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翔び立つ鳥へ
自主企画2回目です。
下手ですがよろしくお願いします!
11月5日
6:39 am
彼は生まれた。
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夏とは違う、優しい陽の光が部屋を包み込む。
夫と私、それから、この子。私がいない間に部屋はきれいに整えられて、ベビー用品ばかりで、本当に親になったんだ、と感じた。思わず頬が動く。いつもの家に、今日は、いや、これからは、3人いる。その幸せを、この子の手で確かめた。
やっと帰ってきたという安心もつかの間、
『ぅう、、う、おぁぁぁ!!ぅおぁ!』
急に泣き出した我が子。そりゃあそうだ。初めてきた場所なんだから。
「あー、ごめんごめん、あーよしよし、、」
この子を揺さぶりながら、あやしながら、考える。
この子の名前を。
〜〜〜
夫「名前、どうしよっか」
赤ちゃんの名前を決める期間には限りがある。だから、なるべく早く決めなければならないのは、分かっている。
ただ、思いつかない。というより、どれも違う気がする。
夫も夫なりに考えているみたいだけど、どうもしっくり来なかった。
“|亮太《りょうた》” “|光晴《こうせい》” “|蒼空《そら》”
考えるけれど、全部駄目な気がして。
〜〜〜
期限まで、残り5日。日の暮れた夜空の中、夫にこう聞かれた。
夫「今まで出してきた名前は全部いい名前だよ。なのに、どうしてそんなに悩むの?」
きっと、私は他の人より‘名前’に対して強い思い入れがあるのだろう。
星座、と書いて、せら。これが私の名前。
「星好きなの?」とか「星に詳しいんでしょ?」なんて根拠のないこと言われて、焦って、しまいには仲間はずれにされ、いじめられ。
この名前をつけてもらった親には感謝してるけど、名前、このたったの二文字だけで、人生が変わったと言っても過言ではない。
名前で、私みたいな、こんな思い、してほしくないから、
カラカラ
「どうしたの?」
鈴がなって、そっちを向いたら、鳥のぬいぐるみを興味深そうに触っているあの子が。
夫「おやおや、鳥さんに興味深々だな」
そう言い近づく。
少し空いた窓から、そよ風と、コウロギの鳴き声が入る。
頬を赤くして、可愛らしく笑っている、私たちの大切な命が、あの子が、
--- **飛び立つのを、見守りたい。** ---
「、、、、しょうた、、」
夫「っえ?」
「しょうた、渡辺翔太。何処でも自由に飛び立ってほしい。私はそれを見守るだけでいい。見守りたい。」
「どう?」
夫「しょうた、、? 漢字は?」
近くにあった手帳に、綺麗に書いてみせた。
夫「‘翔太’か、、、、いいんじゃない?」
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翔太。
この子が翔び立つ姿を見たい。見守りたい。
それを、胸の奥深くに、しまいこんだ。
飛び立つまで、生きるという覚悟とこの幸せを、一緒に。
赤ちゃんの泣き声が難しい!
点と空白多いな笑 また駄作になりそう、、?
ここまでご覧下さり有難う御座いましたm(_ _)m
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※実在する人物及び内容は、本人様には一切関係ございません。
名前付けの経由や、妻の名前、生まれた時刻はフィクションです。