編集者:a6
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目次
何で俺が魔王と戦わないと… 第一話
俺はこの世界に飽きている。
俺の名前はフィスター、今年で15歳になる。
この年になるとそろそろ将来の選択が迫られる。
1つ目は勇者になり魔王と戦う。
2つ目はギルドの者になり、勇者達に向けて全身全霊で働く。
3つ目はその他の職業になる。
この3択だ。
はっきり言ってどれも面倒くさい。
こんな事しずに一生遊んで暮らしたいが、そんな事すると生活出来なくなってしまう。
勇者などという面倒くさい仕事などしずに、アルバイトでもして適当に生活したいのだが親が、
「うちは代々**魔法使い**の家系なんだから、勇者になって魔法使いとして活躍しなさい!」
とか何だとかいって魔法使いになることを強要してくる。
俺は血筋のこともあり魔法使いの才能があるらしく、昔から1日1時間は絶対トレーニングしていた。
俺の才能があると言われたのは**星属性** この属性は珍しくて強いかどうかも分からないらしい。
この星属性は昔の人間が住んでいた星の近くの星を技として具現化したものらしい。
でもいくら珍しくても勇者とかいう面倒くさくて疲れて危険なものにはなりたくない。
もし成功したら莫大な報奨金がもらえる。
だが10万人程いる勇者の中でそんなこと出来るのだろうか。
育成時代を乗り越えて勇者に出世しても、魔物と戦って勇者の厳しさを知り、精神的に諦める勇者が約9割 成功して強くなっても、四天王クラスに遭遇して死んでしまう勇者が約9割と言われている。
もしかすると本当に一生遊んで暮らせるかもしれないが、死んでしまったら元も子もない。
まず仲間もいないんじゃ話にならない。
1人で始めるのと2人で始めるのは大きく違う。
仲間のあてもいないし、やっぱり勇者にはならない。
いっそのことここから家出しようかと考えていた頃、スマートフォンから電話がかかってきた。
《第二話に続く》
何で俺が魔王と戦わないと… 第ニ話
面倒くさいなと思いながら体を動かし、スマートフォンに手を伸ばす。
相手 「もしもし。」
その声は以外な人物だった。
俺の幼馴染であるヒーリンスだ。
最近は会っていないから、まさかとは思ったがこの声は間違いない。
俺 「もしもし。」
ヒーリンス 「私勇者の試験を受けて、僧侶として合格したの!」
確かにヒーリンスは昔から僧侶になりたいと言っていた。
ヒーリンス 「それで来年から、勇者育成学校に入ることになったの、フィスターは魔法使いになるから学校では中々会えないと思うけど、卒業したら一緒にやらない?」
ヒーリンスは勝手に俺が魔法使いになると決めつけているようだ。
確かにヒーリンスと一緒なら勇者をやるのならいいかもしれないが、まず試験を受けないといけない。
まずそれが面倒くさい。
さらに俺は試験について何も知らない。
俺の誕生日は5ヶ月後の12月25日で丁度クリスマスだ。
試験は16歳未満でないと受けれないため。
試験は1ヶ月ごとにあるので、最後の試験は12月1日だ。
5ヶ月後までに試験の課題を覚えて、出来るようにしておかないといけないことになるため、合格するのは無謀である。
とりあえず俺はヒーリンスに、
「考えておくよ。」
と言っておいた。
ヒーリンスは
「そっか。」
と答えて、電話を切った。
俺は一晩中考えて、ヒーリンスに言われた通り**勇者を目指す**ことにした。
《第三話に続く》