あの〜ほんっとに申し訳ありません
マージで本編とかのネタが無さすぎてとち狂って作りました(?)
とろしゃけの見ていいなーって思ったんで
ちゃんと心美たちのも出すんで許してください
若干百合要素ある…?
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目次
第一話 幽霊の君と死にたい私
皆さんは、幽霊ってどうゆう存在だと思いますか?
私は、人を呪ったり、殺したりする悪いものだと思ってました。
でも、中にはこんな幽霊も居るんです。
未練があって成仏出来ないもの、大切な人の危ないところを助ける、守護霊のようなもの。
未練や大切な人はバラバラだけど、少なくとも、悪い幽霊ばかりじゃない
友達と喧嘩して、仲直りも出来ないまま死んでしまった幽霊もいる。
そう
一歌(私のように…)
???「…」
生きてて楽しい事なんてないし…
???「それなら、今」
???「ここで」
???「飛び降りるの?」
???「っ!誰?」
急に背後から声がして、反射的に身構える
???「昔ここから飛び降りて死んだ人でーす♪」
???「…」
???「あからさまに『なんだコイツ』みたいな顔してるね〜」
そんな顔をするのも無理はないだろう。
え?今なんて?ここから飛び降りて死んだ?
???「…つまり貴方は幽霊ってこと?」
???「肯定したとして信じてくれるの?」
嫌な聞き方をする
???「…信じるか信じないかは置いといて、もし本当に幽霊なのだとしたら、なんで私に話しかけたの?」
???「別に話しかけたっていいじゃない。幽霊だって人に害を与える者ばかりじゃないからね」
これから自分がやろうとしていることを考えると、その飄々とした言葉にムカついた
???「とにかく邪魔しないで。話したいならあの世で一緒に話しましょう」
???「え〜?死んじゃうのー?」
???「…死ぬのは辛いよ?」
体がピタリと止まった
心の中にはナニカが渦巻いている
全身が熱い
???「__…そんな事、簡単に言わないでよ__」
???「私は生きてる方が何倍も辛いの!貴方に私の何が分かるってゆうのよ!」
???「……」
つい怒鳴ってしまった。
こんなのただの八つ当たりだと分かっている
でも、私は悪くない
悪くないと思い込む
これでどこかに行ってくれるかな
…どこかに行ってしまうのかな
???「…そうだね。知ったようなこと言ってごめん」
???「だから、私は何も知らないから。教えてくれる?」
???「…っ」
彼女の回答は私の考えていたものとは違った
私の目を真剣に見つめて、話を聞こうとしてくれている
その目から生気は感じられなかったが
今までの誰よりも輝いた目をしていた
…本当に幽霊は悪霊ばかりじゃないんだな
???「まずは名前からだね」
???「…結月(ゆづき)」
???「私は一歌(いちか)。よろしくね、結月」
始まり方結構気に入ってます
第二話
一歌「…いじめ?」
結月「うん。私が入学してきたぐらいのときのことで、」
---
きっかけは本当に単純でくだらないものだった。
いじめの主犯格が気に入っている先生のテストで
私はあいつにカンニングされていた。
だから先生に言っただけなのに
私は100点で、あいつが0点だっただけなのに
「お前先生にチクっただろ」
「調子乗ってんの?」
「まじウザイ」
ウザイのはそっちだろ
そっちがカンニングしなければ良かったんじゃん
そんな言葉が喉まで引っかかってきたけど、
大事にしたくなかったから無視することにした
それが駄目だったらしい。
その日から物を隠されたり、教科書が破かれていたり。
ここまでだったらまだ良かった
いつからか机に落書きされたり、上靴の中に画鋲が仕掛けられたり、
挙句の果てには階段から突き落とされそうになった。
周りの大人は知らないフリ
親に相談しても
「そんなの気にしないの、世の中にはもっと苦しい人だっているのよ」
「アンタは十分恵まれているんだから」
そうかもしれないけどさ
親に言っても「気にしない」
先生に言っても「証拠がない」
ネットで呟いても「承認欲求高すぎでしょ」
やめてと言ったら「調子乗んな」
…どうしてよ…
この世界には
私のことを見てくれる人はいないの?
---
私は今まで自分の中に溜まっていた"モノ"を全て吐き出した
結月(どうせまたなんか言われるんだろうな…)
顔を上げたら
一歌は 今にも泣き出しそうな表情を浮かべていた
結月「……」
なんで?
