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哀情セレナーデ.後編
「心配しないで誰よりも優しいアプリコットティー」
とある一家の御茶会議 / くるりんご 様.
side.ユーリ
ずっとわかってたよ。
君がずっと悩んでたことも、
辛かったことも、
私のことが好きってことも。
わかってたけど、言いたくなかった。
私が初めて気がついた時、君はまだ自覚してなかった。
そんな時に言っても、きっと困らせてしまうだけ。
自覚して、話しやすそうな雰囲気の時に言おうって思ってた。
それが、今ってこと。
…わかった?
「ぇ、ぁ、…っと…すごくよくわかりました…」
「ごめんね、こんな話しちゃって!!こんな良い感じの雰囲気だったのに!!」
「そっそんなことないよ!!…え?好きバレしてたってまじ??」
やば、つい言わなくてもいいこと言っちゃった。
嫌われるかも…。
「なんか、好きバレで終わらせたくないな。…ユーリ!!あたし、ユーリが好き!!」
改めて言われて、少し顔が熱くなった。
…今が、チャンスだ。
私も好きだよ、って言おう。
「私も、セレナーデが好き!!」
「…え!!!!!!!?それ、本当…?」
「本当!!ずっと前から好きだった!!」
真っ赤に染まった君の頬に、そっと口をつけた。
「ぇッ、ぁ…、ユーリ…っ?」
「あごめん可愛くて」
「かわっ…!!?」
セレナーデはこういうのをまだ経験してないみたい。
そうだよね、まだ10歳の可愛い純粋な女の子だもんね。
…つまりこの子は受けってワケだ!!
え〜だから、私とセレナーデのCPはユリセレになるってことか!!
なんか嬉しいな、ただの自己満だけど。
「ぁの、じゃあ…付き合お?」
「何それ嬉しいありがとう」
セレナーデの嬉しそうな顔を見た時。
ずっと感じていたセレナーデの「やみ」が消えた気がした。
私のおかげで辛くなくなったなら、嬉しいな…。
そんなことを思いながら、ティーパーティーは幕を閉じた。
なんっだこのくそ可愛い百合カプは