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雨と未来
こんにちは、lilyです。.:*:・'°☆
短めですが、是非ご覧ください👀
🐱
放課後、玄関に行くと雨が降っていた。
天気予報を見てないから、傘がない。
用事があって遅くなったから人はいないし…
「花梨?どうした?」
その時、いつもの声が落ちてきた。
「湊、まだいたの?」
「あぁ。もしかして傘ない?」
図星をつかれて唇を尖らせる。
「しょうがない、入って」
「ありがと…」
心の中でラッキーと思った。
距離が近くてドキドキしている。
でも気まずい沈黙が流れる。
そういえば夏祭りの後から
ぎこちなくなってしまった。
そんなことを考えながら、
ボーッと歩いていると。
「危ない」
湊に肩を抱き寄せられた。
「えっ…ごめん」
水溜まりから避けてくれたらしい。
優しさに胸がくすぐったくなる。
🐺
我に帰ると、
触れていたことに恥ずかしくなる。
「花梨って、志望校どこ?」
照れを隠すように、違う話題を振った。
「ん、○○高校。湊は?」
「△△高校だよ」
花梨は近くの公立で、
俺は遠くの私立だ。
普通の幼馴染だったのが、
あと半年で離れ離れになる。
そう思うと寂しくて、本音を言いたかった。
告白しようと思ったことは何度もあるのに、
結局勇気が出ない。
「じゃあ、ありがと。またね」
花梨を家まで送って帰った。
🐻
帰ろうと玄関に行くと、
ちょうど星野さんがいた。
彼女のことは1年の頃から気になっていて、
3年で同じクラスになれ、
勉強を教えることを口実に関わっている。
彼女は困ったように空を見上げていたので、
傘がないのかもしれない。
貸してあげようと歩き出した時。
風間くんが星野さんに駆け寄った。
そして同じ傘に入っていく。
二人はやけに親しげだ。
モヤモヤした感情に支配される。
これが嫉妬なのか?
初めての気持ちに戸惑う。
🐺
「そろそろ告白すればー?」
親友の虎太郎に言われ、
そうだよな~と思う。
「結構脈アリじゃない?
振られたとしても大丈夫!」
「いや、元の関係には戻れないよ」
ナヨナヨしてたらダメだよな…
「勇気がある男はカッコいいって!」
励ますように肩を叩かれた。
卒業までにするために、
計画を立てて練習しよう。
ご覧いただき、ありがとうございました🙏
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