スポーツ大好き、だけど勉強の才が全くない清水花音は、恋をした。と、いうか一目ボレをした。浜崎学園で一番の優等生であり、運動も勉強も得意な学年一モテる男・黒条海斗に。
花音は、勉強も頑張らなきゃ、この人とは同じ土壌に立てない! と思い、優等生になることを決意する。
だけど、優等生というのをよく知らない花音は失敗ばかりするが……。
ちょっとだけ甘い、ギャグ青春物語。
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目次
優等生になりたい! 第一話 花音、恋をする
前書きまで書くのはめんどくさいかも(めんどくさがりやめー)
一応ちょっと書いたからね
**第一話 花音、恋をする**
ガチャーン!
耳元で、すごい音がする。頭がガンガンして、くらっと倒れそうになった。
ふぬう、こんなところで死ぬものか。
そんな私の目に映ったのは、こちらに駆け寄ってくる一人の男子と──遠くの方で笑っている女の子。でも、私の意識は男子に取られていた。
心臓がドキッと跳ねた。そのまま、私の意識は一瞬途切れた。
私は恋をした。この十一年間生きてて、恋なんてものはわからないし、結婚とかにも興味ない。そんな感じで、友達とかに好きな人とか聞かれても何も思わなかった。
だけど、見た瞬間に、この人だ! って私の中のバスケで鍛えられたセンサーのようなものが、ビビビビッ! っと反応したのだ。
「この気持ちは、好き、っていうのかな……?」
私には、心の奥にある何かの名前を知らない。
だけど。
心の奥で、キラキラと輝き続けている、暖かいようなくすぐったいようなモノだけは、変わらないんだと思うんだ。
「私、あの人の隣に立てるように頑張りたい!」
変なヤツかもしれないけど、今はこのまま頑張ってみたいの。
これが、私のアオハル(?)の始まり。
私の好きな(疑惑)のあの人──|黒条海斗《こくじょうかいと》に、私──|清水花音《しみずかのん》は特別な気持ちを抱いた。
黒条海斗は学年一番モテる男子であり、優等生だ。バスケクラブの同僚でもある。
多分、私があの人の隣に立てるようになるには、優等生にならなきゃいけない。なれるかもわからないけど……。
だから、優等生目指して頑張る!
頑張るゥゥゥ!
エイ、エイ、オー!
「おーい、清水さん?」
ハッ、しまった、好きな人モドキ(おいおいおい……)の前で、余計なことを考えまくってしまった……。
優等生への道、一歩後戻り……(ズーン)。
「あっ、なんかすいません! っていうか、ぶつかってクラクラしてたところ、助けてくれてありがとうございます!」
実は、私はバスケットコートにぶつかって、頭がクラクラして、普段からお花畑(キツくいうとおバカ)な頭が、余計にダメな感じになるところだったよ……トホホ。
「いいよ。あと、同じバスケクラブで、小学生の同級生なんだから、タメ口でいいよ」
ドキーン。
あ、いけない。ニコッと笑った顔にドキッとしちゃった……。
最初っからメロメロな自分に、私は赤面する。
「はい、よろしくお願いしま……あ、するね! 黒条さん!」
「うん……と、いうより、頭大丈夫?」
頭大丈夫。ちょっと失礼だと思う。黒条さんはそんな意味で言ったわけじゃないと思うけど。
まるで、アホすぎて私の頭がおかしくなったかのようではないか(まあ事実だけど)。
んま、別に許しちゃうけどね! 恋の力って偉大! って、なんで威張ってるんだ私は……。
「あっ、ごめん。頭大丈夫って変なこと言っちゃったね。頭は、しんどかったりしない? って言いたかったんだけど……」
急に黙りこくった私を見て、なんかマズイことを言ってしまったのではないか、と思ったようだ。
「いや、別に悪口ってことはわかってなかったから大丈夫です……だよ」
うう、やっぱり慣れないな……人気者の男子とタメ口で話すっていうのは、ちょっと珍しい……まあ、あの幼馴染バカ男子とは別だけど。
「一人で救護室まで行ける?」
「う、うん」
多分、行けると思う。多分だけど(自信なし)。
「救護室は、この体育館から東棟に行って、東棟西階段の近くにあるよ」
東棟なら、五年の教室だからわかりやすい。
賢いなあ、黒条さんは。
ちょーっとだけ恨めしく(?)なりながら、私はスタスタと救護室に向かった。
優等生の道は厳しそうだな……。
でも、黒条さんと同じくらい、賢くなっちゃうんだから☆
よし! 清水花音、勉強しちゃいます!
