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Level14 【楽園】
…
あたりを見渡す。枯れ木ばかりが生え、足元には赤い草が生えている。
空を見上げると、紫がかっているように見える。これは紫色の霧のせいだろう。
Backroomsに迷い込んで長い歳月が経った。命に危険が迫るようなピンチや、少しホッとできる場所。
そうした情緒の上がり下がりにどうしてもついていけない。
けど、ここは少し違う。
危険な香りも、安全そうな雰囲気も、何もない。
そこにあるのは、静かで美しい空気。
それにしても、独特な色合いだ。
全体が紫がかっていて、薄暗いようなそうでないような。
一度深呼吸をしてみる。
心が落ち着いた。
ここまで心が落ち着いたのは初めてだ。
ここは、楽園なのではないか?
ᙎᥱꙆᥴoຕᥱ, ᥒᥱω ⳽oᥙꙆ. ᙎᥱ ᥲɾᥱ ᖾᥲρρყ to ᖾᥲʋᥱ ყoᥙ ᖾᥱɾᥱ.
……誰かが自分に話しかけている気がする。
けど、ボソボソとしていて聞き取りづらいし、英語のような感じがしたが、自分は英語なんて一切分からない。
ᙓʋᥱᥒ ຕoɾᥱ ᖾᥲρρყ tᖾᥲᥒ ყoᥙ ᥲɾᥱ to ᑲᥱ ᖾᥱɾᥱ. ᙃo ᥒot ᑲᥱ ᥲƒɾᥲɩᑯ. ᔑtᥲყ ᥲ ωᖾɩꙆᥱ.
けど、1つだけ聞き取れる単語は、「happy」
Happy…幸せ、か。
確かに、ここはエンティティもいない。孤独だが、安心できる。
ᙓxρꙆoɾᥱ oᥙɾ ᑲᥱᥲᥙtɩƒᥙꙆ ρᥙɾρꙆᥱ ⳽ƙɩᥱ⳽. ᒐᥲყ ɩᥒ tᖾᥱ ຕᥲɾooᥒ ɠɾᥲ⳽⳽. Ƴoᥙ ᥴᥲᥒ ᑲᥱ ᖾᥲρρყ ᖾᥱɾᥱ ωɩtᖾ ᥙ⳽.
……ここで私達と一緒に幸せになれるって言ったか…?
最後の方に、そんな事言っていたような気がする。
なら、いつまでもここにいてもいいんじゃないか…?
いや、ダメな気がする。
この場所自体が悪いとかじゃなくて、ただただ、現実世界に帰らなきゃいけない気がする…
ᙎᖾo ᥒᥱᥱᑯ⳽ ᥲ ⳽ᥙᥒ ωᖾᥱᥒ ყoᥙ ƒᥱᥱꙆ ᥒotᖾɩᥒɠ ᑲᥙt ᥱꙆᥲtɩoᥒ ᥲ⳽ Ꙇoᥒɠ ᥲ⳽ ყoᥙ ᥲɾᥱ ᖾᥱɾᥱ?
………
頭の中が無意識に渦巻く。
帰りたい、けど帰りたくない。
ここは楽園だ。
~~ 違う、楽園じゃない。帰るんだ。 ~~
ここで幸せになれる。
~~ なれない。もっといい場所がある。 ~~
どうして楽園から帰ろうとするの?
~~…それは、分からないけど~~
*帰らないでいよう*__帰らなきゃ。__
You’ll be happy here, we’re sure of it.
Level14 楽園
レベル全体が紫がかっており、非常に広大です。
エンティティは存在していません。 この風景の奇妙な色彩は、あなたの正気をゆっくりと消耗させます。
なるべく早くこのレベルから退出してください。
なぜ楽園を離れたいのですか?