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勇者殺しの赤魔女と冷徹無慈悲な青の公爵 第九話
追憶 〜ひとりぼっちの赤魔女とアップルパイ①〜(第八話)の続きです!
***追憶 〜ひとりぼっちの赤魔女とアップルパイ②***
*『お母さん、私大人になりました』*
*私は、もはや子供とはいえない歳になっていた。*
*母の歳に、少しずつ近づいていた。*
*私の赤魔法は生活するうえでなくてはならないものとなっていた。*
*エレスペネ大森林に張った、結界もその一つ。*
*私と村を切り離すため。*
*そんなある日、私の結界に何かが引っかかった。*
*侵入者だ。*
*大抵の者は、怖気づくか、森林内に張り巡らされている私の"幻影の魔法"によって彷徨い、結局は森林の外にたどり着く。*
*森林の奥の奥にある私の家にたどり着くことはほとんどないと言って良い。*
*しかし、その侵入者は非常にゆっくりとした足取りで、彷徨いながらも確実に私の家の方向に向かっていた。*
*そして、私の家の目前で止まった。*
*私は恐怖に身構える。*
*いつでも魔法を発動できるようにして。*
*私はそっと、家のドアを開けた。*
*そこには、青っぽい黒髪の綺麗な男性が横たわっていた。*
*その男性は怪我をしていた。*
*私の赤魔法では、治癒をすることはできない。*
*でも、赤魔法は別名"裁縫魔法"。*
*治すことはできなくても、傷口を縫うことはできる。*
*今まで、こんなことをしたことは一度もなかった。*
*手が震えた。*
*もし救えなかったら?*
*どうしよう。*
*どうしよう。*
*また、私は孤独に*
***追いやられる***
*もし、救えなかったら?*
*もし、*
***追いやられる***
*私は、*
***孤独***
*私は、*
*私は、*
***孤独に***
***追いやられる***
*でも、*
***後悔はしたくない***
*私は震える手に必死に力を込める。*
*大丈夫、私ならできる。大丈夫。大丈夫。*
* 『歴史上には、悪い魔女がたくさんいるけれど、………あなたは誰かを助けられる、誰かを笑顔にする魔女になりなさい。あなたなら、きっとなれるわ…ラシェル』*
*私なら、できる。*
*私は赤い糸を出現させた━━━━━━。*
第九話、どうでしたか?
来ました!「青っぽい黒髪の綺麗な男性」!!
そして、赤魔法、別名"裁縫魔法"━━━━。
書きながらニヤニヤしちゃってました笑
今回はいつもより量は少なめですかね?
毎度毎度、あとがきが長くなっている気がするんですが…笑
今回はあとがき抑えたい笑
そんなことは置いておいて…
次回で追憶 〜ひとりぼっちの赤魔女とアップルパイ〜編、終わります!
もうそろそろ、………ふふ…あの人が……ふっ…
ふふ…ふ…
ルミナーレの前世(ラシェル)をよく知るあの人が!!出てくる!!
やばい、これ以上言ったらネタバレしそう笑
あの人は、次の次あたりで出てきますよ〜
お楽しみに!この人、好きなんですよね〜
キャラが笑 あと、しゃべり方が笑
お楽しみに!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!また、長くなってしまいましたが笑
よければファンレターなどいただけると嬉しいです!