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【温度調整】のゴミスキルだけど、絶対零度と超高熱核融合が出せます。 第二話
今回は第一話よりは短いけど、少しだけ長いかも…?(1600文字)
ギフト鑑定の翌日____
「うぅ〜ん…。」
僕は体を思いっきり伸ばした。
「はぁ…。」
体の力を一気に抜いたせいで、なんだか疲れた。
知らないけど。
僕はリビングへ行った。
「あっ…。」
僕は言葉が出なかった。
昨日飲んだスープを洗面所に置いたままで、洗っていなかったからだ。
僕は食べた物はその1日の間に洗う。という習慣があるのに…ッ!!
な、なんとした失態…。
ジャー
僕は水を流して、スープの皿を洗った。
けど、昨日のギフト鑑定の時「温度調整」と出た時は本当に悲しかったな…。
どれだけワクワクして待ち侘びていたか。
「ギフト」と言うのを知ってから、13歳のギフト鑑定を…どれだけ待ち侘びていたか…ッ!
僕は拳を握りしめた。
神は僕に味方をしてくれなかったらしい…。
そんなことを思ってたら、水が流れっぱなしになっていた。
僕は慌てて水を止めた。
僕は手を拭いて、街に出た。
---
街の人たちは、何一つ悪いことが起こっていない顔だった。
…僕と違って。
今の僕の顔は見なくてもわかる、どんよりしているんだ。
僕の周りの雰囲気を台無しにさせている。
雰囲気を変えようと、頑張っているが…できないんだよ。
あんなに待ち侘びていた、楽しみにしていたッ!!!!!!
ギフト鑑定だよ…?
そんなに急に雰囲気を変えろと言われても……無理なんだよ。
「ヤァ、そこの君。」
僕は前にいるおじさんに声をかけられた。
今はそんな気分じゃ無いんだ。僕は、スルーしようとした。
「おいおいおい!俺が君のギフトを占ってやろう…!」
ギフトを占う?全くもって意味がわからない。
というか、僕はもうギフトはわかってるんだ。
今更ギフトを占っても無駄なんだよ、おじさん。
ギフト鑑定の結果はわかっているんだから。
「占うか?」
おじさんはそう問いかけた。
僕は、やっても意味がないのに「やる」といった。
なんでだろう、何故か…やった方がいい気がした。
「よし、占うぞ!」
おじさんは、手をクネクネさせて、僕の頭を触ってきた。
それから10秒間、手をクネクネさせているだけだった。
「占った。」
おじさんは手をクネクネさせるのをやめて、そういった。
どうせ「温度調整だ!」って言ってくるんだろ。
--- **温度調整 極** ---
極?聞いたことは…少しだけはあるけど、本当に実在したのか…?
だが、本当に極だとしたら、教会での「温度調整」はなんだったんだ?
もう、何が何だかわかんない…。
「何がなんだかわかんない!って顔だな?」
あれ?顔に出てた…?
「『極』それは、そのギフトの“最高到達点“に達した時につくんだ。」
「極を習得したのは、世界で3人しかいないんだぞ!?」
…?
逆に理解ができなくなった。
ギフトの最高到達点だって?僕は一切修行も何もしていないんだぞ?
ただ、スープを温めることにしか使ってないのに…極?
「君、血反吐を吐くくらい修行しただろ…?」
いや、血反吐なんて吐いたことないんですけどぉ…。
逆に吐くくらい修行するなんて…僕だったら有り得ないけど?
「昨日、ギフト鑑定がされたばかりなんですけど…?」
僕がそういうと、おじさんは見る見る顔が青ざめていき、終いには青リンゴみたいになった。
さらに、目を大きくしながら。
「君…それは本当かい…?」
「いや、本当ですって!!」
僕はつい、怒鳴ってしまった。
「それだったら君…天才だよ。」
「?」
「極を習得した人たちは、全員血反吐を吐くくらい修行している…!だが、君は一切修行をしていない!?そんなの、大スクープではないか!!!」
おじさんは体を震わせ、めちゃくちゃワクワクしながらそういった。
極を習得した人は、全員血反吐を吐くくらい修行している…?
そんなの僕はごめんだって!
そう思うと、僕はすごいのか?
うん、すごいに違いない!
…まずまず、このおじさんの占いがあっていたらの話だけど。
「君は今すぐ、冒険者ギルドに行きなさい!!!」
僕はおじさんに背中を思いっきり押され、思わず転びそうになった。
力加減というのを考えてほしいものだ。
僕はおじさんの言う通りに、冒険者ギルドに向かうことにした。