花が散る前に、一片の希望を。

#自主企画参加に感謝! #古事記 #和風ファンタジー 
自主企画のシリーズです! 舞台は古代日本、未だ天地創造の八百万の神々がこの国を創り、豊葦原を神も人もが歩いていた頃__ 始まりの神、光の君である父神、光り輝く君。 光の君は、愛し、共に国生みをし、八百万の神を生んだ母神の死に、大きに悲しんだ。 そして、禁忌を侵してしまった。 天井である高天原から神が降りて、死者の国である黄泉に行くだけでも異例。 更には、連れ帰ろうとしていた暗の君、母神の、変わり果てた姿を見、おどろおどろしさに逃げ出し、唯一の道を大きな岩で塞いでしまった。 その刻から、二柱の神々は天上と地下に分かれて憎み合う様になってしまった。 その争いはやがて、地上へも差し掛かってくる。 光の軍、天上の父神を信仰する人々。 闇の軍、地下の母神を信仰する人々。 輝の大御神の双子の御子と、闇の氏族とが争う戦乱の世に、 一人の少女が舞い立った___ その巫女姫である少女と、少女と運命を共にすると決めた者達が待ち受ける未来とは……? そして、豊葦原は輝に染まるのか、それとも闇が包むのか……? 光と闇は、きっと打ち解けられる。
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