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「好き」恐怖症
初兎「いむ君?」
ほとけ「ん?」
初兎「好きやで」
ほとけ「っ、ダダダッ」
初兎「いむ君?!」
廊下
いふ「ほとけ?廊下は走るなよ・・・おい!ぶつかるぞ!」
ほとけ「はぁっはぁっはぁったすけって」
いふ「捕まえた」
ほとけ「怖い・・・!離して!離してッ!!」
いふ「どうしたんだよ」
ほとけ「どうせ・・・見捨てられるんだ!」
いふ「見捨てられる?」
ほとけ「好きなんて、嘘だ!!!」
いふ「え、?」
ほとけ「ごめん。ちょっと、ね。」
いふ「話してくれよ。どうした?」
ほとけ「怖いんだ。好きって言われると」
いふ「なんで?」
ほとけ「昔、好きって言ってくれる人がいたんだ。誰にも愛されなかった僕を、その人は好きって言ってくれた。その人が、僕にとっての生きがいだったんだ。」
ほとけ「でも、その人にも、見捨てられた。だから、怖いの。」
いふ「そっか。じゃあ、"好き"じゃなければいいんだな。」
ほとけ「え?」
いふ「愛してるよ。ほとけ。(耳元&イケボ)」
ほとけ「え?うそっ。こんな僕を、愛してくれる人がいるわけない。」
チュッ
ほとけ「っ?!」
いふ「これでも分かんない?」
ほとけ「っ///」
いふ「かわいい。お前さ、俺の、恋人になれよ」
ほとけ「ほんとうに?ほんとうに僕を愛してくれる?」
いふ「あぁ、もちろん。」
ほとけ「じゃ、じゃあ、よろしく」