人がいる。そして、学校に行く日は、6時台に起きなければいけない。原因は、たぶんこの2つだろう。
それでは本題。いやなきもちとは、具体的にどんなものだろう。
いやなきもちは、吐きそうなときに似ている。
泣く寸前にも似ている。
お腹がすいたときにも、少し近い。
喉の奥がつっかえるような。かたまりが詰まっているような感覚。
前者2つは吐露、内側から発するものだけど、「空腹」は外側のものを欲する動きだ。いやなきもちというのは、爆発なのか、欲望なのか、はっきりしない。
それと、もう1つ。他人と私の「いやなきもち」は同じ感覚なのだろうか。こればかりはどうもわからない。
他の人は、いやなきもちになると、頭が痛くなるかもしれない。足が硬直するかもしれない。喉が詰まっているのは、私だけかもしれないのだ。
人の心はむずかしい。自分のものしか覗けない。自分のものも、変わったり、閉じこもったりして、断定ができない。
だから面白いと思う。もっと知りたくなる。人の心。きもち。
考えごとは時間が溶ける。こんなことができるのは、今日が休日だからだ。
明日は学校。気をひきしめる。喉の奥が、きゅっとした。