《第一話・終》
おっ、初めましての人もいるかな? 舞香です! 名前覚えちゃってね!
優等生になりたい! 楽しんでもらえましたか?
ちょくちょく上げて行く予定だから、ちぇっくしてみてね!
ふぁんれたーを送ってくれる時に、名前を書いてくれたら、その人の作品を見て、私もれたー(ふぁんれたーのことね)を送ります!
んじゃ、さよーなら☆
優等生になりたい! 第二話 花音、迷宮入りする
優等生になりたい! 二回目でござっしゃいますね(どういう言葉遣い)
まー今回も前書き書くのめんどくさいーと思っている作者なので、短いメッセージで終わらせときますね!(自分の都合かい!)
とりあえず、今回も新キャラが続々!(今回もって何?)なので、見逃さずにお願いいたしますですー!
**第二話 花音、迷宮入りする**
私は今、とんでもなく迷っております(いきなり何?)。
人生で一番迷っているかもしれない。あ、ちょっと言いすぎたかもしれない。
初恋の相手(?)っぽい黒条海斗サン……に道を教えてもらって、東棟のどこまでも続いているような道をくねくねと進み、多分ここだよねーって行き着いたところが、なんと事務室。
ハア、こりゃもう大事件だよ。自分の教室の近くにも辿り着けないなんて。
「っていうか、もしかして、これ完全に迷って帰れなくなった?」
事務室前の廊下は、シーンとしていて人一人っ子いる気配がない。完全に、コドクムネン? ってやつだ。
「はあああああぁ、神様、あったかいお日様、さよーなら。もう私はここで一生浮浪の民なのだああああぁ」
ちょっとふざけ気味に床にへチョンと座り込む。でも、このままだったら、飢えで死んじゃうかも……。
「誰か、先生とか生徒とか犯罪者とかいますかー?」
いますかー? ますかー? すかー? かー?
私の声だけが、長い長い廊下に響き渡る。こんなに悲しいことってある? と、いうか今更だけど犯罪者がいたら全然良くないと思う。
誰もいないとわかって、一気に孤独感が押し寄せてきた。うえーん。
「もうちょっと黒条さん拝んどきゃよかった……」
自分の好きな人を拝んだって迷子は変わらないような気がする……が、もう私はこれで最後かもしれないので、ちょっと走馬灯のように思い出しただけだ。
「マジで終わったかも」
終わったかもしれない。助けてぇぇぇぇ(もうちょっと考えろ)。
これだったら、優等生の道も無理かもしれない。あぁ世界って広い……、学校って広い……。
──良い子の皆様、ちょっとここで作者からの一言ですが……今はまだ花音は本当に頭……いえ、失礼しました。人並みくらいかそれよりちょっと下かだいぶ下の頭脳の持ち主なので、結構いろんなことを間違えます。
これからどんどん賢くなっていく(予定)なので、あたたか〜い目で見つめてもらえたらなーっと思います!
以上、作者からの一言(ただの余談じゃない?)でした! ついでに、花音の間違いでみんなも勉強してみようね!
「はっ! 今、花音さんの声が聞こえた気がする!」
一人の、花音大好きオタク──という名の花音の親友が、声を聞きつけて動き始めていた。
「私が助けに行かなくては!」
花音のことになると、つい早口になる。これが、本当にクラス一の優等生と言われている|小ノ川玲《おのかわれい》なのだろうか。実は、これが彼女の本来の姿……なのかもしれない。
「玲、花音さんを助けに参る!」
次回、花音大好きオタク親友、登場する(予告⁉︎)。
えへへ、なんか変な予告編みたいなのがあるねー(自分で作ったくせに……)
と、いうか前書きで言った新キャラ続々! を裏切ってしまった……本当に新キャラ続々ゾクゾク!(どしたん?)は次回です……。
まあ気を長くしてお待ちくださいー(泣)
優等生になりたい! 第三話 玲、恩人であり推しを助ける はこの三日以内に投稿予定です!
