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にじさんじ怪談 ; トイレの花子さん
周央サンゴ ・ 視点
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「〈トイレの花子さん〉って知ってる?」
「知ってるよ。」
「ひえっ、怖いよぉ…」
ンゴはまだ中学生。怪談話は、よくクラスで友だちに聞かせて驚かせるのが流行っていた。そして、やはり中でも特に目立つのは、学校の怪談〈トイレの花子さん〉。
学校ですぐに試せるし、七不思議の一つでもあるから、よく話題に上がる。
ンゴは怖いから、あまり怪談話を聞かないようにしていた。なのに..
ある日、友だちから「明日、〈トイレの花子さん〉を試してみよう。どうせ嘘だよ。」と、恐怖のお誘いを頂いてしまった。やっぱり一番怖いのは人間なんですよ〜〜っ!!
後日。
友A「…ほんとにいるのかな〜。」
お友達が言った。声は意外と楽しそうで、ホラー耐性がある人ってすごいな〜。と思いながらぼけ〜っと着いていくと、「二階のトイレ」に着いた。ここが、〈花子さん〉の出る場所らしい。
周央「もう帰ろうよ〜〜。暗くなってきたし、帰るの怖くなる前に…」
友B「え〜、あとちょっとだけ。せっかく階段登ってきたんだしさ。」
ともだち二人は、んごの声が聞こえてないのかと思うほど軽く流しずんずん進んでいく。
少し雑談を挟むも、ンゴの恐怖は治まらないまま。
学校二階の、三番目のトイレで花子さんを呼び、「いらっしゃいますか」と言う。これが花子さんが現れる条件。本当に、現れてしまうのだ。その恐ろしいことを、今友人は実践しようとしている。今、止めるべきなのに。ンゴは勇気が足りずに一歩手前から見るのみ。
ついに、友人Bがあの台詞を言った。
友B「花子さん、いらっしゃいますか? いるなら、返事をしてください。」
… 『 はい 』
周央「ひ…っ、うぇ??」
友A「今のって…!」
友B「きゃ〜〜っ!」
トイレの中から、か細い女の子の声が聞こえた。『はい』と。確かに返事をした。この七不思議ってほんとだったんだ…。
無人のトイレから声…。これって結構とてつもない事態なのかもしれない。
あわあわ…と遠くから見ながら汗をかいていると、突然友Aが言い出す。
友A「───サンゴちゃん、汗すごいかいてるし、もう先に帰ってていいよ。無理矢理誘ってごめんね。」
正直、少し怖かった。今まで騒いでいた友人二人は嫌な予感がなんとなくしたのか、ンゴを家へ帰らせるようなことを口を揃えて言う。
周央「────えっ、ありがと〜〜!ふたりも、帰り気をつけてね。」
何も疑わずにふらふらと自宅へ戻る。
…
────それ以降、お友達ふたりは、連絡も途絶え学校にも来なくなってしまった。
「━━ちゃん?」>
「大丈夫?!」>
既読はつかない。
すごく嫌な予感と、悪寒がする。
「やっぱり、やめておいた方がよかったな…。」
後悔したって、もう遅いんだと。
私一人の、部屋の静けさがそう伝えてくるのだ。
学校の怪談話がひとつ増えた日。
にじさんじ怪談 ; トイレの花子さん編 《《終》》
《トイレの花子さん》
はい、と返事されたあと、ドアを開けると、おかっぱ髪の少女に、トイレに引きずり込まれてしまう。
アイディアないよ〜〜しぬ