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優等生になりたい! 第五話 花音、爆発事件に巻き込まれる
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 今回の前書きと後書きは、謝罪から始まり謝罪で終わることになります!
とりあえずなんでこんなめっちゃ謝ってるのかは後で説明しますので、許してくださいっ!🙇♀️
第五話 花音、勉強できなくなる
まあ、とりあえず色々なことがあって(めっちゃスキップした)私──清水花音、(多分)初恋の人──黒条海斗、優等生でオタクの小ノ川玲、そして幼馴染で腐り切った縁の太一と一緒に勉強をすることになりました! わーい、一人増えた! って素直に喜んでいい間柄じゃないけど……。
ニヤニヤニヤニヤ、と玲は奇妙な笑みを浮かべて私たち三人を交互に見ていたが、ハッとしたように顔を上げて優等生モードの声で
「ちょっとみなさん、このままじゃいつまで経っても勉強ができません! 切り替えましょう!」
と言った。
……そんなにせかせかしなくてもいいのに。まあ、しょうがないか。最凶テスト前だもんね。
私は一人で勝手に納得した。ついでに、最凶テストっていうのは、学期末テストの別名っていうか愛称(愛してないけど)で、結構私の成績がやばいから別のクラスの優等生|2《ツー》が勉強を見てくれているのだ。
「「じゃあやろう」」
太一は何も言わずにただそこにいる。勉強する気はないみたいだ。
勉強しないなら、帰ってよ……と言わなかった私はエライと思う。世の中、言わない方が良いことがあったりなかったりするのだ。
「|荒木《あらき》さん、勉強しないなら帰ってください」
「二組の方角はあっちですよ」
私が言わずとも、優等生2が強制帰還させようとしている。
アレ、もしかして私の方が大人の対応? そうだとしたら、優等生への道、一歩前進だねっ!
「はいはい、わかりまし」
**ドォォォォン!**
太一が「はいはい、わかりましたー」と言い終わる前に、爆音? っていうのかな、サクレツオン? みたいなのが鳴り響いた。
「……今のは結構」
「「「「やばいかもしらん」」」」
全員の声がピタッと揃った。なんだかちょっとした快感さえ覚えるピッタリ揃った度だ。
だけど、今は「揃った〜! 気持ちいいっ!」なんて言っている場合では全くないのだ。学校のどっかで何かが爆発したっぽいし。
爆発って言ったらダイナマイトかな? そんな危険なモノ持ってきたらダメか……。
ガラガラガラッ!
「うわっ!」
扉が突然開いたため、一番近いところで座っていた私だけが驚く。他の人たちは無反応だ。
……一人だけ驚いてるのはちょっと恥ずかしかったんですけど。
それはさておき、教室に飛び込んできたのは、一人の女の子だった。
「はあっ、はあっ……こんにちは、みなさん!」
女の子がペコっと頭を下げたのから一泊遅れて
「「こんにちは」」
「こんにちは〜!」
「……」
と私たちが挨拶する。太一は挨拶になってないっていうか、何が起こってんだー、って顔してるけど。
ついでに、礼儀正しい子だなー、と思ったのは私だけじゃなかったようだ。優等生2もお辞儀し返している。
「あっ、五年三組の黒条海斗さんですね⁉︎ 私、ファンなんです! 生で見られるなんて! 握手させてください〜!」
「「「「…………」」」」
全員が黙り込んだ。ゼンゴンテッシュウ(ん? ちょっと間違ってる?)。この子、結構グイグイ行くタイプらしい。
「あー、ごめんなさい! 大ファンなんで、興奮して本題を忘れかけてしまいました!」
「本題忘れるなよ、というか早く名乗れよ……」
太一が絶妙なタイミングでツッコむ。この時ばかりは「ナイス、太一」と心の中で言ってあげる。
「すいませんねっ、物覚えが悪くて!」
……なんか微妙に私の胸にもぐさっときたんだけど……。多分、この子より私の方がアホだと思うよ?