ぜひご覧くださいね!(推しが強いな……)
お詫びと追伸:なんか今回文字数少なかったな……と思った方すいません……まじで少ないです……。
たくさん書ける作家になれるように、頑張らせていただきます!
後、今回から、花音の間違い直そうゲーム! なるものを後書きでやります!(何それ)
今回の花音の間違いは『コドクムネン』でしたよね! これが、何の間違いだったか、ファンレターで送ってくださいね!
優等生になりたい! 第三話 玲、恩人兼推しを救助する
なんやかんやでちょっとサブタイトル変わったー
どんな感じで変わったのかというと 玲、恩人であり推しを助ける→恩人兼推しを救助する に変わった!
こっちの方がいいと思いませんか(詰め寄るなよ……)
んでは、前書きはあんまりたくさん書かないMaikaなので、これだけで行きます! れっつごお☆
**第三話 玲、恩人兼推しを救助する**
「授業が始まりそうなのに花音がいない……花音さんに何かあったに違いない!(オタクモードに入った)」
と言うわけで。
今、玲は人一人っ子いない廊下(花音の近くにいます)を爆走していた。
「花音さ〜ん!」
大昔は急に爆走し出した玲を、生徒が奇異の目でジロジロと見られていたが、数ヶ月でみんな慣れたみたいだ。慣れって大事ですね。
「私の花音さんセンサーがこっちだって言ってる!」
私は下の階の四年の教室を通り抜け、西階段を猛スピードで駆け降りた。
「ね、ねえ、九条さん……なんか変な人が階段を駆け降りてるよ……一種の階段ならぬ怪談かもしれない……」
「あういう変な人とは関わらない方がいーよ。関わったら絶対碌なことならんって」
二人の四年の女の子も困惑したような目で見ていたが、玲はそんなこと気にも留めない。玲が今目指す目標は花音、ただ一人なのだ。
「うおおおおおおお!」
玲は、ただ絶叫しながら走った。
うおおおおおお!
「って、今の声、玲だよね……」
ついでに、めちゃくちゃ走ってる足音まで聞こえてくる。
玲に緊急信号なんかも飛ばしてないのに、なぜか走ってくる。ちょっと怖い。怪奇現象? と思うのが普通の反応なのだが、もう完全に玲に慣れてしまっている花音は何も感じなかった。
「あぁー、なんか察されたか……」
私はただ、外に出られそうで良かったー、とだけ思った。ついでに、玲には感謝をしまくるしかない。
今の反応で、私が別に玲に感謝なんかしてません……みたいに取られたら心外だが、ちゃんと感謝はしているのだ。これにいちいちびっくりしていたら、心臓がもたないってだけで、花音は玲に慣らされた。強制的に玲に慣らされた花音は、ある意味被害者なのである。
「花音さん! やっぱりここに!」
廊下の奥に、一人でぽつりんと座り込んでいる花音を見つけた玲は、ラストスパートだ、とばかりにスピードを上げた。
余談だが、玲は花音のことになると視力が悪い──一年からメガネっ子──玲は以上に視力が良くなるのである。母親からは「いっそ、視力検査の時に横で花音ちゃんに応援して貰えばいいのに……」と冗談で言われる。玲は本気でやって欲しいと思っているが。
「あっ、玲……」
思ったより早く来たなあ、と言うような顔で、座っている。
「花音さああああああああんっ!」
「ぎゃああああああ! 玲、ちょっと待って、距離感、保つ、そーしゃるディス|箪笥《タンス》!」
そう、玲は勢いのまま花音に抱きついていた。まあたまにあることなのだが、花音の方はいつまで経っても慣れないようだ……慣れる時は未来永劫来ないだろう……。
「良かったです、生きてたんですね!」
「なんか南極で遭難してそのまま行方不明になった人に言うみたいな言い方やめて⁉︎」
確かに、南極──または北極かアフリカの未開の地──で遭難して戻ってこなかった……みたいな言い方をしてしまったかもしれない。でも、玲はそれだけ花音が見つかったのが嬉しかったのだ。
「まあ、言い方はどうでもいいです! さ、帰りましょ!」
なんだか気まずかったので流した。こういう時は流すのが一番いい。後でぐちぐち言われるのも困る。
……私の愛する花音さんは、ぐちぐちなんか言いませんけどね!
