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【1】中学生
るるか
<1章 中学生>
教室の教卓に輝くもの
日の光を浴びる横顔
あ、目が合った
「自分の名前、黒板の座席図から探してね〜」
「あ、おはようございます!名前はっ?」
「あ、えっと、白雪るなです」
私は今までイケメンだと思える人に出会ったことがなかった
アイドルにも、俳優にも、芸能人にも、同級生にも
私が思うイケメンはいなかった
そしてそれは、『美人』もそうだった
可愛いと思う人はいたけど
こんなに心から綺麗だと思う人は初めて
「じゃあ白雪さんの席はここね!」
「あ、ありがとうございます!」
わたしは言われた席に着いた
『入学おめでとうございます』
『今日から中学生!!一緒に頑張ろう!!__第一学年職員一同__』
そっか、今日から中学生
少しずつ大人になる
新しい出会いが、ここから始まるんだ!!
教室の大きな窓からは青空が見えた
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わたしは机の上に置かれた校章を制服につけようとした
しかし、構造がまったくわからない
ましてやこれを付ける位置も分からない
先生に聞くにも教室に入ってきた子を席に案内してるし、ちょっと厳しいし…
教室には10人ぐらいいるけど、同じ小学校の子はまだ来てないし…
よし!!私は話しかけた
「あ、あの!!」
「はい!」
「あの、これの付け方教えてもらえませんか!!!!」
知らない男子に話しかけた
「あ、えっと、これを回して…」
当然、名前も何も知らないのに彼は優しく教えてくれた
わぁ、私よりもずっとおっきいな…
見上げると、微笑えんでいた
『中学生になると男子は身長が伸びるんだよ』
いつしか誰かが言っていた言葉を思い出した
「ありがとうございます!!」
気がついたら、チャイムが鳴っていた
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「改めて皆さん、入学おめでとう!
今日からこのクラスの担任になります
姫乃ゆうかです!!
まぁ、話すことも特にないので
自己紹介はこのくらいにして…」
普通は『好きな食べ物』とか『趣味』とか言うのだと
思い込んでいたから少しびっくりした
入学式についての説明を受けたあと
体育館へ移動した
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「皆さん、ご入学、おめでとうございます
期待と,不安を、胸に、今日、門を、通ってきたのでは、ないでしょうか」
校長先生の喋り方が面白くて、1年生はみんな笑ってしまった
私も、みんなにつられて笑った
「あの校長先生めちゃおもしろくね?」
隣の席の男子の話しかけられた
振り向くと、さっきの男子だった
「あ、はい!そう…ですねっ!!」
急なタメ口だったこともあってぎこちない返事になってしまった
さっきの男子、出席番号が私の後ろだったんだ…!!
明日、名前を聞いてみようと思った