結月『なんで貴方が、そんな顔をしているの?』
心で思っていたことと言ったことがピッタリと重なった
一歌「…だって、あまりにも悲しくて…」
一歌「可哀想だから…」
その瞬間私からも涙が溢れ出した
我慢していたものが
その一言を聞いた瞬間に吹っ切れた
悲しくて泣いている訳ではない
もしかしたら私は、ずっとこの言葉を言って欲しかったのかもしれない。
結月「…そこは…私が泣くところでしょ…」
一歌「…ごめん…でも、どうしても悲しくて…」
屋上で人間と幽霊が泣いていた
その光景は、霊感がある人が見たらあまりにも奇妙であっただろう。
だけど、私たちは2人で泣き続けた。
いつまでも…泣き続けた。
第三話
結月「そういえば、貴方は?」
一歌「へ?」
2人とも落ち着いたところで、今度は私が聞いてみた。
結月「ほら、なんで飛び降りたか〜とかなんで私に話しかけたのか〜とか」
結月「色々考えてみれば貴方の方が謎多くない?」
私は考えだしたら止まらないタイプなので、無意識に詰め寄る
一歌(急にめっちゃグイグイくるなぁ…)
一歌「なんで飛び降りた…か…」
そう。そこが1番気になるところだ。やっぱり幽霊はそこから始まった感じがある。
精一杯のキラキラ上目遣いで聞こうとしたが
一歌「…忘れちゃった!」
結月「…え」
結月「いや!そんな大事なこと忘れないでしょ普通!」
一歌「まぁまぁ〜なんで話しかけたのかなら教えてあげるから〜」
結月「そこはオマケみたいなやつなんだけど」
一歌「あれ!?」
一歌「…私はね〜君に死んで欲しくなかったんだよ」
結月「どうして…?」
一歌「ん〜…やっぱりね、生きてるうちにこの世界を楽しんだ方がいい」
一歌「友達と遊んだり」
結月「私友達いない」
一歌「…最新のゲーム買ったり」
結月「お小遣い貰えないから買えない」
一歌「…バイトしたり!」
結月「中学生」
一歌「…生きてて何が楽しいの?」
結月「それで今死のうとしてる」
一歌「…まぁ!それでもやっぱり生きてた方が楽しいよ!」
結月「3秒前のやりとりなんだったの?」
一歌「だってね」
一歌「死んじゃったら息をする必要もないし、食べても何も感じない。とゆうか味覚自体がない」
一歌「…喧嘩別れしちゃった友達とも…二度と話せない」
結月「じゃあなんで今私と話せてるの?」
一歌「さぁ?」
結月&一歌(なんか軽いな〜)
結月「じゃあ結論から言うと、貴方は私の自殺を止めるために話しかけたの?」
一歌「まぁそゆこと」
結月「わざわざ天界から来てくれたの?」
ちょっとあざ笑って言ってやった。これでツンデレっぽい可愛い反応とかするのかな
一歌「いや、基本幽霊は周りにいっぱいいるよ?」
結月「…え?」
一歌「君たちが見えてないだけで、家にも学校にも外にもいーっぱい居るんだよー?」
…そうなんだ
結月「…なーんだ」
一歌「ん?」
結月「私のために飛んできてくれた訳じゃないんだ…」
一歌「!?!?!?!?!?キューン」
一歌「…まぁ、そうでもある」
結月「ほんと?」
一歌「ほんと!!」
結月「うわぁ」
距離近いなこの…人?
一歌「てか本題は君を止めることなんだよね〜…このままだと君また死のうとしちゃいそうだし」
結月「うん」
一歌「即答しないで…」
一歌「うーん…」
…私のことを一生懸命に考えてくれてるんだな〜…
もっと…一歌と一緒に…
|話したい《居たい》
結月「……?」
頭の中で意見が2つに別れた。
『居たい』と「話したい」…?
どっちも同じ意味じゃないのかな…?
…っ!?てか一緒にって何!?もっとって何!?私は一歌に溜まっていたことを一方的に語ったわけで、別に話したいってゆうことじゃ…!
