怪異病棟666号室

#怪異✕病棟✕SCP的 #グロテスク #ネガティブ #病み #そんな要素多 #暗い 
その街は、雨が振り続けていた。 雨は、止む事を知らなかった。 次第に街は沈んでいき、木々に囲まれた1つの島となった。 雨はまだ、振り続けていた。 1つの森の様なその島のてっぺんに、大きな病院が建っていた。 その病院には、奇病に感染し、「異形種」と呼ばれた元人間が隔離されていた。 その者達を治す為、そして、妹を治す為に働く1人の職員がいた。 「必ず治してあげるから。」 彼女の呟きは、雨の中、病棟666号室の中へと吸い込まれ、消えていった。 雨は、今日も振り続けていた。 雨が止む事は、永遠になかった。
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