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フラッシュバック
__…る__ __はる__ はる っ !
地獄 ミミ の自分の名前を呼ぶ声で耳が覚めた。あの明るく、無邪気なミミが俺の名前を元気に呼ぶ。消えて欲しいのに、消えてくれない。終わらせたいのに、ミミが、俺が終わらしてはくれない記憶が毎日のようにフラッシュバックする。
もしミミが「血の池事件」なんて興味を持たなかったら、ここに正義を持たなかったら、俺たちはまだ、笑い合いながら一緒に事件を解決しているのだろうか、などいくらでも考えた。
もちろん「|沼男《スワンプマン》」にも
朝起きると、いつも目から滝のような涙が出る。「なぜ俺は泣いているのだろう。」「何も、悲しいことはないはずなのに」そう唱えるのが毎日になった。思い出さないようにするから、溢れ出した感情が夢となって出てくるのだろう。
「ぁ ゛ あ … 準備 、 しなきゃ 、」
自分に言い聞かせるように言い放ち、立ち上がる。準備というのはいち早くここから立ち去る準備だ。
理由はただ一つ。ミミに見つからないため。
そう。ミミに見つからないためなら。