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第三話
そして、私は交流することなく無事に授業を終えた。
六時間目も無事に終わり…(サボってんじゃねぇよゴルァ)
今日は部活もないので帰ろうとした。
そして下駄箱を開けると手紙がどさどさと落ちてきた。
どうやら私は間違えて一個上の|池麺 矢老《いけめん やろう》の下駄箱を開けてしまっていたようだ。
相変わらずモテている。なんかむかついたのでそのラブレター全部名前知らん奴にぶち込んだ。(おい?)
そして私は今度こそ私の下駄箱を開けた。
画鋲とか入ってないよな…?
よし。
ってかあの池、毎日10通以上のラブレターは来ているが…絶対毎日ラブレター書いてる奴いるだろ。
しつこくて何がいいんだか。
さーて、帰ろ。
バサッ
…?
あ、手紙だ。…これ私の?
嘘では?
まあ開けてみよ。
えーと、なになに…
<津三 伝玲さんへ。ずっとあなたのことが好きでした。もしよければ、放課後屋上へ来てください。>
屋上?めんど。
明日でいいや。名前も書いてないし。
下駄箱って一階だよ?屋上って一番上だよ?
それわかってんのかな。
そんじゃ、私は帰りまーすどんまいでしたー。
…このラブレターどうしよう。捨てるわけにもいかないなー。名前書いてるし。
家に持ち帰ってもなんか言われるだろうし…コンビニにでも捨てるか。一応名前のとこだけビリビリに破ってっと…。
「らっしゃっせー」
店員の適当な挨拶が耳に届く。
「あ、ホットスナックの焼き鳥お願いします。塩のやつ。」
私は塩だ。
タレではない。塩だ。
戦争が起こったって私は自分の意見を貫き通す。塩だ。
「160円になります。」
「210円でお願いします。」
「50円とレシートのお返しです。」
「はーい」
「温まるまで少々お待ちください」
焼き鳥が温まった。
「さーしたー」
…適当すぎんか?
焼き鳥を口に運ぶ。
…うまっっっっっっっっっっっっ!
なんだこれ、オレンジ!?甘くもありすっぱくもあり肉のうまみもある!
うっっっっっっま‼
うめぇ…うますぎ!
これが160円?嘘じゃん…。
今度家族にも教えよう。
メモしとこう。これほどうまいの忘れるわけないけど。
…あっつ‼
熱いなぁ。そういえば温めてたわ。
でもうまい!一番うまいかもしれん…
肉とみかんって合うんだな。
初めて知ったわ。
さーて帰ろう。
「ただいまー。」
帰った時間は16時30分。
私はぱぱっと着替えて、さっきコンビニでささっと買ったポテチをほおばる。
うまい。
なにしよ…。
ユーチュブでも見るか。
なんかないかなー。
面白い動画…
ショート動画でも見るか。
1時間後…
あれもうこんな時間?嘘でしょ。
ショート動画やばいな。時間溶けるわ。
1分だから…じゃないんだよな。なかなかやめられない。
指を下に動かす感覚を覚えてしまったらもうやめられないんだよな…
恐るべき中毒。
一旦スマホ置こう。
あ、学校の課題やらなきゃ。
めんどいなー。
でも1時間もショート動画でつぶしちゃったし…
私は覚悟を決めて課題を出した。
20分後…
「もう無理…大体終わったし明日やろう…。」
すまん、明日の私。頑張ってくれ。
昨日の私を恨まないでくれ。
そろそろ夜ご飯食べてお風呂入って寝るか…。
今日の夜ご飯は…唐揚げ!?やばっ、激熱‼レンジで温めて…
「いただきまーす」
うっま…
やっぱ焼き鳥もいいけどこれもいいわ…
「ごちでしたー。」
そんじゃ、お風呂入って寝るか。