心の中で、花音の押しポイントを語ってやった。
なんか南極で遭難した人みたいな言い方されて、ちょっと問い詰めたら流された。玲の悪いクセだ。
私が直さないのも悪いんだろうな……でも、玲には『|あのこと《・・・・》』があるから、ほじくり返したらダメなんだよ……。
「うん、玲帰ろ……! 遭難した私を助けてくれた玲は『命のカタキ』だよ!」
「命の、カタキィ……?」
おお、優等生の玲でも知らない言葉を私が使ってる! すごいすごい、成長した!
「それって……命のお……もごもごもご」
ちょっと作者側の都合があるため、玲の口を塞いだ。クイズができなくなっちゃう、とかぶつぶつ言われるのも困る。
「ちょっ……花音さん、急に口塞がないでくださいよ……びっくりするじゃないですか……」
玲の方が急に抱きついてきたりびっくりするよ……と言おうとしたが、やめた。こんなことを言っていたらキリがなくなるのを思い出したからだ。
「うん、ごめんね? じゃあ、授業始まりそうだから教室帰ろ」
ちゃんと謝った私は大人だと思う。作者の都合で動かされてるのに……ぐちぐち。
「帰りましょう」
玲はさっさと前を歩いてゆく。二人で黙々と歩いていると、階段の踊り場で玲がぴたり止まった。
「……花音さん、あの時のこと、まだ覚えてますか?」
「うん、覚えてるよ」
忘れるはずもない。私も焼けるように痛かった、あの記憶──。
玲はもっと痛くて、辛かったに違いない。
「あんまりほじくり返したくないので、短直に聞きますが」
「……」
「この場所で、起こったことを覚えていますか? 学校が、建て替わるキッカケとなったことは覚えていますか?」
やめて、思い出したくないよ……とノウミソが言っているが、この質問だけには答えなければならない。
「全部、覚えてる。これからも、絶対忘れない」
私の言葉が助けになったかのように、玲はふっと表情を緩めた。
──私が偉そうに語るのもどうかと思うが、玲はずっと誰かに覚えておいてほしかったのではないか。自分では忘れてしまいたいほど辛い記憶だが、全ての人から忘れ去られてしまうとなると、自分が辛い目にあった記憶などが消えてしまうから、こんな質問を──。
「さあ、花音さん、遅くなっちゃいますので教室行きましょう!」
あ、また玲オトクイの誤魔化しだ。さっきは、気まずくなっちゃったしね……。
「だね」
私は、ちょっとだけしんみりとした気分になりながら、教室に帰る。
心には、何かが魚の小骨が喉に引っかかっているような、気持ち悪さが残っていた。
「来週は、学期末テストがあります!」
「「「「「「「えええええええ〜っ⁉︎」」」」」」」
担任の先生──|和川《わがわ》先生──訳してワガセン──が最凶テストの訪れを告げたのと、クラスのほとんどが大絶叫したのはほぼ同じタイミングだった。
「そ、そういえば……」
「今、六月だもんね……?」
女子たちがヒソヒソと話し合う。
毎年恒例でやってくる学期末テスト、それは超難関な一学期だけでなく、去年の復習まで入ってくる大掛かりなテストなのである。そこからついた名前が『最凶テスト』。
国語、算数、理科、社会、英語、体育、家庭科、音楽……というように、さまざまな教科で行われる。その期間中は一日全部テスト! になることだって少なくはないのだ。
「というわけで、みなさんしっかり勉強しておくように!」
「「「え〜〜〜⁉︎」」」
生徒たちの悲鳴のような叫び声は、六月の熱風に乗って、西校舎まで飛んで行ったのだった──。
というわけで、学期末がやってきました! 最凶テスト対策をするために、花音たちが奔走します!(サブタイトルではありません)
新キャラがいっぱい出てきて、みんなで協力してテスト勉をするみたい……⁉︎
次回、大四話 花音、最凶テスト対策に奔走する です! お楽しみに⁉︎
んー、書かせていただきました! 優等生になりたい! 第三話 玲、恩人兼推しを救助する を!(反対になってない? 言葉)←これも反対になってるよね……
なんと四話では、最凶テスト(⁉︎)なるもののテスト前練習──が始まるっぽいです! 花音は誰に教えてもらうんでしょーね……作者である私にもわかんないです……。
今回も花音の言い間違いクイズ! 第二弾! が開催されましたので、ファンレターで答えこれだよね! って送ってくださいねっ!
