編集者:キンポウゲ
一応異世界転生っぽいのでタグつけてます。
あらすじを載せておきます
_______________________
〜ある世界での出来事〜
私はエマに最近知った噂を話した。すると好奇心旺盛なエマはすぐに食いついた。
「こことは違って魔法がない世界に行ける魔法!?私、行ってみたい!!」
こんな風に私の噂話を楽しそうに聞いてくれるエマが可愛くて、いつも噂話をしてしまう。ほんと、エマは素直だな〜。今すぐに確かめに行きそう。
「でも噂だし誰かが作った嘘だと思うよ〜。」
するとエマはしばらく図星を突かれたような顔をしたあと、またすぐに笑顔になった。
「でも、そんなの聞いたら試すしかないよね!!早速試してくる!!」
……もう行っちゃった。まあ、エマの好奇心が聞くだけじゃ収まらないのは今に始まった事じゃないし。どうせ今回も嘘だったって笑って帰ってくるでしょ。
そんなよくある青春のひとときから世界中を巻き込む大冒険が始まるとは、誰も、夢にも思わなかった。
続きを読む
読み方
1話ずつ表示します。
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
魔女⭐︎マジック プロローグ
「エマ、こんな噂はどう?その噂によると、こことは違う、魔法のない世界があるんだって。その世界に行くためには、図書館の中にある、背に何も書かれていない、赤い本を開いて、魔法陣を起動させる。そしたら、その世界の住人と入れ替わることができるらしいよ」
もし、魔法がない世界があったら、どんな世界なんだろう……!
私、魔法使い見習いのエマ。楽しいことが大大大大大好き!だから根も葉もない噂だったとしてもアンの噂話を聞くのが大好きだ。その呪文の唱え方、誰から噂を聞いたか、どんな世界だったか……。そんな、他の人にはただのくだらないうわさも、私にとっては最高の娯楽となる。
魔法がない世界に行ける魔法……。これは、試さなくっちゃ!
今すぐにでも試しに行こうとしそうなエマを見てエマの興奮をおさめるようにアンは言う。
「でも噂だし、誰かが作った嘘だと思うよ〜」
ゔっ……。確かに、アンの噂話が本当だったことは本当に少なかった。
……で、でも本当に少しだけどほんとだったことがあるし、今回のが本当なのかどうなのかを知るためにも、試さないとわからないよね。
……よし、試しに行こう!!
「でも、そんなの聞いたら試すしかないよね!!早速試してくる!!」
エマは友人の呆れた顔も気にせず、一目さんに噂を確かめるために図書館へ向かった。
え〜と、図書館に来たら背に何も書かれてない、赤い本を探せばいいんだよね。
二十分ぐらい探すとそれらしき本を見つけることができた。思ったより早く見つかってよかった。この前の噂を確かめる時は二時間探して、結局なかったなんてこともあったし。
エマはその本を手に取ると、適当にページを開いた。……って魔法陣大き!!しかも全ページ同じ魔法陣だし!!
どれにしようか十分ぐらい迷った末に、エマは結局1番はじめに開いたページの魔法陣にすることにした。
よし、魔力を込めて……。魔法陣に魔力を込めると、それに反応するように、魔法陣が光っていく。けれど、魔力を込めても込めても魔法陣はびくともしない。……やっぱり嘘だったのかなぁ。
その時、突然花火が目の前で爆発するような強い光が起こった。あまりの強い光に思わずエマは目を閉じてしまった。
エマは強い光を感じなくなると、恐る恐る目を開けた。
すると次の瞬間、エマは魔法のない世界の女子高校生と入れ替わっていた。
ついに始まりました!!
小説を書くのは、下書きやボツを含めないと初めてなので
下手な部分もありますがこれからよろしくお願いします!!
Novel verseには主人公の絵を載せているので見たければ↓
https://novelverse.jp/novel/reader/15696
魔女⭐︎マジック 第一話〜魔法は本当だった〜
ごめんなさいこれが一話です!!
前のはプロローグです!!
「あれ、ここ、どこ……」
!!!目を開けると同時に激しい頭痛に襲われた。痛いっ!何、これっ!!
エマの脳内にこの体の記憶が押し込まれていく。七瀬えま……学校……朝ごはん……たくさんの記憶が押し込まれていく。だが3年前の記憶ぐらいでブツっと痛みと同時に記憶が押し込まれていくのが止まった。
…?なんで止まったんだろう。まあ痛みがなくなったからいいんだけど。
記憶を押し込まれて分かったが、この体の持ち主は七瀬えまという名前で、両親は共働きで家にいないことが多く、今から学校に行く予定だったらしい。
…学校に行く時間早!まだ登校時間の一時間前じゃん!学校は近いしまだ時間はたっぷりあるんだからゆっくりすればいいのに……。
……あれ、もしかして、よく考えたら本当にえまちゃんと入れ替わっちゃったってこと!?それじゃあ、この世界は魔法がないからもう元の世界には帰れないんじゃ……。
そう考えるとかなりまずいことをしてしまった。もう、家族にも、アンにも会えないなんて……。それに、勝手に入れ替わってしまったえまちゃんにも迷惑をかけてしまった……。胸の中が後悔の気持ちでいっぱいになる。ああ、どうしよう……。
……いや、まだ諦めちゃだめだ。とりあえず、魔法が使えるかどうか確かめてみよう。使えたら向こうの世界と連絡が取れるかもしれないし……。
この世界には魔法がないはずなのに、この体には、私と同じぐらいの魔力のようなものが感じられる。それが魔力である確証はないんだけど。
エマは火の魔法を使ってみることにした。
お願い……!使えて!
「イグニス!」
そうエマが唱えた瞬間、人差し指から小さな炎が出た。
……あれ!?使えた!?使えちゃったよ!?え!?
