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戦え!三つ巴!《第二話》
「氷華さま!紅羽!おはようございまーすっ!」
「あら。起きたのね。陽葵。おはよう」
「おはよう陽葵。氷華さ…氷華がさっきからご飯作ってるよ。まだ出来てないからまだ寝ててもいいよ」
「えーっ!紅羽が氷華さまを氷華って呼んでるー!?私もそう呼んでいいですか!?氷華さま!」
「構わないわ。今は私も高貴じゃないもの。」
陽葵は、氷華のかき混ぜている鍋を覗き込んだ。
「わぁ〜。味噌汁だー!味噌持ってきてたのはこのためだったってこと?」
「そういうことになるわ。紅羽。そっちはどう?」
「いい感じです!もうすぐ食べれそうですよ!」
「そっちはお米だね!じゃあ私はあっちのテントで待ってるわ!」
陽葵はさっきまで寝ていたテントに戻って行った。氷華は汗を流して料理してるのに陽葵は気楽だなーと紅羽は思った。
「氷華!狼が来てるわ!気をつけて。」
「あ。本当ね。気をつけるわ。襲ってきたら…斬り伏せてご飯にしましょうか。」
「(こっわ)は、はぃぃ」
そうこうしているうちに料理は完成した。
「「「いただきます」」」
「流石!氷華は料理上手いわね…」
「ありがとう。でもお米を炊いたのは貴女よ?充分美味しいわ。」
紅羽は氷華に褒められたことに驚いた。しかし、それ以上に久々に褒められたことが嬉しかった。
「氷華〜!今日はどこまで行くー?」
「そうね。あっちに宿があるはずよ。そこまで行きましょう。」
「氷華、旦那様きっと心配してるよ。大丈夫かなー?」
「…………あ、あの方なら大丈夫でしょう。」
紅羽と陽葵は、「はい」と落ち着いて返事をした。しかし、氷華がわずかに動揺したことは見逃していなかった。
「ごちそうさまでした。私はこれから片付けするわね。」
氷華はさっと食べ終わるとすぐに片付けを始めた。それを見て紅羽と陽葵は急ぎ始めた。
その頃、屋敷では…
「ううう…氷華〜」
晴雅が氷華の手紙を見て泣いていた。そして、自分で氷華を探しに行こうかな、と思い始めていた。
呼んでくれてありがとうございます。
うーん、どうでしょうか?