ヒント(見てもいいし見なくてもいい):命のカタキです……って言うのは、花音が玲の命を狙ってた……という意味になりますよね? それの対義語っぽいものを考えてくれれば嬉しいです!
ついでに、ファンレターのことなんですが、名前書いて送ってくれたら私もその人の作品見てれたー送るのは前からずっと変わっておりませんので、そのまま行ってください!
追伸(今回はお詫びはないぞん☆):この小説の中には……私のリレー小説を読んでたらわかる(読んでる人おらんかもしらん……泣)『あるキャラクター』が隠れております! 誰でしょうか!
まあこれでニヤッとしてる人は気づいてるかもしれないけど、二つの世界は繋がっているので、今後も別のキャラクターがさらっと登場する可能性大です!
と言うわけで、さまざまなことを書いたので、そろそろお暇します! さいなら👋!
優等生になりたい! 第四話 花音、最強テスト対策に奔走する
みなさんテスト嫌いですか? 私は嫌いです!
今回はテストの話です!
後書き長いから前書き超短くする! お話の世界へどーぞ!
**第四話 花音、最凶テスト対策に奔走する**
カリカリカリカリカリ……
うう、この鉛筆の擦れる音、妙に規則的で眠気が……。
コリコリコリコリコリ……
もう、だめ……鉛筆の、音に眠らされる……。
「おーい、花音さん、起きてくださーい」
ごめん、玲……もうちょっと、五分くらいだけ……寝たい……おやすみ……。
「花音さん、それだったら全教科0点ですよ!」
「ハッ!」
眠りから覚めたら、玲が頭の上で拳をぐりぐりされていた。
……これで起きたんだろうな、多分。
「小ノ川さん……ちょっと女の子だし頭ぐりぐりはやめた方が……」
「花音さんはすごく丈夫なので大丈夫です!(ダジャレみたいになってる)」
丈夫であってもやめて欲しいんですけど……。
黒条さん、もっとウチの玲に強く言ってちょうだい! もう、この子、いつまで経っても私の扱いが粗雑なんだから……。
と、お母さんのモノマネをやってみる。よくこういうことは言われるので、真似するのも上手くなってきた気がする(多分)。
多分読み始めた読者さんたちは、なんのこっちゃわからないと思うのでここで解説を挟みまーす!
まず、適当に言えば助けてもらって私は瓦山小学校一番の優等生・黒条海斗サンに恋をしたわけだ。なんか自分で言うのめっちゃ恥ずかしいけど。
で、怪我したから保健室までの道を歩いてたら、学校内で迷子になったと。それで玲に助けてもらったんだよねえ。
「本当に、玲には頭を向けて寝られないよ!」
「……急にどうしたんですか、花音さん。それと、私に頭を向けられないってことは──もごもご」
「作者の都合が二回連続で続いちゃってごめんだけど、これは私たちの絶対的ルールだから変えられないんだあ……」
解説が勢い余って、完全に口に出てしまった。失敬失敬。
その続きから話すとね、助けてもらって──うん、ちょっとここは飛ばそう。自分の目で確かめて。
で、担任のワガセンが学期末テスト──またの名を、最凶テストが来週来るって予告したんだ──。だから、私が全面的に教えてもらうような形で優等生二人(玲&黒条さん)に教えてもらってる……うう、なんかごめんなさい……。
と、いうところまでが今回の解説! 多分楽しんではいただけなかったと思う!
「清水さん、もうちょっと頑張ってペースアップしよっか」
ヒイイイイイ、なんか黒条さんの顔がマジの鬼教官になってる気がする……やばい、スパルダが増えちゃった……誰か助けてぇ……。
「それでは、花音さん分母が異なる分数の計算をやってみましょうねー」
二人とも、目が笑ってない。やばい、やばい……!
「あ、でも」
「「何ですか?」」
これ以上中断を挟むのが嫌だ、という顔で二人が見てくる。怖い。
「これで頑張れは、もしかしたら私、優等生になれるんじゃない⁉︎」
ゴンッ!
「痛っ!」
頭を普通に殴られた! 私の頭がおかしくなるからやめて!
