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鏡花水月
手は届かない
目には見えているのに
でも
この目にうつっている
ものは偽物かもしれないと
それを確かめる勇気すらでないから
見ることしかできない。
この情景を儚いと
その一言だけで片付けるのは
未来の僕なのかもしれないや。
手は届いても
触るだけでは意味がない
僕の
ものになったわけじゃない
これは誰のものなのかと
神に問いかけても答えは帰ってこない
からさ
やっと手が届いたって無駄だったんだ
この情景を仕方がないと
片付けているのは
誰なのかと
確かめる勇気がさ
また必要だからさ
それの繰り返し
<鏡花水月>