一歌「結月?顔赤いよ?」
結月「へっ!?」
一歌「うわぉびっくりした」
結月「…な、なんでもない…」
とりあえずこのことは後で一人で考えよう…
一歌「あっ!そうだ!」
一歌「毎日放課後、屋上で二人で話し合うってのは!?」
結月「…どうゆうこと?」
一歌「学校が終わる度に、結月が屋上に来て、私はスタンバイしてて、その日の出来事とか話すの!」
一歌「友達とそうゆうことするの、憧れだったんだよねー!!」
結月「ちょ、ちょっと待って、今友達って言った?」
一歌「言ったけど?」
結月「私と貴方は今日初めて会っただけで、友達ってわけじゃ…」
一歌「友達じゃ…ないの…?」
結月「ぐっ!!!!キューン」
不意打ち食らった!なんでコイツ自然とあざといことできるんだよ!
結月「友…達…です」
一歌「やったー!!!」
…まぁ…悩みを言う相手がいるってのはいいかな
結月「あっそれ休日だったらどうするの?」
一歌「え?私が結月の家行くけど?」
結月「幽霊がうちに来るのホラーすぎるんだけど」
一歌「日常と対して変わんないよ」
結月「…じゃあ、明日からよろしく」
一歌「よろしく!」
生者と死者ネタはいいぞ〜…
てかすんげぇ今更だけどさ
これ心美たちのシリーズと第〇話が違うの分かる?
第四話
部活をしている人だけが残る学校で
帰宅部の私は放課後、屋上へと足を運んでいた。
結月「…」
---
一歌「毎日放課後ここに来て、一緒にお話するの!」
---
一歌、ちゃんと居るかな…
一歌には聞きたいことがたくさんある。
何故私が死のうとするのを止めたのか
何故私の話を聞いて涙を流してくれたのか
何故待ち合わせ?場所が屋上なのか
あそこから飛び降りた、と言っていたけれどこの学校の生徒だったのか
何故私に幽霊が視えるのか、霊感がある人には誰にでも視えるのか
それでも信じてここに来てしまったのは 一体何故だろう…
ガチャ
結月「一歌 いる?」
結月「…!」
私は屋上の扉を開けた瞬間、何も言えなくなってしまった。
一歌が、とても悲しそうな顔で空を見あげていたから。
いまにも泣きそうな顔をしていたから。
_なんだか、その顔に見覚えがあるような気がしたから。
一歌「…ん?」
一歌「あ!結月ー!居るよー!」
だけどすぐに戻っていて
結月(見間違い…だったのかな…)
一歌「ねぇ聞いてー!いつも校門でワンちゃんとお散歩してる人が居たんだけど!今日はワンちゃん元気が無かったみたいでさ、水浴びしてて!「ブルルルルルル」って体ブンブン回してて可愛かったんだー!」
…犬のこと「ワンちゃん」って言うんだ。__可愛いな__
結月「そろそろ暑くなってきたしね」
一歌「そうなんだ!私も気温とかじられたらな〜」
結月「そういえば、動物には霊感があるって前聞いたことあるけど一歌には気づかなかったの?」
一歌「…私は結月にしか視えないよ」
結月「え?」
一歌「結月は私にとって大切な存在だからさー!」
結月「そう…なんだ…」
どうゆう意味だろう
一歌「あ!そんなことより、ここ!行ってみない!?」
一歌がスマホを近づけてきた。
幽霊ってスマホ持ってるんだ。てか触れるんだ
結月「『ふっわふわ!甘くて美味しい!ケーキ祭り!』…?」
スマホの画面にはそのチラシが写っていた
一歌「私ケーキ大好きでさー!行ってみたかったんだよねー!」
結月「明日開催…」
明日は休み…
結月「でも一歌って味覚とか感じないんじゃなかったっけ」
一歌「うん。それでも結月と行ってみたかったの…」
結月「え?」
一歌「なんかデートみたいじゃなーい!?」
結月「デ、デート!?」
一歌「それに!甘い物を食べてる結月を近くで見れるってすっごい嬉しくてさ!」
結月「私、甘い物好きって言ったっけ?」
一歌「嫌いだったっけ?」
結月「いやまぁ、好きなんだけど…」
一歌「でしょでしょー!ね!行こうよ!」
結月「うーん…」
一歌「行こー…?」
結月「……!」
結月「い、いいよ…」
一歌「やったー!」
っとにもう…!可愛いんだから…!
