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七度目の失望
あ!第一希望の企業から選考結果のメールが来てる!
見るのこっわ...
僕は震える指で、スマホ画面上の通知をプッシュした。
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株式会社〇〇の採用担当でございます。
先日は、ESをご提出いただき、ありがとうございました。
厳正なる選考の結果、誠に残念ではございますが、
企画職としては今回採用を見合わせていただくことになりました。
ご希望に添えず、申し訳ございません。
もちろんほかの職種でのチャレンジは大歓迎ですので、ぜひご検討ください。
多数の企業の中から当社に応募いただきましたことに感謝いたします。
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僕は無言でブラウザバックした。
は?冗談だろ?きっと見間違いに違いない。
そしてもう一度、怯えながらメール本文を見る_
結果は変わらなかった。
「な、んで…」
僕は歯を強く食いしばり、拳を硬く握りしめた。僕の何がダメだったというんだ…!
ふらふらと千鳥足で自室のベッドに沈み込む。
もう終わりだ。僕の全人生をかけて目指していた会社にまで祈られた。この先生きていてもきっと碌なことがない。そうだ、きっとそうだ。
目頭がじんわりと熱くなる。本当に大声で泣き出したい気持ちだった。
しかしもうすぐ親が帰ってくるので、そんな無様なことはできない。
世の中の全ての人間が敵に思えてくる。コンチクショー!