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目次
にゃんともいえない
この小さい街、マルマリは猫耳の人々、いわゆる獣人が住んでいる。
女性ばっかりで、この街の人々の恐ろしさを知らずに捕まえようとする人間がたまにきていた
僕は田村だ。友人の誘いでこの街の獣人を捕まえにきた
…正直言ってよくなさそうだ
友人は大のスケベで、可愛くてか弱いから捕まえに行くと言っていた
友人「この森を抜ければつくぜ」
僕は行きたくなかったが、どうしても断れなかった
森を抜け、トゲの茂みを通りクマに出会い追いかけられ、、
災難なこともあったが、とりあえずついた
パリにありそうな街並みが広がっていた
僕と友人は感動していた
噂通り猫耳人間が歩いていた
みんな女の子だ。友人は興奮してる
友人「早速捕まえようぜ!!」
僕 「は、早まるなよ…。まずは観察…」
まだ言いかけなのに友人はダッシュで近くにいた高校生くらいの猫耳少女を縄で捉えていた
僕はため息をついて友人の元に駆け寄った
少女「は、はにゃしてください!」
少女は泣き喚いてる。友人はそれを見て笑っていた
僕は心が痛かった。いくら獣人だといえ、可哀想だった
友人「にゃだって!にゃ!!www」
僕 「ね、ねぇ…、可哀想じゃない…?離してあげようy…」
ボコッ!
友人が僕を蹴った。
僕はバランスを崩し倒れた。友人がこんなムキになるなんて初めてだ。
いままで喧嘩しても手や足は出さなかったのに…。
友人が狂ってるような気がした
少女「お願いです!出してください!」
友人「せっかく捕まえたんだ!出すものか!!」
友人は狂った目で少女の髪を袋の上から鷲掴みした
それから僕に向かってこう放った
友人「ムチをもってこい!!」
僕 「む…、むち…?まさか…その子を叩くんじゃ…………ないよね…」
友人「いいからさっさともってこい!!!」
僕はムチなんか持ってない。どうすればいいんだ
友人はどうなってしまったんだ…!?
友人はオドオドしてる僕を見て少女を僕に向かって投げた
少女が僕の上に乗っかった
それはとてつもなく可愛い顔だった。自分の前髪で見えなかったけど、
少女の目を直視すると可愛くて狂いそうだ
僕は少女を押し除けた。
すると少女が僕の上に乗ったまま友人に向かってこう言った
少女「`もっと遊んで?`」
友人「も…っと…あそ…んで…?」
それを聞くと友人の体から猫じゃらしが出てきた
僕は怖くなった
友人の苦しむ声が聞こえる。赤い血が流れている
友人はそのまま倒れた。◯んだ…?
少女はくるりと今度はこちらを向いた
僕は恐怖で目を逸らした
すると少女がこう言った
少女「あなたは私を助けようとしてくれたので見逃してあげる」
少女はそのまま立ち去った
僕は友人を置いて走って森を抜け逃げた
トゲトゲの茂みなんて気にしない
走り続けた
家について友人の苦しむ声を思い出すと怖くなる
夢だ、夢だ。そう言い聞かせた
マルマリの豆知識ฅ^>ω<^ฅ
目をしばらく合わせてしまうと狂ってしまうのである
だから主人公は目を合わせなかったから助かった
友人は捕まえる時目を合わせてしまったから、狂って本性が出た
にゃんともいえない 第二話
僕は困っていることがある
毎朝ポストを見ると、黒百合がたくさん入ってるのだ。しかも毎日
恐怖でいつも捨てるけど、誰が入れてるんだろう
夜になると視線も感じるし、警察に相談しようか…
僕は彼女がいる。彩芽ちゃんという名だ
同居してる。とっても可愛くて、大好きだ
ある日、家に帰ると彩芽がいなかった
僕「彩芽ー?留守かなぁ」
机の上をみると、何かが置いてあった
大量の黒百合…!?漆黒のリボンで結ばれている
僕は怖くなり、同時に嫌な予感がした
僕「彩芽!いるんだったら返事してよ!」
部屋は静まり返っている
家中を探したが彩芽はいなかった
僕は警察に通報した。まともに取り合ってもらえない
すると声が聞こえた
彩芽「ただいまー!ちょっと!ドア開けっぱなしにしちゃダメじゃない!」
彩芽だ。ただの留守か…。僕は一安心した
すぐさま、彩芽を抱きしめた
彩芽「なにこの黒百合?買ってきたの?」
僕「ううん、帰ったら置いてあったんだ…。彩芽が買った?」
彩芽「知らないけど…」
僕はポストに毎朝入ってることを言わず、いつも通り捨てた
ちょっぴり怖いけど、彩芽がいれば大丈夫だ
夜、残業で遅くなり帰るのが遅くなった
夜道を1人で歩いてると、前からツインテールの女性が歩いてきた
僕は無視して家にいる彩芽のことだけを考えた
すると女性が喋りかけてきた
女性「ねぇ…見てくれた?クロユリ」
僕はビックリした。クロユリ…?クロユリって黒百合だよね…
なんで知ってるんだ…?女性は話し続けた
女性「彼女いるんでしょ。今」
僕 「えっ…」
女性「ひどいよぉ…。私がいるのに」
僕は頭が追いつかなかった。どう言う意味?私がいるのにって…。コイツ知り合いだっけ…
覚えてない…、、すると女性が急に冷たい目をした
女性「`まさか忘れてないよね?`」
僕は意味不明で怖いのと家に帰りたいのとで感情が必死だった
女性「彩芽ちゃんのこと好きなんだよね?だけど黒く濁った愛もあるよね?それだけでいいの。それが欲しいの」
僕「は、、?どういう意味…」
女性「だーかーら!彩芽ちゃんには綺麗な愛を、私には黒く濁った愛!これで対等でしょ?」
コイツ頭がおかしいのか…?何言ってるんだよ…
しかもなんで彩芽の名前知ってるんだよ
僕「そもそもおま…いやあんたが誰かも知らないし!警察呼びますよ!」
女性「……元カノを通報しようとするんだ」
僕「元カノ…」
そうだ、僕には彩芽の前に彼女がいた。ただ顔が可愛くスタイルがいいだけで決めた彼女。
そのときは裏の性格なんて知らなかった。
次第に愛が重くなり、狂気的になって別れたんだっけ
女性「ふーん…。じゃあ、永遠に私と一緒になろ?で、輪廻するの!」
僕は思った。これやばいパターン。僕は無視して家に真っ直ぐで走った。
彩芽は無事だよね?
女の叫び声がしたがそれも無視した
家に帰ると、彩芽が料理を作って待ってた
彩芽「おかえり!遅かったじゃん」
僕「警察呼んで!!!」
その後、女は脅迫罪で逮捕された
一安心して、新しい家で彩芽とずっと2人で暮らすんだ
彩芽「ねえ、ポストに黒百合がたくさん入ってたよ…?」
黒百合に花言葉は呪い、復讐、などそういう意味が込められているそうです