一歌「明日の9時!校門集合ね!」
…小学生ぶりに聞いたな〜…その言葉
結月「一歌って屋上の地縛霊じゃなかったんだね」
一歌「どちらかと言うと学校の地縛霊かな〜ただ思い入れがあるからここに居るってだけ」
一歌「それに休みは屋上の扉鍵かかってるでしょ?」
結月「あ 確かに」
一歌「じゃあまた明日!」
結月「…うん。また明日」
第五話
一歌「…って!?なんで制服なの!?」
結月「逆に聞くけどなんで私服なの?」
私と一歌はいつも同じ制服を着ていた。だけど目の前にいる今日の一歌はフリフリがたくさんついた白色ベースの可愛らしい服を着ている。彼女の綺麗な白髪とあっていてなんだか可愛く見えた。…って!そうじゃなくて!
結月「そもそも幽霊って着替えられるんだ」
一歌「まぁね〜幽霊によるけど」
一歌「まぁ早く行こっ!」
結月「はいはい…」
結月&一歌「うわぁ〜…」
あんなチラシを出したんだから当たり前だけどすごく混んでいた。
これはとてもじゃないけど前に進めそうもない
一歌「ねぇ結月…」
一歌「私がここにいる人たち全員呪うからその隙に場所取りお願いしていい?」
結月「バカバカバカバカ!?」
結月「そんな事しなくても予約してるから…」
一歌「……」
結月「…どうしたの?そんなキョトンとした顔して」
一歌「…もしかして結月さ、このケーキ祭り結構楽しみにしてた?」
結月「そうだけど…」
そう言うと一歌はパッとした明るい笑顔を見せ、満足そうにうんうんと笑った
一歌「そっかー!結月楽しみにしてたんだー!」
結月「何よ?」
一歌「いやぁ〜?良かったなーって!」
結月「…そう//」
一歌「席どこー?」
私は一歌になにか違和感を感じた。なんだろう…服以外はいつもと変わらないはず…昨日と何が違う…?
---
一歌「どちらかとゆうと学校の地縛霊かな〜」
---
結月「っ!バカ!」
一歌「え?どうしたの?」
結月「一歌!絶対無理してるでしょ!体いつもより透けてる!」
一歌「えー?嘘っ!?透けてる!?」
結月「地縛霊はその場所から離れたら少しづつ消えちゃうってなんかで読んだ!」
一歌「結月〜…どうしよう〜!」
結月「あーもう!ケーキはお持ち帰りして学校で食べよ!」
一歌「急げ急げー!」
第六話
結月「バカぁ!」
一歌「いやぁ〜ごめんね〜…」
一歌を引きずり学校まで全速力で走った。こんなに走ったのいつぶりだろ
結月「自分が消えちゃうとこだったことちゃんと意識して」
一歌「はぁ〜い…」
…もう反省したかな?
一歌「じゃあ次いつどこに行く?」
前言撤回。死ぬほど反省してなかった(もう死んでるけど)
結月「一歌〜?」
一歌「冗談!嘘です!ゴベンナサイ”!」
結月「よろしい」
腕組をして許してやろう。と油断していた。
一歌は急にバッと顔を近づけて
一歌「…じゃあ次は学校デートする?」
結月「………!」
その笑みにドキッとして何も言えなくなってしまった
一歌「なーんてね!どう!?びっくりした!?」
結月「……」
一歌から顔を背ける。今は見ない。見られたくない。
一歌「ねぇごめんって!そんな怒んないで…よ…」
結月「///」
見られた
顔を
みられ た
一歌(…可愛い)
一歌「っ!?//」
一歌(な、何考えてんの私!?可愛いって、そりゃ結月は可愛いけど!照れ顔可愛いとかそんなの…!//)
何故か一歌も顔を赤くして黙ってしまった。
学校の中で人間と幽霊が顔を染めながら黙りあうとゆう奇妙な出来事が起こっていたのであった。
めっちゃ手抜きだよゴメンネ
第七話
一歌「ゆーづきっ!」
結月「うわっ!?」
一歌が急に後ろから抱きついてきた。
てかまだ放課後じゃないしここ教室だし今…
先生「ん?どうかしたか?」
結月「あ、いえ…なんでもありません…」
そう、今は授業中だ
生徒A「ねぇちょっとうるさいんだけどぉ〜w」
生徒B「今授業中なの分かってる〜?w」
あぁ、また皆が私によってかかる
結月「ご、ごめんなさ…」
生徒C「せんせ〜!なんか誰も居ないとこから声がしてきて怖いんですけど〜w」
