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第二話 「中世の屋敷」
グー
どーも。二話に入りました。ここからガッツリやります。異世界系って終わらせ方に困る…今回は新人物登場です。前回のファイアーボールからスタート。
「行け!ファイアーボール!…………………………帰ろう」
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彼は気付かない。帰る場所がないことに。
「高層ビル大量!男のロマンだな…うーん…腹減った」
かれの所持金、5万だがおそらく使えない。
「すみません。ここにあるリンゴください。」
「リンゴなんてねぇぞ…それはリワゴだ。」
「リワゴ?」
「文字読めねぇのかよ。リワゴは一つ銅貨1枚だ。」
銅貨という言葉を聞いた瞬間、悟った。「あぁ…俺一文無しだ…」と
「兄ちゃん…一文無しか?」
「はい…」
「帰れ!」
「はいぃぃぃぃぃぃ!!」
別の客の冷たい視線が当たる。
「あの…」
「ん?」
話しかけてきた人は女性。身長は自分より低い。ストレートロングに黒の髪。さらに緑の瞳。美女だ。
「大丈夫…ッでスか?」
「なんか堪えた…?」
そうつぶやき
「気にしないで。」
「分かった…ッでス。」
「あ、うん。」
彼はその場を後にする。店から出た先には先程の美女がいた。
「一文無し…ッでスか?」
「ストレートだな……まぁ…うん」
「私の屋敷に来まスか?」
「いいんですか?ありがとうございます!」
「私…アルト・クルシアッス!以後お見知りおきをッス!」
「は?えーと…俺はナカヤマ・ユウヤです。」
彼女の豹変に一瞬困惑したが持ち直した。適応能力がすごい。
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山越えて川越えて…
そしてついに着いた屋敷…
「この近未来世界に似合わねえな…THE・中世って感じだぜ…」
「私的には味が出てていいんッスけど…」
「味…ね…」
「微妙な反応するッスね…」
「なんか通っぽいこと言っちゃってるけどお前そんなに通じゃないだろって思ってさ」
「後で殴り殺しておくッスね」
「冗談だから!!」
「それよりその服装どうにかして欲しいッス」
「これは制服なんだよ…」
「随分と品のない制服ッスね」
「品のないって言った!?」
屋敷から男が出てくる
「…聞いたことない声するなって思ったらお客人じゃねえか」
「誰?」
「俺はここの当主、クルス・ヨハンだ。」
「クルスさんか…」
「馴れ馴れしいな!オイ!さんじゃなくて様にしろ!様に!」
「クルス様〜」
「敬意を持て!!ところでお客人屋敷にきてどうするつもりだい?」
「居候させて欲ちいな…ダメ…かな?」
「シンプルに気持ち悪い」
「気持ち悪くねぇし!!」
「ま 客室なら空いてるし別に好きにすりゃいいよ」
「衣食住の中でも住は必要だからな」
ユウヤのお腹がなる。
「…何か食べさせてくれないか?」
「おこがましいッスね…」
「うっせ!」
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「これ絶対うまいやつ…」
「うちのメイドが腕によりをかけて作ってくれたからね」
「メイドとかいんのか…やっぱり中世って感じだよな…」
「味が出てていいと思うんだけど。」
「お前も言うの!?」
「メイド紹介してあげようか?」
「紹介して欲しいです!!」
クルスが指を鳴らすと厨房から一人のメイドと秘書が出てくる。
「初めましてお客様。当家の使用人のオナと申します」
クールな顔をしていて、金髪。女
「同じく秘書のシメと申します」
黒髪にメモ帳を片手に持っている。男。
「この人は客人じゃなくて居候という形で取っていいよ。」
「チッ…」
「今舌打ちしたやつ誰!?怒らないから正直に出てきなさい」
「はい。」
「オナかよ!?」
「居候ってのもなんか立場的に危ういな…使用人として雇ってほしいんだけど。」
「3人いて困るものじゃないし…いいよ」
「軽っ!!契約書にサインとかないの!?」
「そんなにめんどくさい工程を踏む必要もないと思うんだけど」
「この家系そろそろ滅亡するよ?」
「この家系は100年平和だよ?」
「そういうこと言うから危ないんじゃないの!?」
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「ここからは私シメが担当します。まずは採寸をさせてください。」
採寸され思わず「あひゃ」と声が漏れ出た
「静かにしてください。」
「あ…はいすいません。」
「あなたのサイズならこれくらいの服がちょうどいいんじゃないでしょうか」
服を受け取ったユウヤは着てみようとしたが、着方がわからず苦労した。
「はぁ…」
ため息をついたシメが完璧に着させる
「覚えておいてください。まずはようこそお客様改めユウヤ様」
「様だなんて照れくさいですよ…」
「ご注文承りました。ユウヤ様改めユウヤ」
「分かりました。お客様改めユウヤ」
そこにいたのはオメ。シメからちょこんと顔を出していた。
「屋敷のご案内をします」
「はい」
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「そしてここは最後の部屋大図書館です。簡単に言えば何でもあります。王都では別名『知恵の図書館』として有名スポットです。そもそもここが有名スポットなんですけどね。オリオン大王国最後の中世風 の場所として知られています。」
「オリオン?聞き逃せない単語が来たな…」
シメが一瞬 驚いた目をする
「この国の王族の名前です」
「聞き間違いじゃなきゃいいんだけどさ…王国って言った?」
「はい」
「この超近未来風の場所で王国!?」
「この世界では王国が主流ですよ」
「…そうか…」
「ユウヤ?」
「なんでもない。」
ユウヤは引っかかっていた。たった1つの単語に
名前に違和感持った人多いかもしれませんがご了承ください