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気づつかないで
趣味人
誤字脱字意味不明文章注意
いつも通り学校から帰ってきた。
でも、少し家の前で立ち止まってしまった。
今日テストで赤点をとったからだ。初めてだった。いつもはちょうど平均ぐらいだったから。
少し、にゃんにゃんと遊びすぎたかな。私は力があまり入らない手を無理やり動かして、ドアを開けた。
「ただいま。」
するとお母さんの声が聞こえてきた。
「由花凄いじゃない!学年1位なんて、」
いつもは何も感じないが、今日は少し違かった。その言葉で何かが喉に込み上げてきて、心拍数が上がってめまいがしてきて、
私は無理矢理体を動かし、自分の部屋に入った。そして、すぐバックからスマホを取り出して、インターネットをつけた。
「にゃんにゃん。助けて。」>
<『ど、どどどうしたんだにゃん!?匿名ちゃん!』
「妹は学年1位なのに、私、赤点取っちゃった。それに、私調子乗りすぎた。」>
<『そういうことかにゃん!大丈夫にゃん!そういう嫌なことがあった時はゲームにゃんよ!今日は何するにゃん?』
「じゃあ、早押したいk」>
「お姉ちゃん。」
文章を打っていた指が止まった。ドアがガチャと開けられた。
「お姉ちゃん、お母さんがテスト出してだって。」
「え…あ…う、ん」
私はカバンからテストを出して、リビングに行くため階段を下っていった。
1段、1段と進むたび、足が重くなっていく。
リビングの扉の前で座り込んでしまった。冷や汗が頬をつたう。そして床に落ちる。
すると扉がバタンと開けられた。
開けられた扉は座り込んでいた私の頭にあたり、激痛が走った。
「あらそこにいたの、それよりテストは?」
お母さんの声が上からした。
酷い私の顔を拭き取り、できるだけ笑顔でお母さんの顔をみた。
「これ。、です。」
赤点のテストをお母さんに見せた。
見せた途端、お母さんの目の生気はなくなり、1秒時が止まった。
**バチン!**
頬に痛みが走った。お母さんの顔を恐る恐る見た。
真顔だった。
「ごめんなさい。」
私はそう言って部屋に戻った。
<『匿名ちゃん!匿名ちゃん!何かあったにゃん?』
<『匿名ちゃん!』
<『匿名ちゃん…』
<『…!やっと既読ついたにゃん!』
<『大丈夫?匿名ちゃん。』
「テスト見せたら、お母さんにぶたれた。」>
<『そうだったにゃん、それは、それは酷いにゃん。』
<『匿名ちゃん。もしリアルから完全に抜け出したいってなったら抜け出していいにゃんよ?』
<『私はお話ししたり遊ぶことしかできないけど、匿名ちゃんは匿名ちゃんのままで人生を楽しんでほしいにゃん。』
私は驚いた。
にゃんにゃんは普段そういうことは言わずに、ただ聞くだけだったから。
私は傷に触れた温かい物を拭き取って打った。
「ありがとう。」>
<『最後に!リアルとかの事はそんな深く受け止めないで、お願いだから気づつかないで、匿名ちゃん。』
次回
新たな傷に触れたあの子。