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詩「一度きりの春に」
今年もまた、
暖かくて花が咲き誇る
春がやってくる。
桜、菜の花、タンポポ、スミレ。
花が咲き始めると、嬉しさもあるけれど、
心のどこかに、寂しさも感じる。
いつか散ってしまう花びら。
それが、なんだか儚く思える。
一度の春にしか咲けないのに、
どうしてそんなに胸を張れるのだろう。
暖かくて、気持ちよくて、少し寂しい。
そんな春は、
私が一番好きで、
一番嫌いな季節。
咲き誇る花たちを見ていると、
ふと、思う。
私も、ここに咲きたい。
私も、立派に咲きたい。
ありがとう、春。