編集者:るるか
百合小説 先生×生徒
ゆっくり更新 生徒目線
【キャラ紹介】
生徒 白雪るな 先生 姫乃ゆうか
年齢 13歳(中学1年生) 年齢 28歳
性格 E N F J「主人公」 性格 E N T J「指揮官」
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目次
【0】出会い
<0章 出会い>
---4月8日
「いってきます!!」
「また後でね」
私は母と会話を交わし、家を出た
住宅街を抜け、トンネルを通り、駅の前を歩く
踏切を渡り、神社の前を過ぎる
これから学校生活に期待を膨らませるが
家から学校までが遠すぎる
今日からこの道を歩かなければならないなんて、とても憂鬱だ
そして、学校の前の階段を1段、1段登っていく
周りを見れば青小の友達がいる
「おはよ!るな!途中まで一緒にいかん!?」
「やほ!いいよー!一緒に行こうっ!」
私と友達の間を春風が通り過ぎた
登りきったとき、反対側にも階段があるのを知った
そこから来るのは顔の知らない子たちばっか
「どうぞー」「こちら名簿表です」
そして先生らしき人が何人も立っていた
私たちはそれをもらい自分たちの名前を探した
「あった!え!?るな一緒のクラス!!!」
「えまじ!?やった!!」
正直自分で探したかったけれど、嬉しいことに変わりはない
えーっと、担任の名前は…
*姫乃ゆうか*
あぁ、多分だけど女かな??
もしそうなら嬉しい、同性の先生だと話しかけやすいから
友達は別の子とまだ話しているのでまた後で教室で会うことにした
そうして4階にある1年4組の教室まで来た
1サイズ大きい制服の袖から手を出して
深呼吸をする
ドアを開けると
【あなたがいた】
【1】中学生
<1章 中学生>
教室の教卓に輝くもの
日の光を浴びる横顔
あ、目が合った
「自分の名前、黒板の座席図から探してね〜」
「あ、おはようございます!名前はっ?」
「あ、えっと、白雪るなです」
私は今までイケメンだと思える人に出会ったことがなかった
アイドルにも、俳優にも、芸能人にも、同級生にも
私が思うイケメンはいなかった
そしてそれは、『美人』もそうだった
可愛いと思う人はいたけど
こんなに心から綺麗だと思う人は初めて
「じゃあ白雪さんの席はここね!」
「あ、ありがとうございます!」
わたしは言われた席に着いた
『入学おめでとうございます』
『今日から中学生!!一緒に頑張ろう!!__第一学年職員一同__』
そっか、今日から中学生
少しずつ大人になる
新しい出会いが、ここから始まるんだ!!
教室の大きな窓からは青空が見えた
---
わたしは机の上に置かれた校章を制服につけようとした
しかし、構造がまったくわからない
ましてやこれを付ける位置も分からない
先生に聞くにも教室に入ってきた子を席に案内してるし、ちょっと厳しいし…
教室には10人ぐらいいるけど、同じ小学校の子はまだ来てないし…
よし!!私は話しかけた
「あ、あの!!」
「はい!」
「あの、これの付け方教えてもらえませんか!!!!」
知らない男子に話しかけた
「あ、えっと、これを回して…」
当然、名前も何も知らないのに彼は優しく教えてくれた
わぁ、私よりもずっとおっきいな…
見上げると、微笑えんでいた
『中学生になると男子は身長が伸びるんだよ』
いつしか誰かが言っていた言葉を思い出した
「ありがとうございます!!」
気がついたら、チャイムが鳴っていた
---
「改めて皆さん、入学おめでとう!
今日からこのクラスの担任になります
姫乃ゆうかです!!
まぁ、話すことも特にないので
自己紹介はこのくらいにして…」
普通は『好きな食べ物』とか『趣味』とか言うのだと
思い込んでいたから少しびっくりした
入学式についての説明を受けたあと
体育館へ移動した
---
「皆さん、ご入学、おめでとうございます
期待と,不安を、胸に、今日、門を、通ってきたのでは、ないでしょうか」
校長先生の喋り方が面白くて、1年生はみんな笑ってしまった
私も、みんなにつられて笑った
「あの校長先生めちゃおもしろくね?」
隣の席の男子の話しかけられた
振り向くと、さっきの男子だった
「あ、はい!そう…ですねっ!!」
急なタメ口だったこともあってぎこちない返事になってしまった
さっきの男子、出席番号が私の後ろだったんだ…!!
明日、名前を聞いてみようと思った