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過去を振り返っている暇はないので、任務こなします。
ルラら
ピピピピピピピ
バシッと音を決めて朝に聞く不快な音「目覚まし時計」を止める。
あぁ…また一個犠牲に…。
二度寝しようかn「春乃ー!二度寝しちゃダメだよー!?」OH…。
叫んでいるのは、韮山凛花。
ふと思い出す。この子、怒らせると怖い。
…早く…起きよ…。
睡魔と格闘しながら着替えなどを済ませる。
「おはよ…。」
「春乃!おはよ!他の3人見ておいてー!」
「りょ。」
私の名前は佐倉春乃。中学2年生。目の色は桃色と紫色。髪色は、薄いピンク。
武器は…なんでも使えるね。
現役の殺し屋ですッ☆
あ、テキトーに「や」ってる訳じゃないよ?
本部ってとこから、任務が伝えられるからそれをこなすの。
んで…今は、他の3人を見てる。
簡単にその3人の説明をしよう!(唐突)
1人目。
小野 啓。中学2年生。栗色の目と髪を持っているんだけど……ぶっつけ本番タイプ。整理整頓が苦手。大雑把。めんどくさがり屋。
もっとあるけど…啓のためにやめておこう。
武器は短剣。
2人目。
柏原 華菜。小学5年生。緑色の目と髪。人見知りが激しくて、よく泣いちゃう。でも、めっちゃ可愛い!!あとは、語尾が独特。
武器は矢。
3人目。
大田 博人。小学6年生。藍色の目と髪。華菜のお兄さんみたいな存在。啓とよく一緒にいる。まぁ、男子は啓しかいないからね…。
武器は、銃だっけ。
見ててって言われたのはこの3人。
で、現在進行形で朝ごはんを作ってくれているのが、
さっきも言った韮山 凛花。中学2年生。黒色の目と髪。手先が器用で、朝に強い。(羨ましい〜!)
武器は、銃。
私を含めたこの5人で今は生活中。
本部から伝えられたグループで生活し、任務もこなす。
当然のことながら、親はいない。
義務教育は、これが義務教育だから問題なし。
親も承諾済み。
当然、私たち本人もこういう任務があることを知っての上で入学した。
どれだけ任務をこなせ、仲良くできているか。この二つの観点から本部の人たちに採点され、順位が表される……つまりは、ランキングというのがある。
ちなみに、私たちのグループは1位。
1ヶ月ごとに更新されていくんだけど…えっと…今は6ヶ月連続かな。
嬉しいし、モチベも上がる。
きっと、これが目的なんだろうと思う。
「朝ごはんできたよー。」
「「「「はーい。」」」」
3人を連れて食卓に向かう。
「「「「「いただきまーす」」」」」
今日は洋食。
パンとサラダとココア。
どれも簡単なものばかりだが、それでも美味しい。
数分後〜
朝ごはんや歯磨きを終え、まったりしていた時。
ヴーヴー
バイブ音が聞こえる。
それは、本部からの任務のメールだった。
件名:新規任務
内容:今回の任務は、人身売買の会場にいる者たちの排除。
全、5名。下記の者だ。
期間は特に設けない。情報収集等も各自で行うこと。
一番下に、その5人の名前、性別、年齢などの簡単な情報が書いてある。
「えー。人身売買って、違法のやつじゃん。」
「違法だから任務になってんでしょ。」
凛花がツッコミ(?)を入れる。
「まずは、情報収集だな。」
華菜がノートパソコンを持って、こっちにくる。
「えっと…今回の場所は、〇〇町の、MY会場にだ…。」
でた。華菜の語尾。
なぜか。華菜は語尾に「にだ」を付けている。
「MYは、『マイ』って読むんじゃなくて、『エムワイ』って読むみたいにだ…。『マジで、ヤバい』の略みたいにだ…。」
www
思わず笑ってしまう。
マジでヤバいってwww
そのまんまじゃんw
「春乃、笑わないの!」
「凛花だって笑ってるじゃんwww」
「なっ…w」
これには、凛花も笑っちゃったみたいw
さて…
「いつ攻める??」
急に堅苦しい雰囲気になる。
あっは。こういうの好きじゃないな。
「…今月の20日、その5人しかいないみたいにだ…。」
「いつに間に調べたんだ。」
博人が華菜のノートパソコンを覗き込む。
「春ねーちゃん。どう思う?」
博人が聞く。
あ、一応私、このグループのリーダーだからね!?
「いいんじゃない。5人しかいないのなら尚更。」
「ええと…そしたら…ルートの確認なのにだ…。」
華菜が中央に置いた地図をもとに、みんなでそれぞれの担当を決める。
さぁ。MY会場のみなさん。
覚 悟 し て く だ さ い ね ?