……っていうか、誰が蹴ってきたの?
もしや……と思いつつ、私は後ろを振り向く。
「オメーが優等生に憧れてんのかはわかんねーが、そんなんで優等生になれるんじゃ世の中苦労しないんじゃねー?」
「げっ!」
犬猿の仲、腐れ縁、切っても切れぬ縁、という言葉が似合うような幼稚園からの同級生男子がそこにいた。
「何が『げっ!』だよ。そんな別に驚くこともなかろーが」
……そりゃ殴られたら驚くわ。ってかちょっと今怒ってるからね、|太一《たいち》。
私がブスッとむくれて、黒条さんがナニゴト、という様子で会話に挟まる。
「えーっと、お二人はお知り合いで……?」
何だか黒条さん(と玲)の目だけ笑ってない度がさらにアップした気がする。
「ちょっとさっきから花音さん関係の勉強の邪魔者が多い気がしますよ?」
玲が怒ってる……今のは私のせいじゃないのにぃ。全面的に太一が悪いと私は主張する。
「あーあ、花音のせいでいイインチョに怒られそうなんだけどー」
「お前が悪い!」
私は絶対悪くない。ちなみに、優等生(ウー)マンたちはそれぞれ違うクラスの優等生……っていうか学級委員長だ。学校中の委員長の……えーっと、人クラスに一人で、高学年だけで、全学年3クラスずつだから……九人中の、二人。9分2だ。
……よしっ、頑張った、私。ちょっと優等生への道、二歩程度進歩かな?
蹴られて頭が痛いので、自画自賛をして心を慰める。頭は慰められない。うう、悲しい。
「とゆーか、なんで太一来たのよ……」
できれば友達と好きな人とだけでキャッキャウフフ(⁉︎)していたかった。優等生二人が遊ぶことを許してくれなさそうだけど。
「いや、うーん、なんか楽しそうだなって」
「ふーん、それが理由?」
「そ、それが理由」
なぜか慌てる太一。そして玲がちょっとニヤッとしだした。怖い。ナニゴト?
急に玲が自分以外の三人を見てニヤニヤするのはちょっと変で変じn……悪口よくない……。
「じゃあ、みなさん勉強しましょう!」
今まで黒条さんが取り仕切っていた場が完全に玲に支配された。太一も交えて四人でカリカリするらしい。絶対眠いじゃん……。
あと少し気になったのが
「……」
と黒条さんが黙り込み、じっと太一を見ていた。向こうも睨み返すっていうか……
なんか二人の間によくわからない火花が散ってるような気がするんだけど、これは気のせい?
せ、青春を謳歌してらっしゃいますな……みなさん……私のようなインキャメガネにはまだ遠い道ですぞ……とナゼかオタク口調になる作者ですが。
なんか花音がちょっと賢くなってない? と思った人多いでしょ。分数できるようになってるし。
確実に成果が出てきてるんです! いつか絶対くっついてくれないと作者も困るからね! うん!
とゆーわけで。三角関係の芽生えか⁉︎ と思った人多いと思います……ごめんなさい、作者こういうちょっとした些細なことで三角関係っぽいの作るのヘッタクソなんだよなあ……。
まあこの恋愛描写書くの下手くそなMaikaにしてはよくやったと思います! ちょっと変でもそれはご愛嬌ってことで。
嬉しいことに(自分で勝手にやりだしたくせに)花音の言い間違い直そうゲーム! 第三弾が開催されました! ワー、ぱちぱち!(誰もやってくれないから自分でする!)
今回の言い間違いは……「頭を向けて寝られない」ですね! まあこれにはピンとくる方も多いとは思いますが、一応ヒント!
作中で玲が言ってた通り、頭の反対は○○ですよね! まあ爪でしょーとかヘリクツはコネコネしないでくださいな。
第五話 花音、勉強したくなくなる は三日以内くらいに投稿予定です! また新キャラが出てくるかも⁉︎ どうしよう、キャラが増えすぎている可能性が……。もうワガセンとかは覚えなくていいからね!
お詫びと追伸:後書きが長くてごめん! 今回も、書きたいことがいっぱいで本文も後書きも長くなっちゃった!
あと、私・Maika🪯(正式名)と九条藍李先生(リア友!)で書かせていただいていた、小学生は今日も忙しい!(第一部)が完結しそうなんですよ!