先生「あ、あぁ…」
先生もなんの役にもたたない。もう慣れたけど
一歌「……」
一歌「今のって私のこと言ったわけじゃないよね?」
結月「__…多分ね__」
一歌「__相変わらずやな感じ__」
結月「え?」
相変わらずって?そう聞こうとした時、
**キーンコーンカーンコーン**
授業が終わった合図が聞こえた
先生「えっと…とりあえずここで終わります。」
日直「起立、礼、着席」
結月「ふぅ…」
一歌「……」
一歌「今更だけどさ、クラスメートって名前で呼んだりしないんだね」
結月「みんな私のこと名前で呼ばないんだよ。わざとか興味がなくて忘れたのかは知らないけど」
結月「あいつらからは『ゴミムシ』って呼ばれてる」
一歌「人間でしょ」
結月「…ありがと//」
結月「あ、そういえばまだお互い苗字知らないよね?なんてゆうの?」
一歌「え?えっと…」
結月「あ、私は『星宮(ほしみや)』だよ」
一歌「…『沙莉野(さりの)』」
結月「…え?」
何気なく聞いてみた
それなのに
頭の中でなにかが突っかかる
心臓がドクドクと波打つ
「沙莉野 一歌」この名前はどこかで…
一歌「…そろそろ帰りな」
一歌「また明日ね、星宮さん」
結月「……!!」
私は何も言わずに逃げた
一歌が初めて苗字で私のことを呼んだ
いや、初めてじゃない
怖かったんじゃない。思い出してしまった。
_ずっと自分自身で封印してしまった私の|過ち《記憶》を
---
???「…ねぇ、『星宮 結月』さんだよね?」
結月「……?」
???「初めまして!こんにちは!」
???「私の名前は『沙莉野 一歌』だよ!」
一歌「これからよろしくね!星宮さん!」
結月「…よろしく」
あれは、桜が満開だった入学式の翌日のことだった。
おっとぉ…?
第八話
みんなぁぁぁ!!!
私のリア友のとろしゃけは知ってるよなぁ!?
あとラムネも知ってるよなぁ!?
知ってるよなぁ?(圧)
実はもう1人いたんだけど!
らむね丸(らむね。)も短編カフェに入れたらしくてさぁ!今日小説あげてたから見てねー!!!
とろしゃけとラムネもみてねぇぇぇぇ!!!!
一歌「ほっしみーやさん!」
結月「また来たの」
あれから沙莉野さんは違うクラスだとゆうのにずっと私に会いに来た。
中休み昼休み下校時刻
学校の自由時間をこれでもかとゆうほど利用して会いに来た
なぜ私にそこまで執着するのか
一歌「なんでいっつも会いに来るんだ?みたいな顔してるね」
うわバレた
一歌「今度はうわバレたって顔してるw」
結月「そこまで心読まなくていいよ」
一歌「顔に出てるよ」
結月「……」
一歌「あと執着じゃないからね!」
結月「やっぱり心読んでるよね?」
一歌「顔に出てるんだってw」
エスパーとか幽霊とかは信じてないけど、ここまできたら本当にそうなんじゃないかと疑ってしまう
生徒A「__あれ2組の沙莉野さんだよね?__」
生徒B「__なんであんなクソ陰キャなんかと話してんの?__」
結月「……」
まただ
私はクラスが決まってから何故か彼女たちにいじめられていた。いや、悪口を言われるだけならまだマシかもしれない
テストでいい点をとっただけなのに。
あまり誰とも話さず1人でいるだけなのに。
一歌「あのさ」
そんなことを考えていたら、頭の上から力強い声がした
一歌「言いたいことあるならハッキリ言いなよ。直接言う勇気もないくせになにコソコソ話してんの?」
一歌「それにこの子は自分のやりたいことやってるだけなのに陰キャとか言うのもおかしいし」
一歌「星宮さんにはちゃんと名前があんの!クラスメートの名前も覚えられない人にどうこう言う資格ないと思うけど?」
生徒C「で、でも!私たちだってこいつにちゃんと話しかけたりしたわよ!だけど顔見るだけで無視するから嫌になっただけで、全部そいつが悪いんじゃん!」
一歌「そのあと何回も声かけたりした!?もしかしたらよく聞こえなくて困ってただけかも知れないじゃん!そうやって一方的に無視したって決めつけてイジメるの良くないよ!」