「……話を進めてくれないかな?」
わー、黒条さんキレ気味だ……。声が低い。勉強の邪魔をされたされたことに怒っているのか、自分のファンだとかなんだとか言って押しかけてきたことに怒ってるのか……。
どっちにしろ、黒条さんめっちゃ怒ってる。普段優しい人ほど怒ったらやばい……らしい。
ちょっと早く話進めてもらわないと、こっちも困るんですが……と私は女の子に圧をかけた。
「わっ、黒条さん怒ってる! そんなの初めて見た! お得なキブン☆」
「だから早く話を進めてください」
今まで黙っていた玲が出てきた。こっちもキレ気味だ。
……優等生って勉強のことになると謎に沸点低くなるよね?
「はいはい、すいませ〜ん! 私、四年三組の|芦崎心愛《あしざきここあ》です! ついでに、黒条海斗全力応援ファン🩷クラブ にも入ってます!」
名前から所属名まで一気に語った。絶対オタク系だ……。厄介なタイプの子が出てきたなー、と私は心の中でグチった。
「……早く本題に入れ」
もう今回に関しては、芦崎さん以外全員味方だ……という決意がみんなの胸にはあった。全員で国歌を歌おう……🎌。
「メンゴメンゴです、パイセン! えっとですねー、理科実験中に黒条さんのことを考えていたファンクラブの人間──すなわち私と同志たちがー、危険な薬物を爆発させて、理科室が完全なる猛毒物質室になっているので……」
思ったよりやばい話だった。なんかところどころよくわからない単語が出てきたが、今は無視していいだろう。
「爆発させた人の推し相手で今回の爆発の原因となった黒条さんとそのお友達に、落とし前をつけてもらおうということです!」
「「はああああああ⁉︎」」
まず私と太一が声の限り叫んだ。糾弾した。
玲と黒条さんの顔からはスッと表情が抜け落ちる。
「あのね、芦崎さん、落とし前とはどういうことかな? 自分でやったことを俺たちの罪としてなすりつけようとしているという解釈で合っている?」
……うわー、年下相手でも容赦ねえ……。
「私は花音さんの友達であって、黒条さんとは友達ではありません。ですのでここでお暇させてもらいます!」
「あっ、玲が一人で逃げたああああああ!」
裏切り者! と叫んで追いかけなかった私は偉い。
「__そういう逃げ方が……__オレ、黒条とか優等生サマたちとは関わりがあんまりないのでー、掃除的なものには参加しないわー」
太一まで裏切った⁉︎
このままじゃん数で有利ってことも無くなっちゃうじゃん!
芦崎さんを完全に敵認定している私は、逃げ出したくなった。でも逃げ出せないこの状況とは嫌なものだー……。
えーっと、何から謝ればいいのかな?
とりあえず、五話はあげました……あげましたから、串刺しにはしないでください!
では、謝るポイントを三つあげて謝っていこうと思います!
① 恋愛要素が超少ないことについて
えー、今回投稿した五話はとんでもなくギャグ要素満載になっておりまして、恋愛的イベントが一つ
もありません。ギャグ恋愛小説と言いながら、恋愛要素がごく薄いことについて、謝ります。次回
はきっと……きっと、胸キュンがくるはずなんです……(予定の中では)。
② 芦崎さんのキャラが強すぎて、一人でも『ユウナリ』が回ってしまうことについて
これも謝らなければいけないポイントなんですが、こっちはちゃんと理由があります……!
1.芦崎さんの生きる概念は、結構海斗の方に傾いているので(オタクなので)、黒条さんがいなけ
ればこのキャラは登場してません!
2.ツッコミ係がいないと収拾がつかなくなるキャラなので、太一と玲辺りはユウナリに必要です!
花音を抑える係っていうのも大事ー。
③ 投稿が遅れすぎたことについて
もうこれは本当にごめんなさい。今日三話あげるから許してください、いつも読んでくれてる人たち(そんな人いるかな?)