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1年B組女子出席番号9番、林希紗
「希〜紗!!早く行かないと遅刻するわよ〜。」
「分かってる。今行く。」
「はいはい。」
「行ってきます。」
暑っ。やっぱ夏やだな〜。
そんなあたり前のことを考えながら、自転車をこいだ。
中学生になって、仲良しな友達はみんな別のクラスになっちゃった。一緒になれなくて悲しいのと、新しい友達をつくれる嬉しさが、半分ずつだった。新しい友達もそこそこできそうだったけど、別の学校の春花ちゃんに気に入られちゃった。ぼっちにならない嬉しさと、もっとたくさん友達つくれない悲しさが、また半分ずつだった。
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「おはようございま〜す。朝学習の予定だぞ〜。席座れ〜。」
朝ってヒマだな〜。誰とも話せないし。はあ。今日1校時英語じゃん。be動詞とかしらねーよ。
もう、今日学校きたイミってなんだろう。リンカ今日も休みだし。
リンカは私が小学校から一緒だった友達で、中学でも同じクラスになれた。でもリンカはもともと不登校ぎみで、あまり学校に来てくれない。分かってるけど、少しは来てほしいなぁ。
私は仕方なく、朝学習のために学タブと開いた。
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「き〜さちょ!どうする?」
「え、ゴメン、私先生の話何も聞いてなくて。教えてくれる?」
「あはは、分かるわ〜。あれだよ。リレーの練習やるから二人組作れって話。」
ああそっか。体育って二人組多いもんね。
「うちのグループは偶数だから〜。割り切れるじゃん。」
「春花ちゃんグループって言い切ってるじゃん。」
「仕方ないじゃん。だって。」
「でもまあ、、グループっつっても2グループしかなくね?うち入れても。」
そう、春花ちゃんはグループって宣言してるけど、確かにうちもグループって見方すれば2つしかないかも。
「あっちはあっちで組むだろうから、こっちもやろ!」
そうなるんだね〜。私、杏ちゃんとやってみたかったのに。いっか、仕方ない。
「んじゃ、希紗ちゃんやろ!」
「いいよ〜やろ、ねいろちゃん。」
「うわ。足速いペアやん。すごっ。」
それにしても暑いなぁやっぱ。早く終わんないかな。私給食食べたいのに。
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「きりーつ、気をつけ、さよーなら!」
「さよーなら!」
あ、カノンちゃん待ってんじゃん。
「ゴメン。帰りの会遅れた。」
「いいよ〜ん。早く部活行こ!」
そっか。急がなきゃ。
「うん、そうだね。」
体育のシーン多いの気のせい?うん、そうだよね、やっぱなんかいつも同じになってる。