結月「あのっ!」
言い合いが激しくなってきたところで、私は声をあげた
少し怖いけど
結月「えと…あまり人と話すの慣れてなくて…どう返せばいいのか分からなくて…でも、不快な思いをさせてたらごめんなさい。私、できるだけちゃんと返事したりするから、その…」
一歌「…自分で言えたじゃん」
生徒B「そうだったの…」
生徒A「ごめん、少しムカついちゃって」
生徒C「テストのときもごめん!今思うと、悔しかったのを全部あなたが調子乗ってるみたいに変換しちゃって、ただただ八つ当たりしてるだけだった…」
結月「…分かってくれたなら…良かった、です…」
一歌「自分の悔しいって気持ちを相手にぶつけるのは違うよね、思い込みも。ちゃんと本人に聞いたり時間をおいてみたりすることが大事だも思うよ。」
生徒B「本当に、ごめんなさい…」
結月「もういいんだよ…」
それからあの人たちは私に何も言わなくなった。こちらとしてもまだ慣れないから有難い
一歌「…仲直りできて良かったね」
放課後の屋上、隣にいる一歌がそっと呟いた
結月「…ほんとに私がどこにいても来るね」
一歌「仲良くなりたいから」
その努力の仕方は間違えてると思うけど、あの子たちと話せたのは沙莉野さんのおかげだから。
最近は少し悪くないかもなと思ってしまっている自分がいる。
結月「…昼休みは、ありがとう//」
一歌「どういたしまして!」
一歌「そういえば星宮さん私にはちゃんと言葉返せてるよね」
言われてみれば確かにそうかもしれない
全然意識してなかったけど
結月「…なんでだろう?」
一歌「それだけ特別ってことなのかな〜私は?」
ニヤニヤしながらこっちを見てくる。やめて。
顔が熱くなってきたのはきっと夕日のせいだ
一歌「おっとぉ?顔が赤いですなぁ〜?」
結月「ゆ、夕日のせいだよ」
一歌「そうゆうことにしといてあーげる!」
そうゆうこととはなんだ
結月「…あ、そうだ」
一歌「?」
私はポケットからスマホを取りだし、あるものを見せる
結月「…一緒に行かない?///」
それは明日開催される夏祭りのホームページだった
ちょ、ちょっと一話のなかに百合詰めすぎたかもしんない…(瀕死)
第九話
一歌「お待たせー!」
後ろから声が聞こえ、視線を向けると息を切らしながら走ってくる一歌の姿が見えた。
結月「遅い」
一歌「イデッ」
約束の時間からもう1時間も経っているのでムカつくほど整っているその綺麗な顔面にチョップを入れた。
結月「行くよ」
一歌「うん!」
そのまま屋台を眺め時々わたあめやチョコバナナ、ラムネなどを買って会場から少し離れたベンチに座る。
一歌「いやー友達と来る花火大会は楽しいねー!!!」
結月「こんなとこ来たの初めて」
一歌「え!嘘!?」
結月「ほんと」
一歌「私も!」
結月「え うそ」
一歌「ほーんと!」
いやいやお前は絶対嘘だろと思いながら一歌を見てると目が合う
一歌「ぶっ!」
そして急に吹き出した
結月「何よ。人の顔を見て吹き出すなんて」
一歌「だって星宮さん、『いやいやお前は絶対嘘だろ』って顔で睨んでくるから…あっはは!」
思い出してまたツボっている。楽しそうなとこ申し訳ないがこっちは全然笑えない。
一歌「はーおもしろかった。ところでさ、1つ聞きたいんだけど…」
結月「奇遇ね。私も」
「なんでいつも通り制服なの?」
「なんで今日は浴衣なの?」
正反対な質問に場を沈黙が覆う。
1分ほどしてから一歌が声を張り上げた
一歌「え!?だってだって!ここ花火大会じゃん!」
一歌「こうゆうとこって浴衣着ていくもんだよ!!」
結月「そうなの?」
一歌「そうなの!」
まさかこんなことも知らないなんて…とゆう驚きと呆れが混ざったなんとも言えなそうな表情で睨んでくるものだから私だって黙ってられない。
結月「別に制服でもいいでしょ!浴衣を着ていきなさいなんて誰が決めたのよ!」
一歌「決まってる訳ではないけど!なんかこう…青春?みたいなさぁ!」
