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攻め子ちゃんと猫ちゃん。七話から八話。
今回は破滅編。
ちょいえr有り。
イチャイチャしてますね。
第七話w
ガチャ
「おきゃーりー。愛しの猫ちゃんよ。チュッ」
投げキッス
攻め子ちゃんはソファでゴロゴロ。
スマホいじいじ。最近ハマっているようだ。
「、、、ただいま。」
「ん?どうしたの。」
チラッ
「は、、、?何その傷。おかしいよね、絶対おかしい。事故とかじゃないでしょ。
人為的につけられた傷。」
打撲痕、切り傷、縛られた痕。
服もなんだかヨレヨレで乱れている。
「、、、あなたが言える立場なの。」
「うっ、、、。け、けど、猫ちゃんがそれでいいならいいけどさぁ、、、。
あたしは心配してるから。」
「自分から散々やっておいて。いい。構わないで。」
猫ちゃんは汚くしわだらけになった服を脱いで着替えている。
さらに傷痕が見えて、痛々しい。
「、、、あ。でも、半分くらいはあたしがつけた傷。
ほっ、、、。」
猫ちゃんは攻め子ちゃんを睨んでいる。
「はぁ、、、もういいや。好きにして、どうでもいい。
壊して、私を壊して。消して。傷つけて。」
「え、、、しないしない!したくてやってるわけじゃないし、
傷ついてほしくないんだよ。ごめんね、猫ちゃん。」
「なんで?いっつも殴ってくるくせにさぁ、、、どうして
こういう時に限って優しくするの、、、。
それが一番つらいんだって。哀れになる、、、。
私はみすぼらしい人間だなぁ。って、こんなことを考えるくらいに汚い。」
「え、え、え?(どうしようどうしよう。
あたしは殴りたくない。傷つけたくない。
猫ちゃんに笑ってほしいの。けど、あたしが殴らなかったら、猫ちゃんは、笑ってくれる?
殴らないと、笑ってくれない?)
、、、あたしは、、、どうすればいいの。」
「、、、もうどうでもいい。好きなようにして。」
「猫ちゃんがそういうなら、、、。」
スゥッ
大きく片手を上げる。
振りかぶれ!
パシン!バシッ!
「あぅっ!は、、っはぁっ、、、。(あ、殴るんだ。今の流れで殴るんだ。いやまぁ私がいいって言ったけどさぁ)」
猫ちゃんは自分のほっぺを押さえている。
グイッ
攻め子ちゃんは猫ちゃんの髪を下に引っ張って顔を上に向かせた。
「うっ!」
「あ、口の中切れてるじゃん。血が垂れてるよ。なんで今日は歯を食いしばらなかったの?」
ペロペロ
もうそれはキスでは?猫ちゃんの口から垂れてる血を攻め子ちゃんは舐めている。
「あっ、、、うぅ、、。はぁっ、、、。
な、殴られるって思ってなかった。」
「えっ!ビンタしないほうがよかったの?うわぁごめーん!」
「うん、まぁ何してもいいから。うん、、、。」
「何してもいいって、、、あんなことやこんなこと?」
「はぁ、、、雰囲気ぶち壊しね。」
「あたしたちの初めて!記念日!」
「今日はそういう気分じゃないんだけど。」
サワサワ
攻め子ちゃんは猫ちゃんにシレっとセクハラ
「ちょっ、、、やめてっ、、、。」
「お願い。好きなようにしていいっていったじゃん。」
「いやなの。今日は嫌。こんな日に、したくない。
もっとちゃんとした日にしようよ。
大切な、初めてでしょ。」
「あたしがしたいの。」
「私はしたくない。」
「あたしのこと嫌い?」
「、、、好きだからさ。」
「ならしようよ。」
「大切だから、大切にしたいの。」
「大切なら、あたしの気持ち、大切にしてよ。」
「、、、両方とも納得して初めてを迎えたい。」
「、、、猫ちゃんのいじわる。」
「猫ちゃんはいじわるですよ。」
「知ってた。」
「そうか。そうなんだね。」
「そうなの。」
ペタペタ
パタン
いつもは猫ちゃんが出ていくはずの猫ちゃんの家。
今日は、攻め子ちゃんが出て行ってしまった。
「、、、はぁ、、、私はとっくの昔に不本意ながら卒業したけど、
私たちの初めては、もっと大切にせめて、攻め子ちゃんだけでも
大切な、綺麗な初めてにしてあげたいだけなんだ。」
聞こえるはずのない一人だけ、猫ちゃんだけの部屋に響いた声は
いったい誰に届いただろうか。
第八話w
すれ違い、価値観、
方向性のずれ、、、なんか解散しそうなので言い換えます。
小さないさかい。
猫ちゃんの家に一人。
一匹の猫。
外に飛び出した一匹の野良犬。
毎日押しかけに来たり、泊りに来たりしていた攻め子ちゃんは
今朝はこなかった。
少し、心配になった。
真夜中に少女が独り飛び出した。
、、、結構やばい。
「攻め子ちゃんは方向音痴だしな。うーん。探しに行くべき、、、?」
ガチャガチャ
バンッ!
