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第5話 気持ち悪い
久々の投稿。ちょっと大人向けなとこあるけど濁してるよ。
早くみんなの小説見たい。たすけて。しにそう。💩
この場の全員にとっての恐怖の対象が目の前に留まっている。
芽影、冬子(妹)、夏音の3人も養子を迎えたのに、育児放棄。
愛情も覚悟も無い親が交わって出来た子供は、いつかは壊れてしまう。
母「あんたら3人何してんの。嫌ならどっか行けよ。」
くらこ(3人…おー私の事見えてないのか!あぶね!!!)
夏音「……っ」
真宵「うるっさ…」
芽影「__…はぁ、__」
母「あ?なんつった真宵お前今」
真宵「うるさいって言ったよ。耳悪いっけ。耳鼻科行こうよ。」
くらこ「…?!?!?!?」
そんな事言っちゃって大丈夫!?と言わんばかりにくらこは真宵の方を見る。
真宵はくらこを少し見てからすぐに母の方を見る。
芽影「お金ないもんね。耳鼻科行けないよね。可哀想。」
母「は?お前らなに急に?死にたいか?いいぞ?殺してあげてもいいぞ?」
夏音「うるさいうるさいうるさい…」
くらこ(すどう…大丈夫かな…)
真宵「見たいの?」
母「何が?」
芽影「あんたの行動の末路。」
母「は…なに、やってみろよ。」
芽影と真宵はバッグから何かを取り出した。
そして真宵は腕の裾をまくった。
真宵の腕には包帯が巻かれていた。
その包帯を解くと、ひどい数のリスカ跡。
手には残り少ない薬の袋。
芽影は首を見せた。赤い縄の跡。自殺未遂の跡。
手には同じく薬。
母「っ……は」
夏音「っ〜…!!???!!?」
くらこ「っっぅわっ…!?!?」
2人は両手で顔を隠す。震えながら。
こんなの、グロすぎる。見たくない。
そう思って真宵達のことは見れなかった。
真宵「これがお前が産んだ子供の行く末。」
芽影「私の事、養子に迎えたのにこうなっちゃうなんて。」
母「…私が悪いの…?」
真宵「…は?」
母「これ、私だけが悪かったのかなあ…」
芽影「お前が悪いよ、そりゃ」
突然態度と顔色を変える母に少し気味悪さを感じる。
母「ママね、デキ婚だったのよ。」
真宵「知ってるけど…」
母「お父さん、今ニートでしょ?」
芽影「え、うん。」
母「昔はホストやってたの。」
芽影「確かに金だけは持ってたもんね。」
真宵「あ、もしやホス狂いになってそれで?」
母「…違う。私が被害者なの。」
夏音「っは…?でもそれで私達を放棄する理由にはならないでしょ?」
芽影「おかしいでしょ。被害者だから何…」
母「聞いて。ホストの営業やってるお父さんに突然引き連れられたの。」
真宵「もしかして…それ、は…」
母「ええ、そういう大人の場所よ。」
くらこ「ぅわっ…なんで…きも…」
夏音「なんで急にそんなこと…」
母「キモイわよね…私だってなんでか分からなかった。」
芽影「それで強引にされて…デキ婚ってこと…?」
母「…うん…ごめん…ごめんなさい…」
真宵(初めてちゃんと謝ってる…)
母「分かってる…こんなんで許されないって…一生を捧げても償えないって…」
母「だから、だから…生まれてくる前からお前らのことなんか大嫌いだった…」
夏音「お母さん…」
くらこ「…大丈夫?(あ、聞こえないわ)」
夏音「っでも…妹はさ…もう居ないじゃん…お母さんのせいで…」
芽影「妹ちゃん…そっ…か…」
母「冬ちゃんは…冬ちゃんが死んだ理由は…」
母「私が暴言暴力をしたせいじゃない。」
芽影「は…?いや、原因はストレスだって言ってたし…」
母「ええ、ストレスは合っているわ。」
真宵「じゃあなんなの、他にあんの?逃げようとしてるんじゃないの?」
母「………お父さんは、」
母「冬ちゃんに手を出して妊娠させたの…」
夏音「っは?」
真宵「手ぇ出したって…っ、?」
芽影「嘘…気持ち悪い………」
母「私だってそんな事するとは思わなかった。でも冬ちゃんはまだ、13歳よ…」
徐々に母の声が震える。
妊娠を知った時は、怖くて、悔しくて、悲しくて、怒りでどうしようも出来なかった。
くらこ「待って…なんで離婚しなかったの…」
真宵「…確かに、なんで離婚しなかったの。お父さんさえ居なくなればお母さんも楽になるでしょ?」
母「お金が無かったの…お金を、全部お父さんが管理しているから。」
芽影「あ、だから離婚しようとか言ったら……」
母「そう、お金全部持ってかれちゃう。そうしたらあんた達の生活費もなくなる。」
夏音「そん…な………じゃあ、」
真宵「お父さんと離婚すれば貧乏になって私達のことも捨ててしまうしかない、それか心中?でも離婚しなければこのまま生きていける…と。」
母「…ごめん。」
くらこ「で、でもさあ!!」
くらこは母には聞こえないのに思わず声を張ってしまう。
だって、こんな酷い環境で夏音達は、母達は頑張ってきたんだから。
『お母さんみたい』
そんな夏音の一言を思い出して、もっと胸が苦しくなる。
くらこ「すどうのお母さん達は悪くないよッ…!!!!」
夏音「くら……」
くらこ「ここまでの家庭環境にさせたのは全部すどう達のお父さんのせいでしょ!?すどう達は本当に悪くないし、すどう達のお母さんも…真宵さん達をここまでにさせてしまったのは良くないけど…そうなってしまったのも全部、全部全部ぜーんぶ。お父さんのせいじゃん!!」
母「…はぁ…もう…」
くらこ「なんで…っ…なんでよ…悪くないじゃん…」
くらこは少し息が荒くなった。
どうして。なんで。悪くないのに。全部お父さんのせい。
夏音(__悪くないの分かってるってば。__)
夏音「__…そんなんで変わるわけないじゃん…__」
くらこ「っ…!」
夏音「ッあ」
漏れ出てしまった言葉、くらこにははっきり聞こえてしまった。
そうすると、くらこは別方向へ向かって行ってしまった。
夏音「っ待ってっ…!」
真宵「う…ぁ…」
芽影「お、お母さん、私達…」
母「いいわよ…どこか行って…もう帰ってこないで…お父さんが…」
芽影「っ分かっ…た…」
真宵「じゃあね…」
「「「「お母さんは悪くないんだよ。」」」」