なんだかあっけなく使えてしまったせいか深刻に考えすぎていた気分になった。(実際深刻なんだけどね)
……ふぅ〜!!よかったあ!!全くびっくりさせないでよね!!ああよかった〜!!
さっきまですごく後悔で埋め尽くされていたのはどこへやら。もう少し反省した方がいいんじゃないかと我ながら思う。
……それなら連絡魔法も使えるよね?
「ティアテレフォン アン」
……
……
……
どうやら連絡魔法は使えないらしい。まあ、確かにあっちの世界でも、現在地があまりにも離れていたら、使えなかったし。……。
……本当にどうしようか。少し不安になってきた。よし、何か使えそうなものがないか、えまちゃんの記憶を探ってみよう。……給食、は使えないよね。……ていうかぼっちめし多いな……。……ん?なんか変な板見てる……。え?この板、いろんなものが見える!!!すごいすごーい!!知らない人の顔写真や、曲、新聞みたいな記事が載ってるのもある!!!
この板、もしかしたら連絡ができるんじゃ……!?そう考えるとなんだか気がだいぶ楽になった。ああ、未来に少し希望が出てきたよ。
私はこの板を当てにすることに決めた。神さま!!お願いします!!この板で、元の世界に戻れますように!!
さすがにスマホを当てにしたところまで書くのは長いですかね…?
一旦ここで切っておきます。
それではまた明日更新します!
第二話 不思議な板と遅刻のプロ
……。
神様、苦しい時だけ神様を頼るのは良くないなとは思うんだけどさ、一個だけ教えて欲しい。
「不思議な板はどこにあるの!?」
私は、不思議な板を当てにすることにしてから、えまちゃんの記憶を辿った。どうやら、机の上に置いたらしい。私は早速机の上を見た。……ない。なんで!?私は机の上を二度見、三度見、四度見……。何度も見た。それでも見つからない。
えまちゃんの記憶には確かに机の上に置いてあるのに……。私の顔がサァーと青ざめていく。不思議な板を頼ろうって時に、まさかそれが見つからないなんてだれも思わないよね!?私の頭の中で、不思議な板作戦 the endという文字がチカチカ点滅する。いや、まだ諦めちゃダメだ!!うん、もう一度見てみよう。
今度は時間をかけて、丁寧にゆっくりと見た。
……どんなふうにみようが何度見たって机の上にないのが事実だ。不思議な板は諦めきれないけれど、諦めるしかない。……うん、きりかえよう。
私は、他に何か使えそうなものがないか詰め込まれた記憶を思い出していく。えっと、七瀬えまでしょ、朝ごはんでしょ、学校でしょ……。
学校!!遅刻しちゃう!!私は反射的に腕時計を見た。遅刻しそうな時に残り時間を確認するのは遅刻常習犯の基本だよね。(残り時間を確認するこの時間を登校時間に当てるべきなんだろうけど)
時計を見ると、長い針が4、短い針が8ら辺を示している。ええと、確か8時半までに教室で席についてないといけないんだよね。
残り時間、10分!!!
私は残り時間を確認するとえまちゃんの記憶を辿る。家から学校まで徒歩で15分かかるらしい。よし、間に合う!!
私は急いで家を出ると、猛ダッシュで学校へ向かった。まわりの景色を楽しんでいる暇はない!!景色が次々とうつりかわっていく。
しばらく走っていると、目の前に大きな建物が見えた。これがえまちゃんの学校らしい。おっと、ここで急いで門を通るのは遅刻のプロとして言わせてもらうけど、大変よろしくない。遅刻しそうになったことまで隠して何事もなかったかのように振る舞うのがプロだ。急いで門を通ると門を見張っている生活指導に呼び出されてしまう。
そうならないように、私は裏ルートがないか門を通る前に学校に関する記憶を確認する。ええと、四年連続皆勤賞じゃなくって、道中のパン屋さんが潰れたのもどうでもよくて……。
まずい!!えまちゃんが優等生すぎて裏ルートについての情報が一つもない!!
こうなったら強行突破だ。後で生活指導に呼び出されることは確実だが、仕方ない。ごめんね、えまちゃん!!
私は精一杯力を振り絞って、全力ダッシュで校門を抜けていく。途中、おそらく生活指導であろう先生のおい!!戻ってこい!!という怒鳴り声が聞こえたが、聞こえない聞こえない。
よし!!校舎に入った!!このまま教室までダッシュだ!!
学校のルール代表『廊下を走るな』を見事に破りながら私は教室まで向かう。
あっ!!2ーAの表札!!教室が見えた!!間に合えー!!
私は勢いよくドアを開けてすぐに時計を見る。8時30分ぴったりを示していた。よし!!間に合ったぁ!!セーフ!!えまちゃん、5年連続皆勤賞は守ったよ!!
私は急いで席に着いた。席に着くまでが遅刻のプロの鉄則だよね。
そうして、朝のHRが始まった。どうやら朝、校内や通学路を走って登校した大馬鹿者がいたらしい。
みんなの視線が、私に集まる。
……私は何も知らないよ?
先生はそんなエマの白々しい顔を見てこういった。
「ああ、そうだ。七瀬、生活指導の先生がよんでいたぞ。後で職員室に行きなさい。」
職員室に呼び出されたエマはこってり怒られ、エマの努力は虚しく、今回のことは遅刻扱いになったとさ。
……とほほ、えまちゃん、ごめんよ。
今回はほぼ、エマちゃんの遅刻回避の話になってしまいましたね。
スマホは思っていたより書けませんでした(前回あれだけ言っていたのに!?)
次はちゃんと物語が進むのでご安心ください。
それでは!