あーだこーだ言っているうちに周りに人だかりが出来ていたことを知ったのはまだ少し先だ。
一歌「そろそろ花火始まるね」
一歌「移動しよっか」
結月「いい場所知ってるの?」
一歌「うん!」
一歌「花火がとびっきり綺麗に見える場所だよ」
一歌「どお?」
結月「確かにここなら…」
一歌が連れてきたのは会場から離れたシンと静まり返っている階段のところだった。
予定地点まで邪魔する木や屋台はないし時折吹いてくる風は夏の夜からか涼しかった。
一歌「いっぱい下調べして考え抜いた最適の場所がここだったからね!!」
結月「…もしかして私のために一生懸命調べてくれたの?」
悪戯っぽく笑って冗談を言ってみれば自信満々だったその顔はフリーズしてしまった。
結月「……え」
__**ドォオン**
花火が打ち上がったようで私たちの姿を空が照らす。
遠くから人々の歓声が聞こえ、上を見上げたらすごく綺麗な花火があるのだろうがそれどころではない。
結月「…図星?」
目の前の肩はビクッと震えそのまま地面にズルズルと降りてしまった。
一歌「__…別に…友達と初めて見る花火に気合い入れたっていいじゃん…__」
思わずバッとしゃがみ込み下から覗きこめばそこには茹でダコのように真っ赤になった顔が見えて
_目が合った
一歌「あんま見ないでよ…」
その時の一歌の顔はどの花火よりも綺麗だったと思う。
そして、私の心臓を大きく動かした
**ドォオン!!!**
結月「____」
一歌「…え」
花火の音でかき消されてしまったが、一歌には聞こえていたと思う。
だがこんなタイミングで都合よく鳴り響く花火をこれ以上憎たらしく思ったことはない
結月「だから…」
結月「_付き合ってください」
こんな、人生初の告白の時に
一歌「え え…?」
突然の告白に驚いたのか目の前の可愛らしいまだ友達は慌てふためいていて
そんな姿も可愛いと思えてしまうのはさすが惚れた弱みと言うべきか。
いや、もう随分前から私は彼女に惚れていたのかもしれない。
初めて会った、あの時から
結月「…返事を聞きたいんだけど」
一歌「ぁ…」
まだ考えがまとまらないのかしばらく口をパクパクしていたが、やがて一歌は覚悟を決めた顔でこちらを見た。
一歌「その…すっごく嬉しい…し、こうゆう時にどんな返事をしていいか分からない…けど」
_ごめんなさい
その一言で世界が壊れる音がした。
結月「…どうして?」
一歌「どうしてって…なんか…私たちは学生だし、まだ早いってゆうか…」
結月「早くなんてないでしょ。同い年で付き合ってる子たちなんて星の数ほどいるよ」
一歌「結月にはもっといい相手がいると思うし…」
結月「私は一歌を選んだ。一歌以外で付き合いたい人なんて居ないよ。」
一歌「女の子どうしだし…!」
結月「別に同性でも付き合うことぐらいはできる。全員が全員男女で付き合っている訳じゃない。」
一歌「その…」
結月「…嫌なら嫌っていいなよ」
自分のものとは信じられないほど冷たい声が出た
一歌「ちがっ…!嫌って訳じゃ…!」
結月「ここまで言い訳されてると、もうそれ以外に考えられないよ。」
結月「…そうだよね。急にこんなこと言われても困るよね。相手はただの同級生でしかないんだし」
一歌「結月のことは友達だと思ってるよ!」
結月「それ以上にはなれないんだ?」
一歌「っ…」
分かってる。友達に付き合ってだなんて馬鹿なことを言ったのは私だ。こんなのフラれたことによる逆ギレでしかない。
だけど
この年頃にごめんなさいのショックは大きかった
結月「…ごめん。困るよね」
一歌「まっ…」
結月「帰る」
一歌「…結月っ!」
そのまま何も言わずに走る。
初めて呼んでくれた名前さえも振り切って。
夏音「わっ!え!?」
途中で自転車を息切れしながら一人で漕いでいる女の子と会ったが足を止めることはない
_背後で聞こえる花火の音が、とても耳障りに感じた。
すまんとろしゃけ!君の小説にあんなシーンは無かったけどどうしてもやりたかったんだ…!