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素直になれたら その2
権ほま推そうzeeeeeee
次、終わるかなぁ………………
〔ほまれSide〕
ちゃう。ちゃうんや。権、迷惑なわけないやろ。
いつのまにか、涙が込み上げてきおった。慌てて拭うが、それでもまだ涙は出てくる。
あかん。権の前では、絶対泣きたくなかったのに。
「……権……っ……うち……」
情けない。もう、弱いところは見せないって決めてたのに。
『ほっ、ほほほほほまれっ!?!? 俺、なんかしちゃった!? 俺のせい!?』
権の焦った声が聞こえてくる。
涙を引っ込めようとしても、全然引っ込まん。どうしてこんなときに泣いてしまうんやろ。
『ほまれっ!! 俺、すぐそっち行くからっ。待ってて!!』
「……権っ……?」
ブツッと切れた通話。それを手にしながら、うちはただしゃがみこむことしかげきんかった。
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〔権之助Side〕
ほまれが、泣いていた。滅多に泣くことのない、ほまれが。
「ほまれッ……!!」
勝手に学校を抜け出したら、あとで事務方に怒られるかもしれないけど、ほまれの方が大事だっ。
俺は屋上に上がり、柵を越えてそのままジャンプ! 横の建物の屋根に飛び移った。
こうやって屋根を蔦っていけば、ほまれの学校には比較的ショートカットで行けるっ。
「ほまれ……すぐ行くからっ!」
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〔ほまれSide〕
「……なんなん、権」
アホやろ。学校から、ここまで来るとか。
……権は、うちのためならなんでもする。たとえ、自分が傷つくことでも。
そんなん、うちはいやや、って言っても「じゃあほまれは和子ちゃんがピンチにあっても、助けに行かないの?」とか言って聞いてくれん。
|日の御子《ひのみこ》様を出すのは反則や……って思っても、言えないうちが、正直、嫌いや。
権、ここまでほんまに来るんやろうか。……来る、わけないよな。
その時――
「ほまれッッ!!」
うちの大好きな声が、真上から聞こえてきおった。
頑張るから見捨てないで……