なので、ちょっとキャラ人気ランキングをやってみたり、番外編を二人で書いてみたりとか色々する予定なので、ぜひご参加くださいね☆ ランキングとかは十月三十一日まで募集(まあ十一月始まる前にってことです)してるので、自主企画にポイポイっと送ってください! 結果は十一月中に発表する予定です!(多分そんなに評が集まらない……)
評が5評以下だった場合、発表ができない可能性があります……。その時は「人気ないんだなーこの話」くらいに思っておいてください……。
というわけで、色々書きすぎてしまいましたので、これくらいで切り上げておきます! さようなら!
優等生になりたい! 第五話 花音、爆発事件に巻き込まれる
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 今回の前書きと後書きは、謝罪から始まり謝罪で終わることになります!
とりあえずなんでこんなめっちゃ謝ってるのかは後で説明しますので、許してくださいっ!🙇♀️
第五話 花音、勉強できなくなる
まあ、とりあえず色々なことがあって(めっちゃスキップした)私──清水花音、(多分)初恋の人──黒条海斗、優等生でオタクの小ノ川玲、そして幼馴染で腐り切った縁の太一と一緒に勉強をすることになりました! わーい、一人増えた! って素直に喜んでいい間柄じゃないけど……。
ニヤニヤニヤニヤ、と玲は奇妙な笑みを浮かべて私たち三人を交互に見ていたが、ハッとしたように顔を上げて優等生モードの声で
「ちょっとみなさん、このままじゃいつまで経っても勉強ができません! 切り替えましょう!」
と言った。
……そんなにせかせかしなくてもいいのに。まあ、しょうがないか。最凶テスト前だもんね。
私は一人で勝手に納得した。ついでに、最凶テストっていうのは、学期末テストの別名っていうか愛称(愛してないけど)で、結構私の成績がやばいから別のクラスの優等生|2《ツー》が勉強を見てくれているのだ。
「「じゃあやろう」」
太一は何も言わずにただそこにいる。勉強する気はないみたいだ。
勉強しないなら、帰ってよ……と言わなかった私はエライと思う。世の中、言わない方が良いことがあったりなかったりするのだ。
「|荒木《あらき》さん、勉強しないなら帰ってください」
「二組の方角はあっちですよ」
私が言わずとも、優等生2が強制帰還させようとしている。
アレ、もしかして私の方が大人の対応? そうだとしたら、優等生への道、一歩前進だねっ!
「はいはい、わかりまし」
**ドォォォォン!**
太一が「はいはい、わかりましたー」と言い終わる前に、爆音? っていうのかな、サクレツオン? みたいなのが鳴り響いた。
「……今のは結構」
「「「「やばいかもしらん」」」」
全員の声がピタッと揃った。なんだかちょっとした快感さえ覚えるピッタリ揃った度だ。
だけど、今は「揃った〜! 気持ちいいっ!」なんて言っている場合では全くないのだ。学校のどっかで何かが爆発したっぽいし。
爆発って言ったらダイナマイトかな? そんな危険なモノ持ってきたらダメか……。
ガラガラガラッ!
「うわっ!」
扉が突然開いたため、一番近いところで座っていた私だけが驚く。他の人たちは無反応だ。
……一人だけ驚いてるのはちょっと恥ずかしかったんですけど。
それはさておき、教室に飛び込んできたのは、一人の女の子だった。
「はあっ、はあっ……こんにちは、みなさん!」
女の子がペコっと頭を下げたのから一泊遅れて
「「こんにちは」」
「こんにちは〜!」
「……」
と私たちが挨拶する。太一は挨拶になってないっていうか、何が起こってんだー、って顔してるけど。
ついでに、礼儀正しい子だなー、と思ったのは私だけじゃなかったようだ。優等生2もお辞儀し返している。
「あっ、五年三組の黒条海斗さんですね⁉︎ 私、ファンなんです! 生で見られるなんて! 握手させてください〜!」
「「「「…………」」」」
全員が黙り込んだ。ゼンゴンテッシュウ(ん? ちょっと間違ってる?)。この子、結構グイグイ行くタイプらしい。
「あー、ごめんなさい! 大ファンなんで、興奮して本題を忘れかけてしまいました!」
「本題忘れるなよ、というか早く名乗れよ……」
太一が絶妙なタイミングでツッコむ。この時ばかりは「ナイス、太一」と心の中で言ってあげる。
「すいませんねっ、物覚えが悪くて!」
……なんか微妙に私の胸にもぐさっときたんだけど……。多分、この子より私の方がアホだと思うよ?