「ただいまー猫ちゃーーん!あたしが帰ってきたよ!」
玄関から声がする。攻め子ちゃんだ。
「ただいまというか、お邪魔しますでしょ。」
「ただいまお邪魔します。」
「なんか意味変わってない?ふふっ。」
ペタペタ
リビングに転がり込んできた攻め子ちゃん。
え、、、?
「うっわ。デジャブ。噓でしょ。」
「、、、ごめんね、猫ちゃん。」
明らかにおかしい。
キスマーク?のような跡。
昨日と変わっていない服装。
髪はサラサラ。
風呂には入ったようだ。
「、、、あたしの初めて、初めてじゃなくなっちゃった。」
「、、、。攻め子ちゃんは悪くない。」
猫ちゃんは頭を抱えている。
「おかしいなぁって思ったんだ。
あなた、家ないのにどうやって昨夜を過ごしたの。」
「、、、猫ちゃんと、お揃いになっちゃった。
汚されちゃった。お揃。」
「あはは、、、うれしくないなぁ、、、。」
「ん、、、。あ、あたしが、、、あたしが頼んだの。」
「は?」
ますます意味が分からない。
「い、いつも猫ちゃんの家に泊まらせてもらってばっかりだから、き、昨日さ、携帯いじってたじゃん。(第七話参照)
け、携帯で、この近くの人を探して、
会って、泊めさせてもらって、対価を渡した。
の、望んでなかったわけじゃないから。あたしの気持ちを踏みにじられたわけじゃない。」
「私の気持ちは踏みにじられたよ。」
「え、、、?こ、こうすれば、あ、よ、喜んでもらえると思って、、、。」
「そっかぁ攻め子ちゃんはバカでアホだから、分からなかったよね。」
「う、、、ごめんなさい。」
ポン
猫ちゃんが攻め子ちゃんの頭に手を置いた。
よしよし、攻め子ちゃんがいつもやってくれたように。
抱きしめる。離れられないように。
「だ、だから、、、だからさ、、、も、もう、、、離れないで。」
「で、でもそれだと猫ちゃんに迷惑かけちゃ、、、」
攻め子ちゃんが猫ちゃんの腕をほどこうとした。
「勝手に出て行って騒ぎ起こすほうが迷惑だって!!」
「あっ!、、、うぅ、、、ごめんなさい。
笑ってほしかっただけなんですぅ、、、。ぐすっ、ヒック。うぁあ、、、。
あたしが、でていったら猫ちゃんの負担が減って笑いやすくなるかなって。うぁ、、、。」
「(怒ってしまった。私が攻め子ちゃんに怒ってしまった。こういう時、どうすればいいの?
私だったら諦めてるからもういいやですぐ終わるけど、、、。)
ご、ごめんごめん。」
ニコニコ
指で自分の口角を吊り上げる。
「ほらほら、私ニコニコ笑ってるよー。」
「、、、ぐすぐすっ、、、本当、、、?
あたし、猫ちゃんの役に立てた?
笑わせれたかなぁ。へへ。」
「う、うん。そうだよ。すごい!ありがとう。
けど、次からはさ、もうちょっと安全な方法をしてほしいな。
あと、、、もう私の家から出ないで。外出したいなら一緒にだよ?
わかった?」
「うん。へへへ。役に立てた。よかった。」
「、、、。」
破滅編でした。
yummy!
次回は過去の出会い編。