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青春を探す旅『第一話』
わたくしは藤宮牡丹。お父様が社長というだけでみんなから距離を置かれている気がしているの。大星や紫とは仲がいいし、美澄もすごく仲がいいというわけではないけれど、タメ口で話してくださるからとても大切に思っているわ。
「お嬢様。冷えますよ。中に入りましょう。」
「あら、大星。いつのまに。そうね。もうすぐ冬だもの。風邪を引いたら大変だものね。」
私は軽く笑いながら寝室に戻る。大星は本当にどこでも出てくる。少し怖いほどに。
「ホットミルクをお持ちしましょうか。」
「お願いするわ。どうせすぐそこに紗夜がいるのでしょうけど。」
紗夜はわたくしの専属メイド。この子はお父上がお医者様なのでかなり裕福なはずだが、わたくしに仕えてくれている。
「お嬢様。今日は3人の男子をボコしました。ご安心を」
「ふふっ。今日もそんなにやったのね。ありがたいけれど、無駄に人を傷つけぬようにね。」
「はい。お嬢様はお優しいですね。俺だったら絶対に容赦なくボコしますよ。」
優しいと言われてふいに頬が熱くなる。褒められるとどうしても照れてしまうものだ。大星に褒められることは少ないから特に嬉しくなる。
「もう寝ましょうか。大星。貴方も成長期なのだから、よく寝なさいね。」
「はい、お嬢様。明日は月曜日ですから。学校もありますよ。」
「ええ、わかってるわ。おやすみなさい」
「おやすみなさいませ」
大星の声は本当に心地よいな、と思いながらゆっくりと目を閉じた。
どうでしょうか…キャラ作るのに最近ハマってますの。