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【淡本町私立淡本中学校】マジで来た!校長の質問回答コーナー
この回は普段の物語の幕間のようなものです。
マジで質問が来た場合、このような形式で
取り上げさせていただくかもしれません。
(ただし、物語の核心を突く質問はその限りでない。)
校長は、いつものように何も入っていないポストを確認した。
するとおかしなことに、一通の手紙が入っていた。
少し驚きつつも、職員室に歩きながら内容をざっと見る。
要約すると、本校に入学したい。どうやれば入学できるのか?
という内容であった。ここまではいいが、校長はすこし恐怖心を覚えていた。
「うちの学校、所在地不明なんだけどね...」
どこからか住所が漏れた、ということだろうか。
なら、うちの教員がやったに違いない。
考えるまでもなく、こういうことをするのはA先生だろうが。
あいつ、本当にスクラップにして廃棄所送りにしようかな。
物騒なことを考えながらも、校長は返信の手紙を書き始めた。
”うちの学校の募集要項はこちらです。チミに当てはまっているか教えます。
まず、12歳から15歳であること。これは当てはまるだろうね、じゃないと
こんな手紙出さないだろうから。次に、淡本町在住であること。
これ、チミは当てはまってないよね。だって、そんな町無いからね。
そして、最後の募集要項。内容は教えることができない。が、チミは当てはまらない。
よって、うちへの入学は不可能だ。ごめんね。
p.s. チミにあって本校の生徒にないものなーんだ”
一通り書き終わり、校長は職員室の椅子の上で小さく伸びをした。
すると、扉が開く音がした。校長が振り返ると、そこには北先生がいた。
「校長、こんなところにいたんですね」
「ああ、北先生。チミA先生のメンテって何してるわけ?
A先生が本校の住所漏洩してる疑いがあるんだけど」
「そうなんですか?いえ、しっかりとメンテしてるはずなのですが」
珍しく、北先生は少し慌てた表情をする。
そんな北先生に、校長は今あった出来事をすべて話した。
すると、北先生が言った。
「本校のホームページに、コメントが来ていましたよ。
ようやくみつけた、いまそちらにむかいます...と」
「わお」
校長は内心で冷や汗ダラダラだった。
来られたらやばいかも、通報されたら僕はお縄につくかもしれない。
「まいったなー...」