「……話を進めてくれないかな?」
わー、黒条さんキレ気味だ……。声が低い。勉強の邪魔をされたされたことに怒っているのか、自分のファンだとかなんだとか言って押しかけてきたことに怒ってるのか……。
どっちにしろ、黒条さんめっちゃ怒ってる。普段優しい人ほど怒ったらやばい……らしい。
ちょっと早く話進めてもらわないと、こっちも困るんですが……と私は女の子に圧をかけた。
「わっ、黒条さん怒ってる! そんなの初めて見た! お得なキブン☆」
「だから早く話を進めてください」
今まで黙っていた玲が出てきた。こっちもキレ気味だ。
……優等生って勉強のことになると謎に沸点低くなるよね?
「はいはい、すいませ〜ん! 私、四年三組の|芦崎心愛《あしざきここあ》です! ついでに、黒条海斗全力応援ファン🩷クラブ にも入ってます!」
名前から所属名まで一気に語った。絶対オタク系だ……。厄介なタイプの子が出てきたなー、と私は心の中でグチった。
「……早く本題に入れ」
もう今回に関しては、芦崎さん以外全員味方だ……という決意がみんなの胸にはあった。全員で国歌を歌おう……🎌。
「メンゴメンゴです、パイセン! えっとですねー、理科実験中に黒条さんのことを考えていたファンクラブの人間──すなわち私と同志たちがー、危険な薬物を爆発させて、理科室が完全なる猛毒物質室になっているので……」
思ったよりやばい話だった。なんかところどころよくわからない単語が出てきたが、今は無視していいだろう。
「爆発させた人の推し相手で今回の爆発の原因となった黒条さんとそのお友達に、落とし前をつけてもらおうということです!」
「「はああああああ⁉︎」」
まず私と太一が声の限り叫んだ。糾弾した。
玲と黒条さんの顔からはスッと表情が抜け落ちる。
「あのね、芦崎さん、落とし前とはどういうことかな? 自分でやったことを俺たちの罪としてなすりつけようとしているという解釈で合っている?」
……うわー、年下相手でも容赦ねえ……。
「私は花音さんの友達であって、黒条さんとは友達ではありません。ですのでここでお暇させてもらいます!」
「あっ、玲が一人で逃げたああああああ!」
裏切り者! と叫んで追いかけなかった私は偉い。
「__そういう逃げ方が……__オレ、黒条とか優等生サマたちとは関わりがあんまりないのでー、掃除的なものには参加しないわー」
太一まで裏切った⁉︎
このままじゃん数で有利ってことも無くなっちゃうじゃん!
芦崎さんを完全に敵認定している私は、逃げ出したくなった。でも逃げ出せないこの状況とは嫌なものだー……。
えーっと、何から謝ればいいのかな?
とりあえず、五話はあげました……あげましたから、串刺しにはしないでください!
では、謝るポイントを三つあげて謝っていこうと思います!
① 恋愛要素が超少ないことについて
えー、今回投稿した五話はとんでもなくギャグ要素満載になっておりまして、恋愛的イベントが一つ
もありません。ギャグ恋愛小説と言いながら、恋愛要素がごく薄いことについて、謝ります。次回
はきっと……きっと、胸キュンがくるはずなんです……(予定の中では)。
② 芦崎さんのキャラが強すぎて、一人でも『ユウナリ』が回ってしまうことについて
これも謝らなければいけないポイントなんですが、こっちはちゃんと理由があります……!
1.芦崎さんの生きる概念は、結構海斗の方に傾いているので(オタクなので)、黒条さんがいなけ
ればこのキャラは登場してません!
2.ツッコミ係がいないと収拾がつかなくなるキャラなので、太一と玲辺りはユウナリに必要です!
花音を抑える係っていうのも大事ー。
③ 投稿が遅れすぎたことについて
もうこれは本当にごめんなさい。今日三話あげるから許してください、いつも読んでくれてる人たち(そんな人いるかな?)